出張

 9月に新しい任地へ異動してから、立て続けに出張が入っております。
 11月にサンフランシスコへ。出張期間はまあ当然といえば当然ですが、仕事で終わってしまい、ゴールデンゲートブリッジすら見に行けなったのでした。サンフランシスコには古い友人が住んでいるので、いずれ会いにいかねば、と思っているので、プライベートでも行く機会がきっとあると思うのですが、下手すると出張でしか行かないままに終わる国や街というのもあるのかも知れません。今月はアンカレッジ、シアトル、ポートランドと立て続けに出張がありました。来月も2回ほど出張の予定が入ってます。
 4月にちょっと日本でいろいろやらなければならないことがあるので一時帰国できれば、と思っていますが、まだ上司の許可をとっていません。アフリカから帰るより相当時間は短縮されますが、フライト価格はあまり安くならず、むしろ高いような…。
 まあ元気にやっております。

ゆく河の流れは絶えずして

 世界で一番嫌いなことは当直です。引っ越しはその次くらいに嫌いです。

 というわけで北米某所で絶賛生活の立ち上げ中なのですが、備忘録というか、もしかしたら誰かの役にたつかも知れないというメモ書きというかなんというか。まあ北米某所といっても国がいくつもあるわけでもなく、以下、国をぼかすつもりがあるとは思えない内容の記述をしていますが、まあそのあたりは適当にスルーしておいてください。

 私の仕事は基本的に海外から海外への直接横移動を強いられますので、直前に日本であれこれ準備するというのが非常に難しいです。そして日本においては本人が直接行かなくちゃダメとか、直筆押印の委任状「原本」が必要とかいう場面が多すぎていろいろと詰みます。今回も戸籍謄本だとか、日本での運転履歴の証明、無事故証明だとか、日本の銀行の残高証明だとかいろんなものを準備してくるのが望ましいとか言われていたんですがまあ無理でしたので、結論としては代替策講じたり無視したりしました。

 査証の取得は結果としてはまあそれほど手こずらずにできました。質問項目が多すぎるのと、オンライン申請のサーバが落ちまくるのには辟易しましたが。中東某国時代の同僚たちが、この国の入国やら通過やらで別室連行などをよく経験しているのでビビりまくっており、結果として私もSSSS発券されてました。ランダムの要素もあるといいますが、まあ多分この中東某国滞在歴の要素がでかいような気がしています。前任から経由地まではノーマル発券、経由地から新任地までのチケットのみ'SSSS'表記ということで、最初気付かず、トランジットの際にはじめて気付いてブルーになり、当初はお土産でも買おうかと思っていたのに完全に気分が沈み、ラウンジの隅っこで小っちゃくなりながら、SSSS発券にまつわるあれこれを検索しまくるという不毛なことをしていました。

 結論としては、経由地での登場前に荷物全部見せたくらいで、それ以上のトラブルはありませんでした。冷静に考えると、フライトチケット自体を提示する必要があるのはこの経由地のみで、任国入国手続きで敢えてチケット見せる必要はないんですよね。一度全体のセキュリティチェックは終えている状態で、搭乗前の通路で再度荷物検査、これは私以外のノーマル発券の方々にも行われていました。ただ、この任国行きのフライト以外で経験したことがないので多分目的国の要請なんだとは思います。私のフライトチケットは'SSSS'のところを黄色の蛍光ペンでしっかりチェックされ、荷物検査係にその旨も大声で伝えられました。機内持ち込み手荷物をすべて開いて見せ、体に金属探知機をあてられましたが、それ以上は求められず、'SSSS'の部分にはパンチ穴を開けられ、普通に搭乗できました。

 いつもパスポートに搭乗券を挟んだままにしがちなのですが、このときはカバンにしまい、入国審査には旅券のみ提示、結果として、特に別室行きを命じられることもなく、通過できました。

