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東京ぽこぺん日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-01-02 『策に嵌ったのは日本? 韓国?』 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用

久々の投稿です。

今回の合意、自民党安倍政権支持だった方々の中にも賛否両論あると思います。

今回の合意には、当然メリット、デメリットの両方があります。外交で100%勝利などあり得ません。もっとも、慰安婦問題は、もともと売国朝日新聞の悪質な捏造記事に韓国が便乗して騒ぎ立て、強請り、集りをしてきたわけですから、証拠を突き付け公の場で完膚なきまでに叩きのめして当然と思っても無理はありません。かく言う、私もその一人です。

ただ、世界が日韓関係だけで動いているなら、それも可能でしょうが、残念ながら戦後一貫して日本はアメリカの庇護下にあり、言いなりになるしかない道を歩んできました。敗戦のもっとも大きな代償でしょう。(負の遺産だけでなく、奇跡的な経済発展を遂げたというメリットもあったことは事実ですが)

さて、今回の日韓合意の裏でアメリカが糸を引いていたことは明白でしょう。アメリカはすでに中国との暗闘に入っています。旧ソ連との冷戦に勝ったアメリカですから、中国など赤子の手を捻るようなものでしょうが、それでも念のため、現時点でこれ以上の韓国中国の一体化の黙認は得策ではないと考えているのでしょう。来年から駐韓米軍の撤退が始まり、指揮権の移譲が行われるはずですが、とはいえ朝鮮戦争で数多の血を流して死守した国ですから、そう簡単に手放すことはできないのです。ですから、もう二、三年はうわべだけでも日米韓の安保体制を維持して置きたいのだと思います。そこで、安倍首相慰安婦問題を解決に導き、日韓関係の改善を促し、安倍首相は苦渋の決断でそれに応じたということなのでしょう。

問題は、日本にとってメリットとデメリットのどちらが大きいかということです。メリット、デメリットとも様々なサイトで意見が噴出していますので、ここで私が列記することは避けますが、一つだけ言いたいことは、韓国にとってのデメリットと思われる『もし合意を破棄したら世界の信用がなくなる、孤立する』というのは、さてさてそれほどデメリットなのでしょうか? ということです。

もともと、醜悪で狡猾な民族であることは、スポーツ界での買収、八百長や経済活動においての不誠実な態度等で、世界共通の認識になっており、今回合意を破っても、『ああ、またか』程度で済むのではないでしょうかね。

対して、『日本が軍の関与を認め、安倍首相謝罪する』というのは、存外日本にとって大きな痛手になる可能性があります。神戸淡路震災東日本大震災時に見せた、被災民の方々の民度の高さは、世界にとって驚愕、驚嘆せしめ、あの反日中国人でさえ称賛させたほどでした。それ以外にもNPOをはじめとする世界中で貢献している人々のおかげで、日本人は高潔で親切で誠実で嘘をつかない民族との評価が高まっていましたが、今回の合意で、一気に評価が低下する可能性が出てきました。

無論、軍の関与というのは、韓国の言う20万人の少女の強制連行を指しているではなく、また安倍首相謝罪というのも、旧日本軍の悪行に対してではなく、あくまでも道義的な立場に立って、というものでしょう。ですが、世界は、特に日本に悪意を持っている中韓の画策に乗っているメディアは、そのように受け止めたりはしません。もうすでに、悪意をもって捻じ曲げて報道拡散しています。これが世界の共通認識となれば、『肉を切らせて骨を断った』のは日本ではなく、韓国だったということになりかねません。何せ、韓国の野望の一つは、日本民族を貶め、辱め、世界の評価を自分たちに近づけることなのですから。彼らは自分たちの世界からの評価を認識しています。当初は、日本にとって代わることを希望していましたが、もう浮上が容易でないことを知りました。そこで、自分たちが浮上できないのであれば、憎き日本を自分たちの位置まで下げよう変更したのです。それが、世界中での慰安婦少女像の設置であり、ディスカウントジャパンなのです。

