今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

デッドプール(IMAX上映ver.)


R15+ながら、本国アメリカで大ヒットだというヒーロー物。ヒーローが必ずしも清廉である必要もなく、かと言ってダークサイドに落ちてるわけでもない、あくまで、個人的な事情で悪をやっつけてる世間的にはちっちゃめのヒーロー「デッドプール


公開を来週に控え、IMAX上映での試写会にて鑑賞。


まずオープニングから笑わせてくれる。監督もスタッフも結構イカレちゃってる人たちらしい(笑…観た人にしか分からない‼)、唯一、脚本だけはまともな人物の手になるものらしい(笑)という推測ができる‼


ぼんやりしてたら、最初の面白いとこを見逃しちゃうから、観に行く予定の人は気をつけましょう(ง •̀_•́)ง


オープニングのスローモーション映像は、本編で最初に描かれるデッドプールの悪者退治の一場面だ。高速道路の路肩の柵に座って目指す相手がやって来るのを待ってる姿はとてもヒーローじゃない、ただのオッサン。


ところが、復讐のために殺してやりたい人物がやって来ると、とんでもない殺人マシーンになってしまう。


でも、そんな彼の能力をただの個人的な復讐に費やすなんて勿体ないと思ってくれるXマンたちがいる。


なぜ彼はXマン並みの覆面ヒーローになり、なぜ彼のボディ・スーツが赤いのか、なぜ彼は同じ超人への復讐を誓っているのか…


お話は2年前に遡り、現在の彼の謎が明かされる。


かなりヤバい状況に追い込まれても、現実を認識できないのか、尋常じゃなく前向きなのか、デッドプールは口を閉じることが無く、テンポ良く軽口を叩く。


口は災いの元っていうし、どんどん自らヤバい状況に落ちてってる気がするんだけどなぁ(汗)


お話は回想や過去に逆戻りなどあるんだけど、混乱することもない。またお話だけじゃなく、アクションのテンポも良い。


なんだか自信過剰になっちゃったヒーローは、実は人体実験の結果、Xマンに変貌を遂げたのだ。余命わずかだったガンを克服するために悪魔と取引きをした結果なのだ。


その結果、病気は治ったが、体中の皮膚がただれ、かつての顔とは違ってしまった。だから、命が助かったのに、愛する女性の元へ戻ることもできない。


普段は自信過剰で減らず口の彼が、街を歩く彼女を見つけても遠くから見守るだけだ。自分といることが彼女に
不幸をもたらすかもしれないから。


大胆で、傲慢で、結構やなヤツが何を言ってるかって感じなんだけど(汗)


段々とヒーローとしての心根もしっかりしてきて、全編通して、なかなかエグい場面もありますが(汗)、でも面白い映画であることは間違いありません~~~‼


みんなのヒーローにはなれないヒーローのお話。


ところで、心踊らせて期待値MAXだったIMAX効果について…


初めてIMAXを体験したんだけど、確かに音は自分のすぐ近くで感じ取ることは出来たけど、これって「ドルビー・アトモス」だよね?


前面スクリーン壁いっぱいに映し出される映像。これって「TCX」じゃん‼TOHOシネマズ日本橋のはなかなかの迫力だった。


でも、当然ながら、アクションの動きに合わせて椅子が動くことは無い。IMAXと4DXなら、どっち?っていう好みの問題じゃないだろうか。


観やすい席はどの辺かとスタッフさんに教えて貰って座席を取ったんだけど、中央列より後ろ寄りを勧められて座った席では、大画面の臨場感はさほどでもなかったなぁ。よりクリアな映像らしいんだけど、そう言われればねってレベルで(汗)


つまり結論としては、私みたいに鋭敏な感性を持ってない人間にはあんまりその効果は感じられないってことで╮(๑•́ ₃•̀)╭