 新しい職場からのお迎えの方と合流の後、家が決まるまで過ごすホテルへ。なんてないことのないホテルが日本円換算で一泊25,000円もします。この国の物価高と、円安が重なった結果全てが高い。そういう国へ来てしまったのだから仕方無いのだけれども、つい日本円換算してしまい何を買うにも腰が引けてしまいます。

 クレジットヒストリーが無いと何も始まらないこの国ですが、駐在員の多くがANAJALが日本の信用情報を元に、この国のクレヒスゼロでもこの国のクレジットカードを発行してくれるというサービスを使っているようで、ご多分に漏れず私も、査証取得後、早々にANAカードを申し込んでいました。オンラインでの申し込み、必要書類のアップロード、あと指示された電話などが必要。この国に入国した日を起点に2週間程度でカードが届く見込み、というような説明を受けていましたが、入国翌日に職場に初めて訪れたらもう届いていました。その日の昼食くらいまでは日本のカード使っていましたが、その後アクティベーションなどを済ませて現地貨立てカードの使用に切り替えられたのは、余計な手数料を節減するという意味では非常に大きな意味がありました。ちなみにこれは事前にはよくわからなかったことなのですが、ANAの外貨立てカード発行に際しては新しいANAマイレージナンバーは付与されず、既に持っているマイレージナンバーに基づいてマイルが加算されるだけのようです。日本の他のANAカードは発行の都度別のマイレージナンバーが発行されるので、それとは明確に別の仕組みのようです。

 一応この日銀行口座も開設していて、実際にはもっと現金は持っていたものの、とりあえず30万円相当の現地貨を入金していたのですが、いろんな出費が大きく、すぐにもっと入金しておくべきだと後悔したのでした。すぐにでも前任地の銀行口座から生活立ち上げ資金を送金したかったのですが、「国際送金受け取りの設定にタイムラグがあるから数日待て」というよくわからない説明を受けていたので、素直に従いました。

 家の契約については、一軒家を借りたいのかアパートを借りたいのかによって探し方や手続きが若干変わってくるとは思います。アパートを借りる場合は、敢えて仲介業者を挟まなくても、アパート自体がリーシングオフィスを抱え、丸ごと管理しているようなケースも多いので、その場合は素直に直接リーシングオフィスに依頼して内見や申込みをすればよさそうです。ただ、とにかくクレジットヒストリーが無い場合は苦労します。それなりに信頼度は高いと思われる職場に収入証明を発行してもらいましたが、それは必要書類であって十分書類ではなく、最後までしつこく、「直近3か月連続の銀行ステートメント」を要求されました。赴任前に「残高証明」を準備してくるとよいとは言われていましたが、単なる残高証明では苦労しそうでした。金の出入りをみたいようです。

 前任地の銀行のオンラインステートメントは元々英語だったので、一応最新のものを持参したのですが、新しい任国のアパートが求めるほどの金額は出入りしておらず、心もとなかったので、一応それなりのお金が入っている、旧CITIBANK、現SMBC信託銀行(プレスティア)のステートメントをどうにか英語にする算段をして、最新1か月分だけ英語のステートメントを入手し、準備していました。これは、使用言語を英語に変えることで(残念ながら電話オンリーの受付)、以後、マンスリーステートメントが英語で作成されるということを知ったので慌てて手続きしたものです。既に作成済のレポートの言語は変更できないようです。

 結局、日本語でもいいから3か月分のステートメントを提出せよとしつこく言われた結果、プレスティアの他、一応メインで使っている銀行のステートメントを日本語で提出(たまたまマンスリーステートメントが発行される形式の銀行でした)しました。審査の過程をみていると(審査に使われた書類が後日アパートの管理サイトにアップロードされていたのを見た限り)、総残高というよりは毎月の'deposit'の額を計算しているようだったのですが、解約された定期預金の出入りなども'deposit'に計算しているようで、あまり意味のないことをしていましたが、恐らく日本の銀行の仕組みがよくわかっていないのだと思います。