ですから、日本は韓国の策に嵌ったともいえるのです。合意が破棄されても、『日本が軍の関与を認め、安倍首相謝罪をする』というのが、一人歩きする可能性が高いのです。

日本は、世界に向けて今回の合意の内容と、慰安婦問題の事実、真実を広報、啓蒙していく必要があります。

もう一つの懸念は、仮に今回の合意が実行された場合、今後日韓関係改善の美名のもとに、スワップ再開や平昌五輪への経済支援を実行しようとする勢力が力を増すということです。これは絶対に阻止しなければなりません。韓国には経済破綻をさせ、塗炭の苦しみを味合わせなければなりません。日本は支援してはいけません。世界銀行アジア銀行、IMFうを通じても支援してはいけません。既存の資金で支援することには反対できませんが、日本がそのために新たに拠出することはさせてはいけません。

そのような気配が感じられたら、官邸に断固反対のメールを送りましょう。

また、親韓東京都知事の言動にも注視しましょう。

『策に嵌ったのは日本? 韓国?』 - どうする日本、どうなる世界

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2015-05-10 アジアインフラ投資銀行にアメリカが参加できない真の理由と中国が参 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより転載。

アジアインフラ投資銀行アメリカが参加できない真の理由と中国が参加期限を6月末とした理由(一部転載)

AIIBの正体はアメリカ潰しでもあったという。

たとえば韓国の場合、サブプライムのジャンク債で持っている外貨準備高が100億ドル以上ある。帳簿上は取得時の簿価で計上されているが、実際には換金不能な紙屑だ。(だから韓国外貨準備はスカスカで、日本とのスワップが必要だった)

韓国は、AIIBに参加する際の出資に、このジャンク債を使用するつもりらしい。事情は欧州も同様で、AIIBへの各国の出資は、サブプライムジャンク債の見本市の様相を呈するだろう。額面だけは十分集まるだろうけど、バスが出発できないわけ。

こんな恐ろしい集まりにアメリカが参加できるはずがないだろう。アメリカが参加したら、各国が出資したジャンク債にアメリカ政府が保証を与えて現金化しろと迫られる。アメリカイギリスに強くいえないのも、「じゃあサブプライム債権を何とかしろ」と逆に言われるから。中国シャドーバンクゴーストタウン債権だけと思ったが不良債権マネーロンダリングがAIIBの目的だった。アジアインフラがどうのと、もっともそうな理屈を並べてるけど、事の本質は日本にジャンク債を買い取らせようってこと。中国の日本を騙して参加させたい狙い、他の参加国の思惑、全部繋がる。

また、AIIBバスが6月末、6月末と騒いで、まだ中国が日本に擦り寄ってきている理由は、6/26が高利回り商品の理財商品の決済日だということ。これの払い戻しができない可能性が高く、デフォルト、つまり企業の連鎖破綻が想定される。

この金融危機は2年前の6月末にもあった。このとき、銀行間の短期金利が一夜で7%から14%に跳ね上がった。それでも、銀行がカネを出したから持ちこたえたが、そのとき銀行は二度と金を出さないと宣言した。

中国は、大量に保有しているアメリカ国債をドルに変えて返済したらいいのだが、受け皿となる市場規模からして混乱を生じる。となると、日本に頭を下げて、裏でアメリカ国債をドルに交換してもらうぐらいしか手がなくなる。

中国売国マスコミ親中政治家、学者、コメンテーターらは、来るべき6月末に向けて大規模なAIIB参加キャンペーンを始め、同時に中国は日本に対して好意的な態度を取り続ける。たとえば、安倍首相靖国参拝を決行しても、差しさわりのない非難で終わるだろうし、結果韓国中国の豹変に驚愕する。

まあ、靖国参拝はないが、中国が微笑み外交するのは間違いない。日本は断固中国に手を差し伸べてはならない。中国が経済破綻すれば、日本にも大きな影響は出るが、このまま中国軍拡を進めて、アメリカをも凌駕することになれば、それこそ国家存亡の危機を迎える。それに比すれば経済的影響など何ほどでもない。

アジアインフラ投資銀行にアメリカが参加できない真の理由 - どうする日本、どうなる世界

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2015-03-29 『阪神は優勝できない。2015セリーグペナントレース』 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用。

