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跡地

2011-05-03

[] 新房昭之の「シャフト角度」と成瀬巳喜男の「逆光演出」

  • 『川の光』が国内外で高い評価を得た演出家・アニメーターの平川哲生氏と、成瀬巳喜男の研究者でアニメにも造詣の深い大久保清朗氏の深夜のツイート。

bokuenというわけでアニメ『電波女と青春男』は4、7、10話が私のコンテです。シャフト初参加でまさかの連投。超勉強になりました。意外かもですが新房さんの作品は『サザエさん』とか『ドラえもん(芝山時代)』に近いスタイルだなと思いました。あとコンテを描くために古い邦画を見直す必要があったり。link

bokuenいわゆるシャフト角度をどこで出すか迷ったんですが「成瀬巳喜男の逆光演出と同じところだ!」という結論に至りました。ここらへんの話、大半の人にとっては意味不明だと思いますが……。link
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bokuenいやしかし私が新房作品について書くとヘンな誤解が広まりそう……。link
tamatowa……シャフトに成瀬とは狙い撃ちされているな。link
bokuenやっぱりよくわからない伝わり方をしている……書かなきゃよかった……link
ooko_nagisan@bokuen 古い邦画とはどんなタイトルを見られたんですか?( ´ ▽ ` )ノシlink
bokuen@ooko_nagisa タイトルを書くだけで140字を使い切るくらいたくさんですよ。link
kiyoakiokubo@bokuen やっぱりあれですか、『山の音』でいうところの、山村聰が朝起き抜けに鼻血を出してる原節子の目撃し、原さんがふうっと朝日の逆光で振り返る瞬間を、シャフト角度でぐぐぐと角度をつけるという……。ああ、想像できてしまう自分が怖い。link
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kiyoakiokuboなんとなく、思い当たる節があるツイートでした。 RT @tamatowa ……シャフトに成瀬とは狙い撃ちされているな。link
tamatowa@kiyoakiokubo これからの批評家は、原節子と大亀あすかをも同列に論じなければならないんでしょうか。恐ろしい時代です。link
bokuen@kiyoakiokubo なぜか窓際やランプなど光源に歩いていく→なにか言われる→ふり返り(逆光)決定的なことを言う、という段取が多いですよね、成瀬。ほかにも『乱れる』、最後の旅行の前、帰宅する高峰と待ち受ける加山と、その後「犠牲になった」うんぬんの会話あたりも同様に。link
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kiyoakiokubo@bokuen 「私は犠牲になったんじゃない、私は生きたの」というところですね。あれも高峰秀子さんが窓に向かって歩いていきました。新房さんは、こういう映画を参考にしろみたいなことをおっしゃるんでしょうか。それともシャフトにそういう参照のコンセンサスがあるんでしょうか。link
bokuen@kiyoakiokubo あとはご想像におまかせします。link
bokuen@kiyoakiokubo ああ、シャブロル本、面白かったです。彼のホークスへの言及でホークス者の私はニヤリとしましたw。link
kiyoakiokubo@bokuen そうおっしゃって頂けて嬉しいです。作り手の方々に刺激を与えられる本になったとしたら望外の喜びです。それにしてもホークスの訓えの部分は訳しながら私もニヤリとしてしまいました。link
kidssinjireturn大久保さんと平川さんの成瀬話最高link
kiyoakiokubo@kidssinjireturn いやそこには原節子と大亀あすかを同列に論じなければいけない時代の恐ろしさを予言したたまとわ@tamatowaさんもいるわけで。link
kidssinjireturn@kiyoakiokubo とりあえず演出家、批評家になるには声優も、成瀬も、シャブロルも、ホークスも知らなければならないというのが分かりました・・・・無理です。link

不完全さの醍醐味 クロード・シャブロルとの対話