布団干し

■布団干し
 自分がリタイヤしてから晴れた日は毎日のように家族の布団が干されている。もちろん、15時に取り込む自分がいるからである。自分の布団が干される頻度は山小屋並みといったところか。
 今日も朝干された。しかし、昼前に急に雨が降って来て。屋根に干してあった布団は雨を吸って重くなってしまった。
 午前中は図鑑整理などやっていたが、またしても情けない思いにさせられた。
火打山でイチゴが成っていたので、それを調べていた。葉の形からクサイチゴである。自分の図鑑には載せているが、手持ちの図鑑には載っていない。それもそのはずで、クサイチゴは樹木であった。自分は草で分類していたのであった。名前にクサが付くのだから調べることはしなかったためだ。この実を食べたが、不味くて吐き出してしまったことを思い出した。

 天気予報では降水確率は20%程度であったので、昼出勤の前にも干そうとしたが、西の空には広範囲で雨雲が来ていることが確認できたので1時間以内に大雨になると解説し室内干しになった。その通りになった。
 今日も、草むしりである。これでも毎日続けていればきれいになろう。蚊がいるので、肌を露出しないような服装で1時間ほどか。
 額からは玉の汗、Tシャツは汗でぐっしょりとなったので、シャワーを水温にしてしばしぼ〜っとする。頭から滝行のように打たれてから、エアコンと扇風機の部屋で昼寝であった。
 今起きたので、少し本でも読もうと思っている。

■「れんげ荘」(群 ようこ著、角川春樹事務所、2009年)を読む。
「〜よーく考えてみたがどう考えても予定された仕事はなかった。」
「そうだった、何もしなくてもいいんだ。」
「精神的デトックス(体内に溜まった毒物を排出させることである。)」
「無職になったときもまじめに無職をやろうとする」
「コーヒーを口にいれると、細胞のひとつひとつが喜んでいる感じがした。」
「とにかく収入がないので、生命に関わる買い物以外は、極力節約である。」
「室内まで雪が降った〜」