阪神は優勝できない。2015セリーグペナントレース

2015年のプロ野球が開幕しました。

何度も書いてきましたが、私は祖父から三代、大の阪神ファン虎キチでしたが、岡田監督以来、かなり興味が薄れてしまいました。むろん、結果は気になりますし、阪神が優勝して欲しいことには違いがありませんが、試合を見ることは激減しました。


というのも、これまた何度も書いてきましたが、あまりに野球の質が低レベルなので、l見ていると腹が立ってくるからです。勝てばまだましですが、凡ミスで負けたりすれば、次の試合まで丸一日以上、気分が悪く、何事も手につかなくなるので、観戦を止めたのです。

さて、今年のせーリーグの前評判は、腐っても鯛、故障者続出で、オープン戦も低調だった巨人と、メジャーリーガー黒田の復帰で沸き立つ広島、そして我が阪神が三強というのが専らです。


ですが、今年の阪神の優勝はありません。74年ぶりの開幕延長サヨナラ勝ちに続き、史上初の開幕2戦連続サヨナラ勝ちと、絶好のスタートを切りましたが、第3戦目の一回表の守備を見て優勝できないと確信しました。


それは、1アウト1塁‐3塁で、4番のルナの当たりはサードゴロ。絶好のダブルプレーのはずでした。ところが、2塁手上本の1塁送球がランナーの森野の手に当たってしまい、

ダブルプレイならず、得点を与えてしまいました。森野は手を大げさに上げていましたので、守備妨害のようにも取れますが、通常のスライディングとも取れる微妙な動作でした。


問題は、森野のプレーではありません。上本の動きです。平凡なサードゴロ、打者ルナは右打者で鈍足、ダブルプレーには十分余裕がありました。にも拘わらず、上本はベースを踏んだままの体勢で送球しようとしたのです。これが大きなミスなのです。タイミングが際どい場合は仕方がありませんが、余裕がある場合は、走者の微妙な妨害行為(手を上げたり、足を上げて邪魔をする)を避けるため、一歩前へ踏み出して角度をつけて送球するのが常道なのです。それでも、ランナーに送球が当たったり、ぶつかったりすれば明らかな守備妨害となるのです。


上本はそれを怠りました。これが優勝できないという理由です。上本は、たしか広島広陵から早稲田大学に進学し阪神に入団しました。広陵は言わずと知れた名門で、細かい野球で有名です。しかも、広陵早稲田と主将を務めたほどの逸材です。さらに言えば監督の和田も2塁手出身、今年からヘッドコーチになった平田は明治大学遊撃手でした。つまり、内野手としての常識を知らないわけがない。それが、おろそかになるということは、いかに阪神が細かいプレーに拘らない、大雑把な野球しかできない球団になり下がっているかの証明のようなプレーと言えるのです。


これが単純なエラーとか暴投であれば、まだこちらの方がましです。捕球ミスとか送球ミスといった体のミスは野球に付き物だからです。しかし、一歩踏み出して角度を変えるのを怠るというのは頭のミス、ボーンヘッドなのです。これは意識の持ち方でどうにもなるのです。たとえば、内野手の送球ミスは仕方がありませんが、捕手外野手のベースカバーは意識の問題です。それによって失点を防げるかどうかは大きな差となります。


藤波はその後連打され3点を失いました。ここで、抑えるのが真のエースと言えるのでしょうが、藤波にはまだそこまでの精神力はないようです。ですが、彼を責めるわけにはいきません。


この記述の時点では試合結果はわかりませんが、この試合に勝っても負けてもそれは重要ではありません。こういう野球をしているチームに栄冠が輝くことはないと思いますし、輝くべきではないでしょう。


さらに問題なのは、首脳陣が上本にきちんと注意をしたかどうかです。今の阪神であればしないような気がします。私が阪神の試合を見なくなったのは、こういう怠慢プレーや摩訶不思議な采配が多いからです。私は阪神が好きだから、痘痕も靨とはなりません。残念ながら、どうやら今年も阪神戦を見る機会はあまりなさそうです。

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2014-12-27 橋本大阪市長恐るべし。安倍首相−橋本市長の深謀遠慮 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用

