とびだせ ユズアメの森

ゲーム、ガジェット、手芸中心のお絵描き雑記ブログです

映画けいおん!観てきた

律ちゃん輝きすぎ 律ちゃん輝きすぎ

というわけで映画けいおん!観てきました。よくも悪くもけいおんでした。
この「よくも悪くもいつもの」というのはそれなりに褒め言葉です。わたしのけいおんの評価は、「流行ってるから話題についていきたくて観てる」「原作の漫画はまったくおもしろくないと思ってる」「でもアニメは、なんかこう自分の女子高生の頃を思い出してときどきめちゃめちゃいいんだよね・・・」って感じです。一番高まってたときの記事はこれ:
yzuame.hatenablog.com


が、高まりすぎてて今読むと意味がよくわからんですが・・・

で、映画に関しては、やはり思い出し共感がズビシときた感がありました。例えば(以下ネタバレ注)


  • まず卒業旅行っていうテンションがいいんだよー
  • 海外旅行の早朝の、荷物転がして集合する、朝だからローだけどなんだかんだでハイなあの感じ。
  • 行きの飛行機の中や、帰りの空港に向かうタクシーの中の「みんなと一緒だけど一人な瞬間」の切り出し方。はっとした。
  • カメラは愛用のLOMOを持ってきて、まず空を撮るサブカル女子高生の感性(ごめん、わたしもあのカメラ持ってた口だよ・・・)
  • 一人のしっかり者による日程管理/一人だけ空港でトランク行方不明/くつずれ/誰かが念のため持ってきた日本食に救われる/買い食いが楽しい/帰りの飛行機ギリギリ・・このあたりはもう、作った人にじぶんの卒業旅行みられてたのかとすら思える

女子の、共通感覚なんでしょうかね。ぞくぞくするねぇ。

「あーわかるわかる!わかるよぅ!」とばしばしたたきたくなる感じは、ほかの深夜アニメだとあまり感じないんですよね。WORKINGとかまどか☆マギカも好きなのですが。そんな共感が十二分につまったこの映画、いつものけいおん!。唯の「特別壮大なことをしなくてもいい」「いつものわたしたちでいい」というメッセージとともに納得です。

そして一緒に観た人にこんな感想をまくしたてた上で、映画のどこが一番よかった?高まった?てきくと


あずにゃんのジト目かなー」と。


えええー。うーむ。やっぱり男性ファンと女性ファンは観ている箇所が違うんだよなぁと思いました。