黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

つけ麺大将@北区中山下

トマト+焼チーズ つけ麺850円 
つけ麺大将におけるトマトつけ麺の推移。

2004年夏 初登場したトマトつけ麺。薬味や具材は魚介系と同じで付け汁にトマトが入っている。見た目は魚介系のつけ麺とあまり変わらなかった。


当時の感想「カットされたトマトが入っている。汁だけ掬ってみると淡い酸味にトマトの風味を感じる。これだと漁粉は要らないな。トマトが負けてしまう。トマトの赤い色が強調されて、もっとトマト・トマトしてもいいのにね。「トマト入ってます」では特徴が捉えられなかった。これからの進化を期待しよう。」
このころは「一杯にトマト一個丸ごと入ってます」が売りだった。実際にそうだったんだろうが、一個では不足だったわけだ。

2015年1月。余計なものを省きトマトの濃厚さだけを追求した結果、シンプルになり濃厚になった。

箸が立つほどではないが大胆な粘度だ。


当初のトマト入ってます的な希薄なスープから、2015年2月こんかぎり濃厚トマト・スープへ大変身を遂げて数ヶ月。単にイタリアンの模倣ではなく、和テイストも加わって節粉とトマトがいい塩梅に融合している。

2016年4月。トマトと節のバランスがよくつけ麺喰ってる感が強くなった。麺はつけ麺専用粉傾奇者(かぶきもの)を使った佐々木製麺製。この特注麺は美味いし、途中でレモンを搾るとさわやかに変身。

炒めタマネギ増量、2016年6月。現在の形になってきた。

そして、さらなる試行錯誤の末、たどり着いたのがこれ