『橋本大阪市長恐るべし。安倍首相−橋本市長の深謀遠慮』

二週間前の衆議院選挙ですが、結果は自民党の圧勝でした。間違いなく、圧勝です。

当日の選挙特番やその後の番組でも、

自民党議席を減らしのだから圧勝ではない』とか、

『事前の予想では300議席以上を見込まれていたのだから、291議席では圧勝ではない』

という輩がいましたが、ほんと、こういう奴らは何が何でも、自民党及び安倍首相批判したいのでしょうね。吐き気がします。

たとえばサッカーにおいて、日本代表があるチームに、スコアが3−0で、シュート数やボール支配率などいわゆるスタッツも圧倒して勝利したとします。

日本が同じチームと再戦した場合、日本は5−0とか6−0で勝利しないと圧勝とはいえ無いのでしょうか? いいえ、3−0でスタッツがほぼ同じであれば、間違いなく圧勝です。

自民党は前回の選挙で294議席を獲得しました。今回、5議席の定数減を考えれば、実質は前回と同じと考えられます。絶対安定多数を大きく超え、公明党と合わせれば2/3を超えたのですから圧勝以外の何物でもありません。この糞マスゴミ印象操作には気を付けてください。

さて、今回の維新の党ですが、1議席減の41議席確保は大健闘です。ましてや、公明党との確執から、橋本、松井両氏の出馬が取りざたされていながら、結局断念したため、結果として維新の党にとっては逆風の中での選挙となりましたが、それでもわずか1議席を減らしただけに終わりました。しかも、大阪での比例での得票率が32,37%と、自民党を上回って全国で唯一第一位となるおまけつきです。次世代の党との分裂や結の党との合流など、決して評価される要因があったわけではないなかでのこの結果ですから、あらためて橋本市長人気を再認識されら他選挙となりました。

この結果を受けてのことなのか、事前に密約があったのかは定かではありませんが、公明党大阪大阪都構想の是非をを問う、住民投票に賛成する意向を示しました。無論、この住民投票で決定するわけではありませんが、結果次第で来年の統一地方選挙に多きな影響を与えることになるでしょう。

ですが、私が橋本市長恐るべしと言ったのは、そのことではなく、今回の選挙結果によって安部首相の悲願である『憲法改正』に向けて大きく前進したからです。

周知のとおり、憲法改正は衆参両議院の2/3の賛成で発議されます。今回の結果で与党は326議席と定数475議席の2/3を超えました。

しかし、連立与党公明党は『加憲』であり、実質的に安倍首相の『憲法改正』には反対です。ところが、維新の党は賛成ですから、公明党が反対してもそれ以上の議席数になります。

問題は参議院です。議席数242に対して、与党は115議席公明党20議席、合わせて135議席と、2/3にの162議席には27議席足りません。これは大きな数字です。

まして、維新の党は公明党より9議席少ない11議席ですから、さらに遠ざかります。

ところがです。ここで今回出馬を断念した橋本市長の天才的な政治判断が生きてきます。そうです。再来年の参議院選挙に橋本市長と松井知事出馬するのです。その頃には、大阪都構想の決着は付いていますので、誰憚ることなく出馬できます。、大阪都構想の結果次第でもありますが、大きな旋風を巻き起こす可能性は少なくありません。

この間、江田代表派との意見調整が纏まれば、3倍増も十分可能でしょう。これに民主党から右派を1/3取り込みさえすれば50議席夢物語ではありません。自民党が増減0として、165議席となり、これで2/3を超えます。

無論、長年の公明党との良好な関係からすれば、また各選挙区2万票とも言われる組織票からすれば、自民党が簡単に公明党との連立を解消するとは思えませんが、もし安倍首相が命懸けで憲法改正を行うつもりでいるのであれば、維新の党との連携で憲法改正の発議が可能となった時点で、公明党に絵踏みを迫るでしょう。あくまでも公明党が反対であれば切ると見ます。

あくまでも、2/3の議席は『憲法改正の発議』のために必要であって、通常の国会運営であれば、過半数、出来れば絶対安定多数があれば良いのですから、現状の自民党以外の状況を観れば自民党にとって全く問題ないでしょう。

