準備作業

■準備作業
 今日は朝からフォレストリーダーの業務で使用する材料製作である。自分の担当もあるので参加しなければならない。
 自分は竹製の花器と容器である。竹林から数本持って来て、切断する。この切断が難しい。造園学校でもだいぶ苦労した思いがある。通常竹は、バリが出ないように回しながら切るのであるが、枝付き出なければならないので回せない。切り口がまっすぐかどうか立てて確認しながらであった。

 今回の準備では4回分ほどの竹を使うイベント分を用意する。太い竹を洗っているところである。

 太い竹は万力に挟んで切る。

 休憩中に、次回実施するクリスマスツリーの見本を見せてもらった。素晴らしい出来である。自分でも作りたいがダイオウマツのマツボックリが無ければならない。

■「どんぐり見聞録」(いわさゆうこ著、山と渓谷社、2006年)を読む。
「殻斗の姿かたちはそれぞれだいぶ違っていて、この違いが属の区別の大きな要素になる。たとえば、瓦状とか、鱗状とかいわれる殻斗は、コナラやミズナラのもの、シラカシやアカガシは横縞状の殻斗をもつ。」
「どんぐりはどういうわけか、コナラやカシワのように一年のうちに成熟するタイプとクヌギやアカガシやスダジイのように二年がかりで成熟するタイプとがある。」
「〜ナチュラリストなら一度は行ってみたいと願うあの屋久島に行った。」
「ブナ科の実に産卵するゾウムシ類〜コナラシギゾウムシ、クヌギシギゾウムシ、シイシギゾウムシ、〜ハイイロチョッキリ〜」
「野ネズミがどんぐりを食べ過ぎると、死ぬこともある〜」
エゴノキの葉が黄葉する前にすべて落ちてしまった。」
「シリブカガシは常緑樹なのだが、おもに初夏に替え葉した褐色の落葉の隙間にどんぐりはコトンと滑りこむ。」
「〜ブナ科の樹木の葉が落ちにくいのは、この離層が出来にくいからといわれている。遠い昔、常緑樹だった名残のせいかもしれない。」
コゲラはクモ類や昆虫などを食べるという。」
「モミジバスズカケノキハクウンボクの冬芽〜葉柄の付け根に埋め込まれている。」
「ウバメガシはカシと名が付き常緑樹なのだが、うろこ状の殻斗を持つので、ナラ類に分類される。」
「ハナガガシ(葉長樫)」
「オキナワウラジロガシ〜日本一のどんぐり」
「親の木と離層で遮断され、葉にたまったでんぷんが糖に分解される。かたや葉緑素アミノ酸に分解される。この糖とアミノ酸から、アントシアニンという赤い色素がつくられて、赤く色づく。」
「どんぐりコーヒー〜カフェインはない」