宇宙エンジンで、というか自分が歌詞を作るときは、何かの具体的な事件や事故みたいなものを題材にすることはない、というかできない。何かの感情を表現したりということもしない、というかできない。歌いたいと思った言葉しか歌えないから。その基準は自分にもわからない。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906282165230383104
検証すれば象徴主義的な言葉が多いけど、ではそういうものを表現したいかというとそういうわけでもない。「無意味」を表現しようというニヒリスティック（裏返せば楽天的）な、メタな意図もない。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906283317133099010
あえていうなら「表現したいものを探している」のかもしれない。文学ではなく、歌という音楽の中における言葉の世界みたいなものを。歌の中の言葉は文学とは違う。それは肉声で歌われることを前提としているから。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906284133755740161
先日押入れを整理していたら、売り飛ばしたかと思っていた柴田和志akaチャー坊の詩集が出てきた。正直言って、中学生の落書きノートを見るような内容で、本文は素面では読めたものではなかったが、これが彼の肉声で歌われると実に生き生きを動き出すから不思議だ。それが歌というものなんだろう。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906285694632435712
ちなみに、この本で一番いいのは彼のお姉さんによるあとがき。ものすごく家族に愛されていたんだなというのがしみじみ伝わってきて、涙腺が緩む。この文のためにこの本を持ち続けているようなものかもしれないな。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906286260460822528
金子寿徳氏が自らの曲の一節について「みんな、『どこまでも行こう』と勘違いしてるみたいだけど、『どこまで行こう』なんだよ。『どこまでも行くぞ。』という意思の表明でなく、『自分はどこまで行ってしまうのか。』という不安みたいなものを歌ってるんだよ。」と言っていた。本当に共感している。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906287550947516416
というわけで！2017.9.9 本日、大久保ひかりのうまで宇宙エンジンのライブがあります！本日はよそでもたくさんの面白い企画が目白押しですが、私の言葉に何かを感じてられて、ご都合のつく方は是非いらしてくださいね！
https://twitter.com/pukka_white14/status/906289269185982465
そうそう、思い出した、自分の歌を作る時の姿勢って、短歌や俳句というのが一番近いかもしれない。いわゆる詩では絶対にない。
(あえていうなら「表現したいものを探している」のかもしれない。文学ではなく、歌という音楽の中における言葉の世界みたいなものを。歌の中の言葉は文学とは違う。それは肉声で歌われることを前提としているから。)
https://twitter.com/pukka_white14/status/906290005487755264
実は密かに（って、前も公言してるけど）シンパシーを感じているのがギターウルフの詞。あの抽象度の高さのスキルはすごいと思う。それをサイケとかフォーキーでなく、ガレージパンクに乗せるというところが彼ら、というかセイジさんの真骨頂だと思う。そんなこと言う人いないけどね。
https://twitter.com/pukka_white14/status/906291227984781312
あと、もう一つの信条は他人の存在を否定したり、ネガティヴな感情を掻き立てるような言葉は使いたくないということ。歌、音楽はそういうことに手段に使うのではなく、聞く人の心を照らすものだと思うから。また。その力があると信じているから。
(そうそう、思い出した、自分の歌を作る時の姿勢って、短歌や俳句というのが一番近いかもしれない。いわゆる詩では絶対にない。)
https://twitter.com/pukka_white14/status/906302219137441792
そういった観点から、ノン・バンド、ノンさんの歌、言葉はいつも凄いと思ってるし、共感している。本日はノン・バンド、東高円寺UFOクラブでライブ。盛況をお祈りしています！
https://twitter.com/pukka_white14/status/906303073886232576