 タイミングとしてはアパートの部屋も結構空いていたのもあったのか、その他いろいろ訳の分からないこと言われながらも、なんとか入居審査は通りました。きちんとクレヒスがある、自国民よりは多めのデポジットを追加で要求されるのが落とし所のようです。ちなみに、私が入居したアパートには、少し前に職場の同僚がアプライしたところ、クレヒス無ければ絶対ダメ、と言われたこともあったようで、いろいろとタイミング次第、担当者次第という気もします。
 
 本当は家具付きアパートで全て完結したいところ、この国ではあまり一般的ではなく、家具レンタルサービスはあるにはあるけれども買って捨てていったほうが圧倒的に安いという価格設定のため断念。そうは言っても寝る場所くらい確保してから引っ越さねばと思い、当初は引っ越しにあわせて家具が届くよう手配することも考えたのですが、職場のほとんどの人が、「予定通りに配送されることはありえないから、やめておいたほうがいい」と言うので、とりあえずエアベッドを事前に買っておいて、それを持ち込んで寝ています。その後同僚から使っていないダイニングテーブルセットを譲ってもらったので、椅子なし生活は脱しましたが、まだその他の家具は買ってません。

 なお、この国で生活するのに関連したIDだとか運転免許証だとかの手続きは、入国後しばらくしてから順次開始し、おおむね手続きが完了しました。ID関連の手続きにおいて、事務所に同行した現地職員によると、普段よりは質問が厳しめだったとのこと。たまたまなのか、別の要因なのかはよくわかりません。SSSS発券のこともあり、割と疑心暗鬼になっています。車社会なので車もそのうち購入するつもりです。同僚たちは中古車を購入しているケースが多いようですが、あんまり在庫も無く、価格も高めなのでしばし検討します。
 
 ANAJALの現地貨立てカードでクレヒスを積み上げた後、別のクレジットカードを作っていくのがこの国に駐在する日本人の一般的コースのようでしたが、そのためには数か月は待たなくてはなりません。Amexは、昔は日本のカード持っていると電話一本で切り替えてくれる、みたいなサービスをやっていたことで有名だった気がしますが、ある友人が何年も前に渡米する際にAmexに聞いたら、そのサービスはだいぶ前に終了したと言われた、そうです。少なくとも現在においては、他国のアメックス利用に基づく信用情報を使って審査してくれるという’Global Transfer’という制度が公式サイトにも記載されています。いろいろ思案した結果、早めにAmexを入手したほうが利点が多いと考え、この仕組みを使って申し込んでみました。あとでいろんな情報追加するのも面倒だと思い、下手に取りたてのID関連情報を追記したせいか、先方でうまく情報照合できなかったようで、結果として、センターに電話をすることを求められました。英語で電話する、という作業を避けたいがための行動が裏目に出たような気もします。電話では、本人確認した後「明日もう一度電話しろ」と言われたのですが、翌日、電話する前にメールで追加資料の提出の指示が来たためにそれに対応したところ、その翌日に審査完了しました。今後カードが送られてくる、らしいです。いろいろ使い道があるので、日本のカードも維持するつもりですが、この国発行のカードは、正直日本のカードを維持するのがバカらしくなるような好条件であることが多いです。

 先日、日記猿人日記才人で繋がって以来の古い友人にこの国で再会しました。前回は日本でお会いしたのですが、その時にも久しぶりの再会だったんだよな、と思いながら古い日記を確認したところ、今回16年ぶりの再会のようでした。16年! 季節感の無い人生をだらだらと送っていて、時間の感覚もよくわからなくなってますが、まあ、私が何をしていようが時は容赦なく流れていっている、ということだけはよくわかりました。

