貧困と格差解消、不況打開、30人学級実現を

 全労連春闘共闘・全教が中央行動

職場・地域の切実な要求かかげて
全労連・国民春闘共闘・全労連民間部会・公務部会・交運共闘は11月18日、09秋季年末闘争での切実な要求の実現をめざし、中央行動を実施しました。行動には全国各地から2500人が参加し、中央総決起集会、分野別の集会・行動の実施、省庁・議員要請行動など職場・地域の要求をかかげた精力的な行動が終日展開されました。

30人学級実現めざし要請行動−全教・教組共闘−

 午後の行動に先立ち全教・教組共闘は、18日午前、30人学級実現など5大重点要求を掲げて、独自の行動を実施しました。

5大重点要求は、

1.30人学級実現、教職員の定数増、
2.高校授業料の無償化、
3.給付制奨学金の創設と就学援助制度の拡充、
4.教員免許更新制の廃止、
5.全国一斉学力テストの中止。

 全国教育文化会館で行われた意思統一集会で山口隆全教中央執行委員長・教組共闘代表幹事は、新政権のもとでの5大重点要求の実現をめざす「秋の大運動」の重要性を強調しました。

 参加者は校長会、教育委員会連合会、全国知事会全国町村会や政党などにたいし、教育全国署名の請願項目、5大重点要求の実現への協力を要請し、あわせて懇談をおこないました。対応した団体からは、「要請内容は私たちの思いといっしょだ。それぞれの立場でがんばりましょう」などの意見交換がされました。