呉羽丘陵

呉羽丘陵
 朝方は雨が降ったり止んだりと不安定な空であった。家人は、富山マラソンの練習を兼ねて自転車で通勤すると話してたが、雨模様のため送って行く。
 午前中は遠出はできないので、呉羽丘陵に車を走らせる。風が涼しく歩いていても気持ちのいい気候である。オニグルミが至る所で実を付けている。もう取る人はいないのかもしれないが、秋にも来てみたい衝動に駆られる。
 自然は今しか見れない風景をたたえている。そのため、この機を逃すまいと出かける推進力になっている。
 昨晩は、ほとんど眠っていない。学校を卒業してから直ぐに進学しないで、長い間好きなことをすることを何と呼んでいたかを調べていたためである。ドッグイヤーだったか、タイガーイヤーだったか、ライオンイヤーだったか昔調べたことがあったが、きれいに忘れている。キーワードをどのように駆使しても分からない。
 明け方、このブログで検索をかけて見たら、ヒットした。『ギャップイヤー』であった。だから、どうなんだ!
 ノカンゾウ(図鑑登録)

 ツワブキ(図鑑登録)

 ヤブラン(図鑑登録)

■「シンプル族の反乱」(三浦 展著、KKベストセラーズ、2009年)を読む。
「CC(カルチャル・クリエイティブス)は、読書好きで、テレビはあまり見ないが、アートや文化に対して非常に積極的。」
「CC的な人は日本にも増えている。〜物を買わない人、テレビをあまり見ない人、〜クルマを好まない人〜」
「あまりに合理的で、あまりに効率主義的な考え方に対する疑問〜」
「ボボスBobosとは、ブルジョワボヘミアンのことであり、経済的には裕福だが、ライフスタイルはボヘミアン、つまり自由人のような暮らしぶりを好む人のことを指す。」
「ボボスは他人に負けまいと見栄を張ったりはしない。」
「ボボスは裕福な階級でありながら〜大衆消費社会の手先になることを拒否している。」
「シンプル族調査によると彼らが好んで読む雑誌は『天然生活』〜」
「〜人が物をまったく買い替えなくなったら、現在の資本主義システムは崩壊するだろう。しかし、過剰に浪費を煽るしかできない企業なら、もうなくてもいいのだ。」