 まだいろいろやらなければならないことはあるのですが、とりあえず生活立ち上げのメモです。

生活の立ち上げ

 中途半端にぼかす意味があるのかどうかよくわからないけれども、なんやかんやで私は今北米某所におります。海外での勤務としては4か国目。
 最初の国はまあいろいろと治安上問題のある国で、住居は強制的に指定されたホテルだったので、ある意味で生活の立ち上げは非常に楽でした。ちなみにこの国にはいまだに一部の荷物がおいたままになっているのですが、取り戻せる日がやってくるのでしょうか。内戦状態がわりと膠着していて、先が見えません。2か国目は当時外国人が住めるようなところがかなり限られていたので、着任前にサービスアパートメントを予約しておいてもらって、車とドライバーは前任者から引き継ぎました。これも立ち上げとしては非常に楽でした。3か国目は新型コロナウイルス感染症流行下のロックダウンの真っ最中で、臨時便使って赴任し、入国後強制隔離、役所もまともに機能していないために諸手続きが遅れに遅れた結果、銀行口座とか家とか車とか揃えるのにそれなりに時間がかかったのですが、家具付きのアパートに入れたのであんまりあれこれ買い足す必要はありませんでした。
 4か国目にやってきて、今までにないくらいの様々な書類を求められた上で、なんとかアパートの審査にはとおったのですが、家具付き物件はほぼ無い中で、まっさらな部屋にこれからあれこれ買い揃えなければなりません。しかし、私、それなりに信用度が高いと思われる職場にいるのですが、その職場の雇用証明、収入証明を提出してなお、追加で銀行口座の連続した3か月分のステートメントだなんだを求められました。日本から直接の赴任ではないため、あれこれ都合よくは揃えられない中で、可能な範囲で英語の書式で入手を試みて提出したのですが、最終的に不足分は日本語でもいいから出せと言われ、ネットバンキングから直近のステートメントダウンロードして送りました。畳の部屋ならまだしも、冷たい床に寝るわけにもいかないので、周囲のアドバイスなど聞きつつ、ネット通販でエアベッド買って、ネット通販で仮住まいのホテルに送ってもらいました。本当は引っ越しの日にあわせてうまいこと家具を搬入してもらいたいところ、周囲に聴取する限り、スケジュールをあわせるのは期待薄、とのことなので、とりあえず最低限の物を持って入居してからあれこれ考えることにしました。
 そしてまあ、この国の物価が高いというよりは、日本だけ世界から取り残されたデフレ経済というような気もするのですが、事前情報としてわかってはいたものの、買い物や食事をするたびに、つい日本円に換算しては哀しい気持ちになってしまいます。もうこういう世界なのだからこの世界の経済観念の中で判断すべき、とは思うものの、頭でわかっていても体が受け付けないという状況です。そのうち慣れるのでしょうか…

引っ越しめんどくさい

 先日異動発令を受けまして、異動の準備を少しずつ行っています。海外を転々とすることを前提とした仕事を選んでおいてこういうことを言うのも何なんですが、僕は引っ越しが嫌いです。厳密に言うと物理的な移動はそこまで苦痛じゃないんです。引っ越しにまつわる様々な契約関係の手続きがとにかくストレス。特に住居関係は退去の調整、異動先ではまた新たな家探しと契約、場合によっては家具の準備。後は年々厳しくなる国境を超えたお金の移動の手続きもめんどくさい。なかなか一筋縄ではいかないことを、日本語で交渉するのだって嫌なのに、拙い外国語使ってやらなきゃならないのが余計にストレス。
 まあそんなことを言っていても仕方がないのでやれることをやってます。あと、国によっては、査証取得とか、滞在許可、仕事の許可、車関連の手続きをするのに際し、日本でしか発行できないような公式書類が必要になってくることもあってこれもまあめんどくさい。日本に親族とかいないと本当にどうにもならなくなる。私の場合、実家はもはや機能していないので頼れない。幸い弟がいるのである程度のことは弟に頼むことはできる、けど何から何までというわけにもいかないので時折は帰国していろいろやらなければならないことも生じる。マイナンバー周りの手続きはなんというか在外邦人の皆様にはご同意いただけると思いますが、めんどくさい、というかなんというか怒りを覚えるような煩わしさです。
 異動先近隣に、もう長らく会えていない古い友人が何人かいるので、SNSなどの繋がりを頼りに連絡をとってみた。めんどくさい諸手続きの中で、彼らに再会できそうなのは一筋の光明である。言い過ぎか。まあ、楽しみです。

