日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

再び、根岸から本牧を散策して

8時過ぎ起床、今日もお汁粉を食べて、なんだかんだと昼前。さて、今日も天気がよいので、また根岸の山のほうへ行ってみよう。以前、何気なく迷い込んだ根岸のあたり、細い道が住宅街に縦横に走っていて、まさに『迷い込んだ』という感じだったのだけれど、あの時はマトモな地図も無く消化不良だったので…
根岸の山は奥深く - 日毎に敵と懶惰に戦う
自転車で出発。うう、天気は良いけど風が冷たいなあ。伊勢佐木町ダイソーで手袋購入、有隣堂で地図を物色。国土地理院の『1万分の1地形図 関内』が、みなとみらいから黄金町方面、本牧、根岸まで、普段徘徊する地域をぴったりカバーしていて、ワタシの住まいもこの中に納まっていて、実にすばらしい。これさえあれば大丈夫だ。450円也で購入し、準備は万全、さあ出かけよう。
横浜橋商店街にほど近いところには、こんな角打ちがあったりしまして

三吉橋の奥、八幡町の名物はこの『磯村屋』

旧・恰幅の良い彼〜横浜橋B級グルメ2〜
50年以上前からやっているやきそばの店で、学校帰りの子供が寄りそうな、あるいは昼日中からいい大人が酒を飲んでいそうな…。という店。お酒は出ず、ストイックにやきそばとおでん。『三色』という、肉とたまごとポテトの入ったやきそばは『中』サイズで350円、とってもリーズナブル。ヤキソバの出来上がり頃におでんも選んで、よくしみてる大根とちくわぶを。おでんは一つ80円、鳥皮とかも美味そうだったなあ…。やきそばは、おばあちゃんが作っている。

店内の雰囲気が凄く良くて、なんだかのんびりとしている。去年の6月にジェロがラジオの取材で来ていて、なんて話しをしていた。やきそばはもっと如何にもな“ソースやきそば”なのかな、と思ったけれど、細麺で思いのほか上品な味だった。うまいです。
さて、ここからは地図を頼りに山の方へ。山羊坂という、急階段を上って

平楽中学校に出る。ここから、また細い道に入ってみましょう。





こんな感じで、車の通れる道、通れない道、私道でもなさそうな道が、住宅密集地に縦横無尽に走っている。傾斜地なのでこういう事になるのですね。そしてこのあたりは寺も多いのだけれど、こんなものもある

中国人墓地で、中には立派な地蔵王廟があり


横浜市文化財に指定されている。とにかくこのあたりは中国の人が多いので。管理人さんが、お正月は大変な混雑でしたよ、旧正月と同じくらい、なんて言っていた。廟まではいいかもしれないけれど

墓地のほうまでいく場合は、管理人さんに一言断ったほうが良さそうです
さて、もうちょっと進むと、根岸森林公園があり

少し脇道に入ると、山手の高級住宅街になる。立派なお宅ばかり。山手駅を通り過ぎて、さらに東へ。坂道は上ったり下ったり。学校も多いね。こんな不思議な名前の通りがあって

なんなのだろう?と思ったら、とても広いグラウンドがあった。
http://www.ycac.net/
こういう組織なのですね。『明治元年に設立し、135年の歴史を誇るYC&ACは、在日外国人を中心に活動するヨーロッパ型のスポーツクラブ』であるとのこと。さすが、山手のほうにはこういうものがあるんだな…。グラウンドを過ぎたあたりで、おお、海が見える!

住宅街も、なんだか日本離れしている…

そしてさらに進むと『本牧山頂公園』がある。よく整備された公園で、根岸森林公園のほうが緑ははるかに多いけれど、こちらは海の眺めがよいのです。展望台に上ると、きりんさん(クレーン)とか、よく見えますです




犬の散歩をさせている人が多い公園だった。マイカル本牧からも歩いてすぐ。ただ、眺めはまあ良かったのだけれど、思ったよりもせん望が開けていないような気がした。この公園自体、もうちょっと西に拡張させている最中みたいで、もう少し西からのほうが、ダイナミックな海の景観が楽しめるかもしれないなあ、と思いました。