図鑑と格闘

■図鑑と格闘
 今日は天気がいいのが分かっているが、出る予定はなかった。
 溜まった写真を整理しなければならない。朝5時から始める。樹木、植物は図鑑が完備しているのでやりやすいが、昆虫は安い図鑑なのでネットと格闘しなければならない。しばらくして、疲れが出て来たので、少し休む。人間疲れたら休むことが大事なのである。朝食後、少し整理する。そして、また眠る。今日は家人が休みなので出る用事はない。しかし、スマホの契約変更でショップへ行かなければならない。当然歩きで3kmほどか。
 免許書の裏表をコピーしなけれならず両面で20円かかるのかと考えていたが、コンビニの機械に免許書コピーというボタンがあり両面で1枚10円で済んだ。
 もらって来た資料を書いて封書に入れ、郵便局まで歩いて行く。
 午後からも少し進めるが、野鳥のところで時間がかかってしまった。
 撮影したときはコガラであった。しかし、どうも何かが違うと図鑑をめくっていたらハジブトガラという野鳥がいる。ちょっと見でそっくりさんである。

 そこで、コガラとハジブトガラの違いをネットで探して比べていた。
 クチバシが太いとなっているが、細い太いは相対的なもので比べるコガラの写真と比べたが、写りが悪く判断できず。
 頭と顎の黒色に光沢があると出ているが、そんなもの下手な写真で見分けが付くわけでもない。脚が太いとなっているが、写ってない!
 これでは、同定はできないなあ、と諦めたところである。
 植物も樹木も昨日のは進んでいないので、ゆっくりやろう。図鑑に載っていない名前もいくつかあり、そのたびにネットで検索をかけている。
 夕飯後は、アイスコーヒーを飲みながら本でも読もうかと考えている。
 突然指令が出る。豆腐を一丁買い忘れたという。スーパーまで車で行くと50円の豆腐が100円ほどになるので、当然歩いて行く。外は風が涼しいが、気温は高く感じた。もう夏の足音が迫っている。

 ■「やむを得ず早起き」(関川夏央著、小学館、2012年)を読む。
「リアスとはスペイン語のリア(溺れ谷)の複数形〜」
「どうせ不要不急の趣味だ。」
「多幸症患者」
「あたらしい事業というのはたいてい、下品なのです」(酒井順子
「歳月はひどい仕打ちをする。」
「進化とは、ときに残酷である。」
「〜執筆は強いストレスをともなった〜」
「自他とに許す読書家で、外国小説は原語で読み〜」
漱石は持病の胃潰瘍を悪化させて死んだが、原因の大部分は執筆のストレス、すなわち生活維持のストレスだった。」
「努力なき成功者」
「内藤陳は〜父親がつけた本名で「のぶる」と読む〜」
「人の命を守りすぎれば、そのうち地球は破滅するだろう。」
「〜文士を生活無能力者とみなしていた〜」
「レールに乗った人生に満足してはいけません」