一時帰国してます

 一時帰国しております。今月半ばまで日本におりますので、お会いできる方よろしくお願いいたします。
 今の任地での勤務も3年弱となりました。任期についての定めは特にないのですが、現状、おおむね2〜3年程度働くと異動の声がかかることが多いです。本年中には私も恐らく異動することになります。今回の帰国は、その異動を見据えた様々な準備を行うことも目的としております。
 運転免許証の更新をしてきました。本当は来年まで使えるのですが、更新時期にうまく一時帰国できるかどうか不明なので、念の為の期日前更新です。更新の時点から5回めの誕生日を基準に次回の更新が決まるので、基本的に一年損します。海外滞在中に有効期限が切れてしまった場合の救済措置が無いわけでは無いのですが、まあいろいろと面倒なこともあるので期日前更新ができるならしておいたほうが無難と思います。期日前更新を行うのはこれで2回め、パスポートを持っていって、次回更新のタイミングでは日本にいない見込み、と伝えるのみであまり難しいことはありません。
 連休の中日ということで、混雑予想が出ていたものの、割とスムーズに更新手続きを完了しました。都内での更新は過去に新宿(期日前更新)、神田(通常更新)に続いて3回め、今回はじめて(日本の)自宅最寄りの指定警察署で更新してみました。午前中歩いていって、1時間とちょっとで完了。私が帰る頃には、午前中の受付が終了となることもあってか、それなりに混雑して列ができていたので行くタイミングもよかったようです。
 遅ればせながら確定申告を行いました。還付申告なので期限から多少遅れても問題ありません。保険関係の証明書を職場の日本の担当者に送ると年末調整してくれるという仕組みが一応あるのですが、日本の留守宅でそれをうまくさばいてくれる人がいないのと、寄附金控除を受けたいなどの理由もあるので、結局一時帰国時に自分でやってます。納税管理人は一応たてていますが、まあ、万が一の通知などを見落とさないための措置です。
 着る服などは海外で調達してもいいのですが、なんやかんやで日本での調達は価格面や品質面や選択肢の多さの上でとても便利です。ただ、私が重宝していた小田急百貨店新宿店はアパレル全撤退してしまったので不便です。よく使う路線かつ外商カードで割引で買い物ができたので私にとってはかなり便利だったのですが。
 細々した電化製品なども、国にもよりますが海外では選択肢が貧弱だったり日本と比べてかなり高くつくことも多いので、一時帰国時に調達することが多いです。それこそApple製品用のケーブルとか、急速充電器とか、タブレットのフィルムとか、どこでも手に入るだろうと思うようなものが、意外に探すのが面倒なことが多いのです。
 そうした電化製品だったり、持って帰りたい食品などは、思いつくたびにメモに蓄積していて、日本滞在中にチェックリストをつくって忘れないように努めています。最近は虎屋の羊羹、崎陽軒真空パックのシウマイ、マルタイ棒ラーメンアルフォート、カントリーマアムあたりは毎回持ち帰っています。あとは紙パックの黒霧島は持ち帰りやすい日本の酒として重宝しています。
 日本のクレジットカードなどは、日本にいる家族の協力などでなんとか更新カードをうまく受け取ってもらい、海外に持ち帰っています。今は任国銀行のデビットカードも持っているので、普段使いはそれでよいのですが、高額な決済が必要になった場合や、任国外での利用に際し、日本のカードもなんやかんやで必要です。
 日本の銀行口座の管理については、別に違法に維持しようとは思っていないし、税金もしっかり払うつもりなのですが、もともと海外居住者の維持について非常に冷たい対応で、多くの銀行が「基本的に口座を閉じてくれ」と言ってきます。しかしながら、多くの海外駐在邦人は、日本の口座やカードがないといろいろと困るのです。マイナンバーカードのゴリ押しと絡んで、このあたりが年々厳しく、面倒くさくなってきています。将来的には海外在住者にもマイナンバーカード発行を可能とする、ということになっているようですが、これで日本の口座維持などがしやすくなるならよいですが、逆の方向へ進まないことを祈るのみです。このあたりは職場の同僚たちも手探りで対応しているところですが、さすがにこれ以上国の制度がわけのわからないことになるのであれば、職場として責任を持って対応ぶりを整理してもらいたいところです。

