『うつうつひでお日記』吾妻ひでお

 吾妻ひでおによる日記漫画。2004年から翌年まで、ちょうど『失踪日記』が出る直前くらいの日々を、あくまで淡々と、ひたすら淡々と描いてある。『失踪日記』の様に非日常的な体験が描かれてるわけでなく、もちろん「不条理日記」みたくハチャメチャなわけでもなく。ほとんど読書日記とか食べ物記録といった感じで、作者本人に興味のない人が読んだら、たぶんちっとも面白くないんだろうなあ。
 自分は興味あるので、楽しく読めたんですけどね。
 萌え系のイラストを模写したり、最近のSFとか漫画をしっかりチェックしているのが嬉しい。ひたすらマイペースではあるのだけれど、おたくとして枯れきったわけじゃないんだな、と。それにしても凄い読書量だなあ。
 難点は装丁が安っぽいこと。とても千円する本に見えないよ。

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

はてな年間100冊読書クラブ

 アスベスト除去工事のために閉まっていた図書館が、やっと再開しました。これを機に、前から気になっていた「はてな年間100冊読書クラブ」に参加することにします。
 今年8月1日から来年7月31日までの間に100冊、というのを目標に頑張ってみます。最近、忙しさにかまけて読書量が落ちつつあるので、動機付けとしてこういう目標を決めてみるのも良いかと。
 一応マイルールとして「マンガは対象外。雑誌に関しては週刊誌は対象外で、それ以外は内容次第」と決めておきます。