また、公明党としても簡単に連立から離脱するとは思えません。まして、今後の中国の政治、軍事的不安定要素を考えれば、自民党案に箍を嵌めて、譲歩する方向にだって転換する可能性もあるでしょう。

私は維新の党と公明党との裏取引?以外に、橋本市長と安部首相との間にはそういう共通の読みがあるように思えてなりません。読みというより、正式に大阪都構想が承認されれば、政府が強力に支援し、その見返りとして維新の党、橋本氏が憲法改正の発議に協力する。二人の間にはそういう盟約があるように思えます。

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2014-12-21 『世相あれこれ』 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより

『世相あれこれ』

 

また、長期の休養をしてしまいました。

認知症の母の介護から解放されましたが、何かと忙しくまた、一種の虚脱感にも見舞われ、とても世間のことにあれやこれや口出すをする気にもなりませんでした。

にも拘わらず、この間訪問して下さった方々には、本当に感謝の気持ちで一杯です。

さて、前回はW杯の準決勝についてで終わってしまっていましたので、サッカーを中心に、その後の世相について簡単にコメントしてみたいと思います。

まず、W杯の決勝ですが、私の予想はアルゼンチンの神がかった勝利でしたが、残念ながら、実力通りにドイツが優勝しました。アルゼンチンにもチャンスが無かったわけではないですが、はやり実力的にはドイツが2枚上で下ね。

代表とリーグとは違いますが、そのドイツブンデスリーガに数多くの日本人選手が所属し、活躍していることを考えれば、やはり日本代表の成績は不本意だったと思わざるを得ません。その日本代表の惨敗の原因ですが、なんと、その理由の一つが、『コンディショニングの失敗』だそうです。

私は呆れましたね。これまで、私は何度も『日本代表の生命線は一にも二にも、体調管理』が重要と言ってきました。その条件さえクリアーできれば、ベスト8は有り得るとも言ってきました。事実、コンディショニングが良ければ、コートジボワールギリシャには勝てていたと思います。また、決勝T一回戦はコスタリカ戦でしたから、そいれも勝てたと思います。たしかに、コスタリカはこの大会の台風の目でしたが、大会前の調整試合で完勝していました。〜たら、〜ればですが、返す返すも非常に残念な悔いの残る大会となりました。

その日本代表のアギーレ新監督に八百長問題が勃発してしまいました。私は断固解任すべしと考えます。アギーレ監督の能力や人柄とは別問題です。八百長が真実かどうかも無関係です。まずもって、このような醜聞に巻き込まれるだけでアウトだと思います。何かの陰謀であれば別ですが、これまでのニュースを聞く限り、通常の疑惑のように思えます。であれば、無実であってもそれが判明するのは数か月後でしょうから、今の時点で解任すべきと考えます。

ああ、そうでした。このアギーレ監督と交渉したのが原専務理事でしたが、この男どうして責任を取らないのでしょうかね。いえ、今回の問題ではなく、W杯惨敗の責任です。彼は技術委員長でしたから、W杯の現場責任者といえるでしょう。にも拘らず、その責任を取るどころか、専務理事に昇格?現状維持?とはいかがなものでしょうか。

断わっておきますが、私は原氏とは何の関係もなく、個人的な恨みはありません。むしろその風貌、言動から見れば善良な人間なのかもしれません。仕事も有能なのかもしれません。しかし、結果的にW杯で惨敗したのですから、大仁会長が責任を取らないのであれば、原氏が責任を取って然るべきです。一旦、辞任して協会から離れ、禊をすましてから、有能であれば再び協会に戻れば良いのです。

それを責任を取るどころか、新監督の交渉までするとは言語道断です。こういう仲間内の傷の舐めあい、馴れ合いの構造が日本代表の更なる躍進の足枷になっていると思います。今回の八百長問題が深刻になれば、原専務理事だけでなく、大仁会長も引責辞任すべきと考えます。

