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跡地

2006-03-08

[]「機動戦艦ナデシコ 10年振りの同窓会」(その4・完結)

    • 南央美さんに上映を止められた、ZMAPのライヴ映像を改めて流す。出演者の若い姿に会場騒然。
  • 佐藤:当日は、ささきいさおさんが来るという触れ込みだったのに、歌っていたのは謎のプレスリーだった。ジーベックの前田さんが、お子さんを連れて観に行ったら 「あれ、大月さんやん!」(会場笑) でも、お客さんは、ささきさんを知らない世代で、「ゲキガンガー」で久々にアニメを歌うという頃だったので、みんな、こういうものなのか、と納得していた(笑)
  • 千野:その後『地球防衛企業ダイガード』という作品で、竜雄さんにコンテをお願いしたんですけど、熱い新入社員が入ってくるという設定で、監督が水島精二さんだったので、ぜひ山田二郎を出してくれ、正義を守るのはこいつしかいないんです、ってお願いした(笑) 音響監督の三間さんにも、「関君でお願いします」「誰だよこいつ、なんで23話にもなって、こんなのが出て来るんだよ」(会場笑)
  • 佐藤:打ち合わせのときは、山田みたいな熱い奴が、主人公の伊藤健太郎君に熱く語るんだと聞いたので、それっぽく書いたんだけど。
  • 千野:できあがったら、そのまんまだった。会社も違うし、大変でしたよ。
  • 佐藤:関君は、ゲームの「スパロボ」で喋っている方が多いんじゃないかな。『ナデシコ』では3話で死んじゃうから。どういう風に役づくりをしているのか訊きたかったんだけどね(註:関智一さんと うえだゆうじさんは、ゲストの予定でしたが欠席) 今でも憶えているのは、番組の打ち入りって、6話か7話にやったんですよ。関君が来られないので、むりやり役を作った。「整備員役:関智一」って、当時観た人は、これは何の伏線なんだろうって思ったらしい。
  • 千野:ただの整備員なんだけどね。
  • 佐藤:アカツキが初めて登場するシーンも、正体を隠して、整備員という事にしたんだけど、置鮎君が喋ってるからバレバレだったね。
  • 千野:置鮎龍太郎さんのお姉さんがアニメーターなんですよ。ぜんぜん知らないで仕事を発注したら、原画のすみに「いつも、弟がお世話になってます」 え〜って(会場笑)
  • 佐藤:置鮎君と永島由子さんが、途中からの参加で、すごい緊張したって言ってたね。ベテランも多いし。
  • 千野:現場は盛り上がってましたね。アフレコ後の飲み会も。
  • 佐藤:俺は顔だけ出して帰ってたから。夕方の収録だったので、これが午前中だったらこうはいかないだろうなあと思ってたら、『宇宙のステルヴィア』は、午前中の収録だったのに、夜中に「飲んでますから来ませんか?」って電話がかかってきて「お前ら何やってんだ!?」(笑)
  • 千野:アニメって凄いなって思ったのは、出待ちの人がすごく多かった。
  • 佐藤:当時は、ずらっとガソリンスタンドの店員みたいに並んでいた。
  • 千野:會川昇さんが「あ、會川だって言われたよ」ってぼやいてた。
  • 佐藤:『赤ずきんチャチャ』の時は、香取慎吾君がいたわけですよ。朝から、女子高生がスタジオを取り囲んでね。俺なんかこういう身なりだからいいんだけど、テレビ東京の小林さんなんて女性じゃないですか。ハイヒールとか履いてね。スタジオに入ってくるなり「あいつ生意気って言われちゃいました」(会場笑) 彼女は大学の後輩なんだ。上下関係に厳しくて。
  • 千野:体育会系。
  • 佐藤:当時の出待ちは、入るときは、ドアを空けたりなんかして、帰りのときは、微妙な距離を置きながらついて来る。アフレコが終わった後、例の場所で飲んでたら、央美ちゃんから電話がかかってきて「怪しい人が追いかけてくるんです。これからタクシーで帰ります」
  • 千野:なんで、スケジュールがわかるんでしょうかね。
  • 佐藤:小林さんのところに、男の声で電話がかかってきて「××ですけど、スケジュールをチェックさせてください」 でも××さんは女なんだよ(苦笑) そういうこともあった。劇場版の舞台挨拶のときは、3ヵ所まわったんだけど、ずっとバイクで追いかけてくるのがいるんですよ。『大脱走』の音楽がずっと聞こえてたね(笑)
  • 池田:ようやく劇場版の話になりました。
  • 千野:劇場は1000カットくらいですか。
  • 佐藤:1100くらい。『スレイヤーズ』と同時上映だから、60分くらいでと言われていた。大月さんは「ヴォリュームたっぷり頼むよ」って言ってたけど。
