寛仁親王殿下、逝去されました。

 競輪の象徴であり競輪客統合の象徴であらせられますところの寛仁親王殿下が本日午後3時35分、逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。ここ数年、殿下は様々なご病気で入退院を繰り返され、寛仁親王牌の季節になると殿下がお出ましになるか否かが大きな話題になってましたけど、もうそういう話題もできなくなってしまいましたね。殿下は競輪場にお出ましの際にはいつも車券を買って観戦なさったと聞いています。

 殿下は以前、皇室の役割として「光の当たっていないところに光をあてるもの」とのお考えを示されていました(参照)。競輪なんて日陰も日陰ですよ。そんな競輪をずっとあの笑顔で照らしてくださっていました。もし今後も競輪のレースにお名前をお貸しいただけるのであれば、これからもずっと競輪を照らし続けていてください、ね、殿下。