最近読んだ本をただ羅列する

 だいぶ前にKindle版購入したものの、なんとなく読み始めるきっかけが無くて放置していたもの。最近の停電とネットワーク回線不良をきっかけに、Kindleに放り込んでおいた本を改めて読み始めることになった。

読み始めたら読み始めたで面白いので、買ってなかったシリーズ3作目も買って読んだ。 次の2冊は、ポイント還元セールみたいな機会に買って読んだ。 ちなみにやはりかなり昔買っていて、何度か読み始めてみるものの、なんとなく読むのが苦痛で途中で止まってしまいがちな本がこれ。なんでだろう、面白いと言って読んでいる人もたくさんいるので、相性の問題なのか…

手荷物

 飛行機の預け荷物や機内持ち込み荷物については、そんなに厳しかった記憶が無い…というのはそもそも海外には年に一度行くか行かないかといった頻度であった時代の記憶に基づくので、たまたま、だった可能性も高い。
 最近は総じて厳しいと思っていたほうがよいのではないか、と思う。たまの一時帰国の際は、サイズと重量ギリギリを攻めながら、いかに日本の食材を効率よく持ち帰るか、という戦いになる。
 というわけで、メジャーとスケールは常に持ち歩いている。

上記は適当なリンクでこれを持ち歩いている、というわけではない。持ち歩きに便利で50kgまで図れるのはいいんだけれども、重いスーツケース吊り下げると腕がプルプルする…。自宅には吊り下げではないスケールも用意しておくといいのかも。

 あと、結局スーツケース自体が重いので、とにかく重量ギリギリたくさん持ち帰りたい時は、軽いかばんを使うしかない。私は以下のような安いボストンバッグを準備している。

これは購入者コメントに「基本のサイズは、チェックインできる荷物の大きさの最大サイズ」との記載があるけれど、バッグ自体の公称サイズ自体は、ほとんどの飛行機のサイズ制限は上回ると思われる。W80 × H55 × D33 cm (三辺合計 168cm)、多くの航空会社は三辺合計158cmを制限にしているので、荷物をパンパンに詰めてしまうとひっかかるかも知れない。多少余裕があれば潰してしまえばなんとでもなるとは思う。見た目はかなり大きく見えるので、チェックイン時にサイズ測定される可能性が高いので、重量の調整なども気をつけておいたほうがよい。ここまで目一杯荷物を持ち運ぶことにこだわらなければ、100Lサイズでもいいかも。いずれもたたむとコンパクトなので、荷物が増える可能性がある場合に持っておくとよいのではないかと思う。ダンボール数箱を一つのバッグに入れて荷物の個数を1個にまとめる、というような使い方もできる。耐久性については値段相応と思われるので、その点はご注意を。 あとはサイズと重量と税関のルールをにらめっこしながら、紙パックの黒霧島とか虎屋の羊羹とかアルフォートとかカントリーマアムとかヨックモックのシガールとか、ふくやの缶明太子とか、崎陽軒のシウマイとか、ペヤングとかを存分に買って帰るわけだが、これはまた気が向いたら別のエントリで。