yyzz2;虫撮記【虫画像・他】

昨年までは虫撮りの記録および虫の話題です。

苫小牧から転勤して,現在は遠軽町で活動……していません。

HPはhttp://yyzz2.sakura.ne.jp/。Twitterは更新連絡と愚痴。https://twitter.com/yyzz22

現在,心ならずも完全不定期に陥っています。

17-01-23(月)

[]生存報告および近況報告。「みちのく会」宣伝。 生存報告および近況報告。「みちのく会」宣伝。を含むブックマーク 生存報告および近況報告。「みちのく会」宣伝。のブックマークコメント

 時が流れる,お城が見える。1月後半から2月の時期はたいてい神経がおかしい。集中して何かすることはほとんどできない。本が読めないのでインプットもできない。職場では給金泥棒でしかない。

 

 虫のことは進めている。少しずつだけ。

 1月13日には北大に行って,『TINEA』や『大妻女子大家政学部紀要』の井上寛ナミシャク記載論文のバックナンバーコピーをとってきた。農学部はセキュリティがおおらかで,名前も住所も申告しないまま,書庫で本を探してコピーをとることができた。そしてコピーの半分を機械のところに置き忘れてきた。

 キャンパス内はセンター試験の受検生がうろうろしていた。35年前はわたしもその中の一人だった。もうほとんど何も憶えていない。

 

 「みちのく会」出席の葉書を出した。今年は岩手の盛岡である。でも身内が関西でホスピスに入ったりしているのでどうなるか分からない。特殊な蛾屋をやっているので,正しい蛾屋との交流の機会を逃したくないのが本音である。

 「みちのく会」の案内はまだ「日本蛾類学会」のトピックスには出ていない。2月25日(土)昼過ぎ〜26日(日)正午くらいまで。岩手盛岡「エスポワールいわて」で。

 HP下段のところのメールで参加希望を送ってもらえば,わたしが幹事に取り次ぎます。〆切りは今週。

 

[]Asthena属・Baptria属更新。 Asthena属・Baptria属更新。を含むブックマーク Asthena属・Baptria属更新。のブックマークコメント

 HPの更新。

  • Asthena属
    • いわゆる「シロナミシャク」の類。蛾は「茶地味」「縞地味」「灰地味」「白地味」といろいろと地味なのだけども,シロナミシャクは白地味。波線はあるのだけども色が淡い。眼視ではなんだか分からない。白っぽい薄茶色のものが壁に貼り付いているだけである。
  • Baptria属
    • ヒュブナーの命名。意図はよく分からない。原記載文には翅のことしか記述されていない。近い単語を調べると「潜水者」などと書いてある。要するにキリスト教の「バプテスマ」と同根の言葉である。
    • この蛾が「荒野のヨハネ」や「再洗礼派」と関係あるとは考えにくい。せいぜい洗礼式の「神父の服の色」程度のものである。でも洗礼式でなくとも彼らは黒服を着ていそうなものではある。
    • ギリシア語の『レキシコン』では,“Baptria”の語が出ていて「of Baptês」とある。それじゃあ“Baptês”とは何かというと,「潜水」および「Cottytoの祭儀の信者」とある。コチュトというのは,古代ギリシアのトラキアの地方神。アテネではディオニュソス信仰に似たスタイルの裏街道の宗教になっており,この祭儀の時に信者が沐浴を行ったことから「バプトリア」とよばれたらしい。「これが洗礼の起源である」というつもりは一つもない。もちろん,わたしが宗教ネタが好きだというだけで,蛾との関連があるのかないのかは不明である。
    • 単純に前翅の白帯を水に見立てただけかもしれない。分からない。
    • ところで,この蛾はフィンランドゆかりの蛾で(フィンランドでは“Nunnamittari 修道女のシャクガ”とよぶ。黒いからだろうね),フィンランド鱗翅学会のエンブレム(サイトの右上注目)および会報のタイトル『Baptria』に用いられている。「日本蛾類学会会報」が『TINEA』(イガ)だったりするようなものである。蛾屋さんのセンスは共通してこういうものらしい。

北の国から北の国から 2017/01/29 15:19 明かりが灯ると、蛾も人も寄ってきます、から。更新お疲れさまです。

yyzz2yyzz2 2017/01/30 19:26 >北の国さま
どうもありがとうございます。
「自らを灯明となせ,怠らず努めよ」ですね。

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