もう一つ、衆議院選挙の結果ですが、一つだけ言わせてもらいますと、橋本、松井両氏が出馬しなかったの正解です。二人が出馬していれば維新議席を伸ばしていたでしょうが、

あれだけの逆風の中で、1減は大健闘だと言えます。政治状況については次の機会に書かせていただきます。

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2014-07-10 サッカーブラジルW杯・準決勝 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

サッカーブラジルW杯・準決勝』

 

準決勝の2試合が行われ、ドイツアルゼンチンが決勝に進出しました。手前みそながら、予想が当たったというわけです。

ブラジルドイツ

7−1というブラジルは64年ぶりの得失点差で敗れるという歴史的大敗を喫してしまいました。 とはいえ、もちろん両者の実力の差がこれほどあったわけではありません。サッカーというスポーツは、流れ一つでブラジルのような強者をも地獄に落とすスポーツということです。先制点を奪われ、『しまった!』という感情が芽生え、2点目を奪われ大きく動揺した。ここで勝負はほぼ決してしまった。ドイツ相手に2点差はあまりに大きいですからね。3点目が駄目押しとなり、すっかり戦意を無くしたというところでしょう。したがって、4点目以降は蛇足、おまけのようなものです。

やはり、ブラジルネイマールの欠場が大きかったですね。トータルの戦力というより、彼の突破力を失ったのが大きかった。もし、彼が出場していれば、個人技で先制点を奪えたかもしれない。そうなれば試合展開はまるっきり違ったものになったでしょう。しかし、

ドイツに先制点を奪われてしまった。ブラジルの選手たちには一層のプレッシャーが掛かってしまった。

ネイマールの欠場は、想像以上に他の選手の精神的負荷を掛けていたようです。ただでさえ、自国開催、また大会前の民衆デモによって、選手たちには優勝するしかないと決死の覚悟だったのでしょう。そこにネイマールの負傷です。選手たちの精神は風船のように張り詰めていた。先制点を取られ、風船から空気が漏れ始めたが、ブラジルの選手たちには、空気漏れを直す手立てに追われているうちに2点目を取られ、空気漏れはさらに加速し、3点目でとうとう破裂した。そういう意味では、グランド上の精神的な支柱だった主将のチアゴ・シウバの欠場も痛かったですね。やはり、厳しい南米予選を戦ってこなかったツケを払わされた恰好となってしまいました。

(TBSのNEWS23だったと思います。スポーツコーナーで、『ブラジルは大会から去

 った』などとアホなことを言っていましたね。3位決定戦が有るのを知らないようです)

オランダアルゼンチン 

こちらは延長を戦って0−0のスコアレスで、PK戦の末、アルゼンチンが勝ち上がりました。開始から終了まで、緊張感のある引き締まった良い試合でした。PK戦まで行ったので死闘と言えば死闘かもしれませんが、野球で言えば、壮絶な打ち合いではなく、ヒットも少なく、ランナーも滅多に出ない0−0の緊迫した投手戦といったところでしょうか。実際、延長120分戦って、シュート数はオランダが8本、アルゼンチンが7本と少なく、決定機もほとんどなかったので、見ごたえがなかったようにも見えたと思います。しかし、これはアルゼンチンが引き気味のショートカウンター狙いだが、枚数を掛けるというわけにはいかず、オランダオランダポゼッションしようと思うのだが、メッシの存在が邪魔になって、両SBを上げるという深い入りができない。お互いに守備の意識が高く、ミスした方が負けといった非常に締まった試合内容だったと思います。とくにアルゼンチンメッシもそれなりに守備をしていましたし、ベルギーより一段上の攻撃力のあるオランダを封じ込めました。PK戦になって、オランダはさすがにコスタリカ戦と同じ手を使うわけにもいかず、こうなると、コスタリカ戦で交代させられたオランダのGKにも選手内にも微妙な失敗感が働いてしまった。(失敗ではないのだが、コスタリカ戦があまりにも見事に当たったため、なんとなく受け身になったように思う)

さて、決勝ですが、条件的にはドイツが有利です。決勝戦までアルゼンチンが中3日なのに対して、ドイツは1日多い中4日です。大会の序盤であれば問題ないのですが、決勝戦に来ての丸一日の差は大きい。しかも、ドイツが90分で決着が付いたのに対して、アルゼンチンは120分戦い切った。これは体力回復という面では大きな差と言えるでしょう。

