カの類。ナミテントウ。鱗翅幼虫。

 放課後の部活動付き添い。「コミセン」である。
 
 17時20分。体育館を抜けだしてカメラを持ってフラフラする。

 夕日に蚊柱が立つ。

 もちろんねえ。同定できません。この小型の蚊が沢山出てきている。
 それに対して,クロカワゲラはよほど減ってきている。
 
 啓蟄組。

 露出オーバーナミテントウ。9mm。この日もう1頭,黒字に赤点型。
 アブラムシなんてまだ出てこないだろうから,何か別の虫(ユスリカとか)を補食しているに違いないが,当て推量である。日中に時間をかけて追いかけていけば観察できるはず。
 

 科のレベルで分からない。ヒトリガ系かケンモン系か。まだハンドブックを未購入なのである。ごめんなさい。
 
 あー,ごちゃごちゃだ。

 共食いではないから交尾である。でも多い。頭や翅が3頭分ある。オドリバエではないから純粋に3頭である。

 つまり……。2頭が交尾しているところにもう1頭が馬乗りになっているらしい。ハムシとかでは同趣旨の画像をよく見かける。

 この後,向きを変えて撮ろうとすると驚いたのか壁から転げ落ちて,3頭がばらばらになってしまった。乱交パーティーは解散である。
 昆虫においては成虫はほとんど生殖のためだけのステージである。今回は3頭目(真ん中のやつ)は全くのハズレのポジションだ。とっとと離脱して他の♀を探した方が賢明であって,彼はわたしに感謝すべきである。
 
 というわけで,もういいや。体育館へ戻ろう。