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zames_makiの日記

2009-03-02

「煉瓦女工」(1940)

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公開:1946.02.14 製作は1940年(検閲で公開不許可になったため) 7巻 1,721m 63分 白黒

製作=南旺映画 配給=松竹 63分 監督:千葉泰樹 撮影:中井朝一 原作:野沢富美子

出演:矢口陽子、宇野重吉三島雅夫、徳川夢声

...横浜鶴見の運河沿いの長屋に暮らす貧しい人々の生活を、少女(矢口)の視線で捉えた千葉泰樹の作品。戦争直前の時勢にあって、日本人と朝鮮人一家との暖かい交流を描いたことも珍しい。検閲によって上映を阻まれ、戦後の1946年になって公開された。

2007.3.3フィルムセンターで上映


感想:戦中の作品でありながら、内容が日韓の庶民の交流をあたたかく描いた、当時としては珍しい作品です。日本版「どん底」といった感じで貧しい長屋の庶民たちの暮らしぶりを描いています。韓国人との交流が出てくるのは、映画の後半になってからです。どの家庭も貧しさの中で強く生きていきていますが、特にこの韓国人一家はひたむきに明るいのです。貧しい家族を抱える日本人の女工の娘が、夜学の友だちの韓国人少女と仲良しになって、その自宅に遊びに来るように誘われます。家族は暖かく歓迎してくれて、なけなしの卵を出して料理して精一杯のもてなしをしてくれる。この映画を見て、昔は貧しかったんだなあ、といった同情の念よりも、貧しいゆえに支え合って生きていける家族の姿に感動しました。

k24k24 2009/05/16 12:27 上記URLのブログにこの作品と、『君と僕』1941年・日夏英太郎にリンクを貼らせていただいています。よろしくお願いします。
                 k24拝

 追伸、不都合があれば
http://kenkyusho.blog.shinobi.jp/Entry/1/
に記した、メルアドまでご一報いただければ、
本運用までに、削除させていただきます。

 勝手な、お願いで申し訳ありません・・・・

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