Hatena::ブログ(Diary)

跡地

2008-03-03

[] 小野不由美の恋愛観について

風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

――『十二国記』シリーズの麒麟と王の関係ですが、なんとなく恋愛関係に近いな、似ているな、という気がするのですが、先生の恋愛観と関係があるのでしょうか。

小野:最初はあまり意識していなかったんですけど、『風の海 迷宮の岸』を書いたあとで、これって薄幸の少女が大富豪の親戚に引きとられて、舞踏会があって、王子さまを射止めてお嫁に行く話だなあ、って(笑) でも、恋愛というのは全然意識してなかったです。そのテの話はとにかく苦手で、よくわからないからだと思うんですけど。

「活字倶楽部Special」(1994年 P.47)

風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

――もうひとつ読んでいておもしろいなと思ったのが、いわゆる少女小説のファンタジーと違って、恋愛関係が現れてこないことなんですが、それは意図してはずしていらっしゃるんですか?

小野:単に苦手なんです(笑) たとえば、注文をいただいた段階で、「恋愛ものを」と言われれば考えますけど、そうでなかったら、基本的に念頭にないですから。

「活字倶楽部Special4」(1996年 P.13)

  • 陽子と楽俊がくっついても、こっちは全然問題ないですけどね。