あなたが就職活動の面接で悩んでいるなら

ども。zenpouです。
新人系のエントリをいくつか書いてましたが、
就職活動をしてる大学生向けのポイントを書いてみます。


「貴方は、どんな仕事をしたいのか?」
これを考えます。
入って1年間とか、そんな短いビジョンじゃないです。
入って10年後、15年後にどんな事をしたいか考えましょう。
エンジニアになりたいという人は
「まずプログラムを覚えて……」ではなく、
プログラムには上流工程という設計や、下流と呼ばれる実装がある事を
勉強し、さらにその管理などが存在する事を勉強しましょう。
そして、たとえば「1000人規模以上の大規模プロジェクトのPMになりたい」とか
「40歳になってもプログラマをやっていける様なほかの人に
負けないスキルをもったエンジニアになりたい」とか


そして、それを実現する為にどのような努力をしていこうかと
考えるんです。
で、それにあった職場に応募して下さい。
そうすると志望動機もしっかりと答えられます。


それと、その目標に関しての勉強を今から初めてください。
「勉強しようと思ってます」より「勉強を始めました」のほうが印象良いし
貴方の目標の為の勉強は絶対に役立ちます。
その業界を知る事で目標も修正できます。
働きマンの台詞で凄く感動したのがあったんですが

「たいていのヤツはボールを”入社”に向かって投げるから最高でも”届く”で普通はもっと手前で落下する。ところが目標を”入ってから何をするのか””どうなりたいのか”に設定すれば自ずと遠くへ投げるから結果として”入社”は飛び越えている」
より

この台詞のいう通りだと思います。
貴方を面接している人は、貴方が受けている「入社試験」を通った人たちです。
入社試験を超える事が凄いと思っておらず、その後仕事ができるかという視点で
見られます。
面接を超えるテクニックも重要ですが、ちゃんとその会社に入ってからの仕事を
見て面接を受けましょう。


「とりあえず就職をしたいです」という学生と「仕事をする為に就職をしたいです」という学生が、
どちらがよく見えるか考えれば自明の理だと思います。
そもそも、会って短時間の話をするだけの面接では、アピールできるポイントは限られてきます。


貴方がいかに「使えそう」かとどれだけ「やる気」があってどのぐらい「成長」しそうか
やる気、成長しそうっていうのは、志望動機から一番見えるんですよね。
そして、実際に勉強を始めていれば「使えそう」に見えてきます。


大体、仕事した事ない人間を雇おうとしてるので、貴方と他の候補の差なんて
せいぜい大学とか学歴ぐらいです。でもそれも面接を超えているので、
「後は面接して決めよう」って思われている以上、他の候補よりアピールできれば
採用されるわけですよ。


後、やりたい事じゃないのに、その会社入ってしたい事じゃない
仕事する為に就職活動して楽しいですか?
貴方が面接官であった場合、きちっとそれに答えられない人を雇いたいと思いそうですか?
ちなみに、やりたい事じゃなくても「現在の市場成長率が1年あたり○% の
産業で、今後の伸びしろを考えてこの業界で働こうと思った」とか
きちんと自分なりの回答を持ってれば良いと思います。


後、会社によって求めている人材や条件、人数も違うので、1社受けたけど
落ちたからって貴方がスキル足りなかったというわけじゃないので、落ち込む必要はありません。


ただ、何社も続けて落ちているのであれば、自分の目標やセールスポイントが相手に伝わって
居ません。きちっと発掘して、相手に伝えましょう。