日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

都内ぶらぶら、ギャラリー・間のスタジオ・ムンバイ展が良い

本日もお休み…朝飯においしいパンケーキを食べに行きまして

新宿の伊勢丹へ。今日から伊勢丹新宿店の沖縄物産展。
伊勢丹のホームページ
瑞泉がいろんな古酒の量り売りなど品揃えが豊富。御酒の2007年詰めの古酒(35°)と、瑞泉の三日麹原酒(53°)を買いました。本物の紅型とか、衣料関係も充実してたなー。屋上では、オリオンビールのビアガーデンもあるみたい。
その後、東京オペラシティアートギャラリーへ。所蔵品展だけなら200円で入れます。難波田龍起45点、舟越保武24点の充実した内容。近江楽堂の舟越保武の2体のブロンズ像も見ることができました

8月3日も、11:30〜16:30で公開してるそうです、近江楽堂。 その後、六本木ヒルズへ。イケヤン展で見た、石黒剛一郎の青磁が素敵。

徳利と猪口、2つで1万ちょいだった、欲しい…。青磁ってロストテクノロジーと言われているものもありますが、あれは原理がわからなくて再現が無理なのか?そんな手間や工数がかけられないという話?なのかな?
その後に行ったギャラリー・間のスタジオ・ムンバイ展が非常に良かった。
スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS|展覧会について|TOTOギャラリー・間
所謂建築展のイメージを覆され、理解して読み解くまでだいぶ時間がかかる。カルチャーショックという言葉が相応しい。有機集合的な建築家と熟練職人の集団が作り出すインドの風土に寄り添った建築は、基礎、壁、調度まで職人達の手によって一体化されている。

展示のタイトル『PRAXIS』は、理論、知識、技能を実演、実行、体現、実現すること。インドの風景風習の写真や映像、試行錯誤の大型模型、職人達によるプロトタイプの数々、部材、工具…あらゆるものがみっちり詰まった展示空間に圧倒される。

スタジオ・ムンバイの『理念から実行にいたるまでの道程』をまさに体感できる非常に力の入った展覧会で、建築に興味のある人に限らず、文化的なショックを受けるような展示だと思う。見逃すと勿体無い。9月22日までなので、是非

国立近代美術館の中庭で開催される『夏の庭』もスタジオ・ムンバイによるもので、ビールが飲めたりするみたいなので、これも楽しみです。
http://www.momat.go.jp/momat60/studiomumbai/
帰宅して、夏野菜のカレーを作っていただきます
在華坊(@zaikabou)/2012年07月25日 - Twilog