黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

石見神楽左鐙社中岡山公演のお知らせ

石見神楽左鐙社中(いわみかぐらさぶみしゃちゅう )
4月17日(土)岡山県天神山文化プラザにて
開場9:30 開演 10:20〜15:00
前売り1000円 当日1300円 小学生以下割引有り

松琴寺でのお花見ライブ会場でギタリストのすみちゃんから誘われましたが、土曜日の朝から午後の公演なので私はいけませんが興味深い演目なのでここでご紹介させていただきます。
石見神楽は激しい囃子とダイナミックな舞(踊りだね)が特徴で大衆芸能の原点ともいえる。左鐙は、さぶみと読む。津和野町左鐙地域の社中である。
午前の演目、塵輪(じんりん)、黒塚(くろづか)
午後の演目、天神(てんじん)、恵比須(えびす)、大蛇(おろち)
今回どれも神楽の代表的な演目で、天神は大宰府に左遷された菅原道真が神となって時平を成敗するという内容。石見神楽の中でも特に激しい舞として知られ衣装の早変わりも特徴である。恵比須は釣り好きの神とされるえびす神が鯛釣りをする様子を神楽化したもの、大蛇は「石見神楽の華」と称されるほどの花形演目。午前の部黒塚はいわゆる「悪狐伝」で、偶然にもこの一月新橋演舞場市川右近演ずる鬼女を観たばかりである。これは那須野ヶ原で旅人を襲っては喰っていた女狐が改心しようとした矢先、行者にその正体を見破られ再び鬼女となり退治されるというもの悲しい物語。長い話なのでどの部分が演じられるかはわからないが一見の価値がある。