Androidスマフォを購入してみての感想

Android携帯を購入して、一週間くらい使ってみたので、iPhoneとの違いや優れている点、劣っている点などをまとめてみる。

まず、端的に言って、ホーム画面はAndroidの圧勝である。iOSのホームの役割は、単なるアプリのランチャーでしかない。辛うじてアイコンの右上に通知する事ができるが、それ以上の事はできない。

それに対して、Androidでは、ウィジェットを配置する事で、直近の予定や、tweetなど、様々な情報の表示、バックライトの調節やWiFiの切り替えもできる。
シンプルが好みであれば、iOSの様に、アイコンだけを配置する事もできる。自分のスタイルによって、カスタマイズする事ができるのは、やはり大きなアドバンテージだ。
最初は不満がなくとも、次第に不満が出てくるのが人間と言うものだし。

次に特筆すべきなのは、アプリ間の連携が素晴らしい点だ。
例えば、アプリでフィードをチェックしてリンクを開けば、当然ブラウザが起動されるが、これはアプリ内ブラウザではないにも関わらず、戻るボタンでフィードアプリに戻る。
ブラウザからは、ページの共有機能で、別アプリへ情報を渡す事ができる。twitterアプリやソーシャルブックマーク、メールやQRコードの生成など、対応しているアプリは非常に多い。

これがiOSだとどうだろうか?アプリがスキーマを設定してあれば、ブックマークレットから起動する事も可能だが、初心者にはやや敷居が高い。
スキーマを調べたり、インターフェイスが統一されていない点も、連携を阻害している。

また、アプリがサードパーティによって拡張できるのは、ブラウザだけではない。
twiccaは、twitterアプリだが、様々な拡張アプリがある。例えば、bit.lyによる短縮URLは標準で搭載されているが、Pro版の機能はない。しかし、拡張アプリによって、同機能が使えるようになる。
この事は、作者が全てを実装しなくても良い事、第三者が自分の必要な機能を自分で作れる事、ユーザにとっても、多様な選択肢が得られる点など、利点は計り知れない。

これらの連携は、青空読み手青空プロバイダDropboxPassword SafeSSHTunnelとデータベースアプリ(これはrootedが必要みたいで試していない)など、枚挙に暇がない。

反対に、Androidアプリのセキュリティにはやはり気になる。とは言え、AppStoreにまれに流れる不正アプリや、通過されていても危ないアプリは少なくない。
ウィルス対策アプリを入れておけば、一応は安心である。(どこまで信用していいのかは、アプリの良し悪しが分からない)


紹介したアプリ

twicca
青空読み手
青空プロバイダ
Dropbox
Password Safe
SSHTunnel