  • 千野:劇場のロールを、15分にわけてやるんですよ。4等分だから300カットくらいです。竜雄さんは例によって苦しんでいて。で、ジーベックの社員旅行があって、「Bパートをあげたら、連れていってあげるよ」 徹夜してあげてくれたんですが、カット数が100ちょっとくらいしかない。あわてて「5つ目のパートできますか?」(笑)
  • 佐藤:あのときは、メカもなかなか決まらなかったんだ。大月さんと年越しそばを食べながら、デザインの打ち合わせをしてね。いま現役でやってる人たちって、『ガンダム』の影響がでかいんですよ。ラインが似てしまうので、そこからいかに独自性を出すかが大変だった。ブラックサレナについては思い入れがありますね。残念ながら、プラモにならなかったけれど。
  • 池田:エステバリスは出ましたね。
  • 佐藤:HGで出たんだけど、あまりハイグレードという感じじゃなかった。2クール物だと、画面を観ない時点で作るので、どうしても薄味になっちゃう。その後、「ホビージャパン」が、「ガンダムセンチュリー」みたいな形で展開してくれたんですが、やはりプラモを含めた展開は1年くらいかけてやらないと。
  • 池田:ゲームもそうですね。
  • 佐藤:キャラクター物って、既成のゲームに当てはめる作業でしかないから。『COWBOY BEBOP』のゲームがシューティングになってたりする。
  • 池田:劇場版のために、特別の部屋を借りたんですよ。なぜか鍵が3つくらいついている(笑)
  • 佐藤:ペーパームーンのルリの等身大フィギュアが置いてあった。いろんな人に手伝ってもらったね。水島さんとか。
  • 千野:撮影前の素材のチェックをやってもらった。桜井さんにコピーを取ってもらったり。
    • DVD-BOXの説明
  • 佐藤:LDのジャケットを収録しているので、正方形になっています。DVDのサイズだと、つぶれてしまうので。昔出たDVDとはチャプターの切り方が異なってます。DVDが出始めの頃だったので、キングの担当さんが、やたら凝っちゃって細かく切っていたんですよ。チャプターの解説は、もったいないので再収録しましたが。
  • 池田:TVシリーズが7枚。劇場版が1枚、OVAが1枚、そして特典映像が1枚。アレも入ってるんですね(会場笑)
  • 佐藤:最初に入っているのが、桑島が取材に行って××にガン飛ばされてビビるやつ(笑)
  • 池田:ブックレットが60ページ。
  • 佐藤:現時点で、アマゾンの年間売上1位なんです(会場拍手) まだ発売されてないのに。かなり強気で22パーセント引きですからね。メーカーさんが力を入れてくださって、ありがたい話です。
  • 池田:「ゲキガンガー」は5.1chではないんですね。
  • 佐藤:通常通りです。むしろ荒らして欲しいくらいなんですけど、かんべんしてくれって言われました。
  • 池田:1話観ちゃうと、つづきも気になりますよね。26話まで予測がつかない。
  • 桜井:アキト、そのミカンだよ(会場笑)
  • 池田:まさか、あの女の子が。
  • 佐藤:川上とも子さんも、あの後、まさか『ウテナ』をやるとはね。持ち役のない準レギュラーだったから。『ゲキガンガー』のOVAの時も見学に来ていたので、せっかくだから「やる?」って。あとは、大月さんを車でお出迎えとか。
  • 千野:それは声優の仕事じゃない(笑)
  • 佐藤:あげく、本人が渋滞に巻き込まれて、ラジオに間に合わなくなって、代役で出たりしましたよ。
    • 最後に。
  • 佐藤:本当は夜を徹してやりたいところですが、12時から別のイヴェントが入っているので、残念ですが。
  • 桜井:佐藤竜雄がリニューアルしたというから、どれくらいリニューアルしてるのか観てやろうじゃないかと(笑) 買ってください。
  • 千野:僕らにとって、『ナデシコ』は、宝物のように思っていた作品です。こうやって皆さんの前でお話できてうれしかったです。
  • 池田:これで業界に入れさせてもらったわけで、足を向けて寝られない作品です。僕もまた、頭から観ようと思っています。
  • 佐藤:リニューアルに2年かかりましたが、3月24日に世に出ることになりました。細かいところを直しているので、ぱっと見、わからないところもあるかもしれません。5.1chに関しては、ずいぶんと広がりが出ています。買って観直していただけると大変うれしいです。そのあかつきには、また何かイヴェントをやるでしょうから(会場拍手) 皆さんの反響を心待ちにしています。ありがとうございました(会場拍手)

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