庄川河口

庄川河口
 知人からの情報で庄川河口へ向かう。狙いはミサゴであった。しかし、炎天下の真昼の時期であったためか、何もいない。
 堤防沿いを100mほど歩いていたら、鳥の声がする。テトラポットの上が少し飛び出ている。カメラで覗くと野鳥と分かり撮る。
 しかし、なんだろう? イシヒヨドリのオスっぽい顔をしているが、腹の感じが違うし、メスだとしてもあの細かい格子状の模様が見えない。亜種なのかなあ?

 あまりの不調のために、少し上流に向かう。オオヨシキリが鳴いているが、姿は見えない。
 ヒルガオ(図鑑登録)

 シオカラトンボのメス(図鑑更新)

 ハグロトンボ(図鑑更新)

 最近、50年が流行っているのだろうか。ビートルズに加えてウルトラマンである。
 選挙の報道をずっと見ていたので寝不足で、冷房を付けたままずっと午睡する。

■「下り坂繁盛記」(嵐山光三郎著、新潮社、2009年)を読む。
「生きていく喜びや楽しみは下り坂にあるのだ。」
「迷ったあげく、自分で自分をリストラしたのだった。」
「自分の肉体がこの世にあるのは、もうそんなに長くない。」
「風流と貧乏は紙一重だ。」
芭蕉神田川上水工事のためスカウトされ江戸へきた。水道開削が本職で、俳諧は余技である。」
「ワインを注ぐときは、こちらグラスを持たないの。これは国際ルールだからね。」
「失業は資本主義の最悪の欠陥であって、働く意欲があるのに仕事がないというのは、国の破綻である。」
「余生っていうのは九十二歳過ぎです。」
「〜一人前の失業者〜」
「同級生の顔を見て、自分もモーロクジジイになったのだということに気がつく。」
ヒルズ族のセレブ夫妻が開く鍋パーティは寒い。」
「捨てようか捨てまいか、と迷いつつ、捨てていくと、思い出が、ひとつずつ消えていくのだ。ほとんどのものが無用でありつつ、あれば便利なのである。」
「天賦典式〜この世に生まれ入ったことこそが大いなる才能とする。」
「ひとつとなりの山を歩くと、心身が浮遊し、半眠りのなかを過ごす。」