しかし、メンタル面ではアルゼンチンが有利と見ます。ドイツは通算対戦成績で分が悪意ブラジルを完膚なきまでに叩きのめし、同時に2002年の決勝での屈辱を晴らました。これは一種の達成感が支配します。前回記述したように強靭なメンタルを持つドイツでも、それは苦境にあったときに発揮されるもので、自分たちが優位に立った場合はわかりません。条件面では自分たちが有利であり、優勝候補筆頭のブラジルを倒したのだがら、優勝して当り前とまではいかなくても、周囲はドイツ有利と書き立てるでしょう。この雰囲気の中で戦うのはいかなドイツでも厳しいのではないかと推察します。

スコア的にはアルゼンチン勝利ならば1−0か、延長に入っての2−1といったところでしょうか。ファンペルシーやロッベンといった非常に個の能力の高い攻撃は防げましたが、ドイツは連携で崩してくるので、アルゼンチンが対応出来るかどうかです。ドイツはもちろん最少スコア勝ちも考えられますが、3−0,4−1といった圧勝もあり得ると思います。ドイツオランダ以上に守備は堅いと思われますので、普通であればアルゼンチンは1点取るのが精一杯でしょう。メッシ神がかりプレイで2点でしょうか。PK戦になれば、これはもう神のみぞ知るです。

私はアルゼンチンが優勝すると思っています。大会前からそう思っていましたが、理由はメッシが思った以上にマスコミに取り上げられなかったからです。ブラジル大会ということもあって、注目はネイマールに集中しました。これが、却ってメッシ、引いてはアルゼンチンに幸運を齎すのではないかと思いました。御存知のとおり、サッカーファンの間では、とくにアルゼンチン国内ではメッシマラドーナとではどちらが上かという論争が少なからずあります。バルセロナで大活躍し、史上初の4年連続で4回目のバロンドールを獲得したメッシも、代表では、つまりW杯では目立った活躍もなく、1986年のメキシコ大会で獅子奮迅の活躍でアルゼンチンに2度目の優勝を齎したマラドーナに及ばないとされてきました。そう、『五人抜き』や『神の手』ゴールが有名になった大会です。したがって、今大会を主将で迎えるメッシは、表面上とは裏腹に並々ならぬ闘志をもって大会に臨んでいたと思うのです。それが、これまでのW杯での不振が幸いしたのか、それほどの期待も喧噪もなくここまで来れたと思うのです。これで、アルゼンチンが優勝すれば、それこそ『メッシの大会』と記憶され、名実ともにマラドーナ越えを果たし、論争に終止符を打つことでしょう。

サッカーブラジルW杯・準決勝 - どうする日本、どうなる世界

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2014-07-07 サッカーブラジルW杯・準々決勝 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用

サッカーブラジルW杯・準々決勝』

5,6日と準々決勝が行われ、ドイツブラジルアルゼンチンオランダが勝ち上がりました。何とも豪華なというべきか、願ってもない4か国が勝ち残ったものです。南米2か国、欧州2か国というのも良いですね。ブラジルアルゼンチン南米2強、ドイツオランダ欧州3強のうちの2つ。(次回の欧州選手権までスペインを入れておきます)

これで、決勝は欧州同士、南米同士、欧州VS南米といういずれの可能性も残しました。

ドイツフランス

思いのほか、つまらない試合になりました。ドイツはいつものようにポゼッションするわけでもなく、引いてカウンターを仕掛けるわけでもなく、だらだらとした試合運びに終始しました。そのためポゼッション率は50−50でしたが、シュート数はフランスが上回りました。前半13分という早い時間に得点したので、ドイツはペースを緩めたのかもしれません。情報では何人かがインフルエンザに罹ったらしいので、体力を温存していたのでしょうか。同点にされていたら、またエンジンを掛け直したていたと信じたい。もし、このようなパーフォーマンスであれば、ブラジル戦は苦杯を舐めることになるでしょう。

ブラジルコロンビア

この試合は、思いのほかブラジルが良い試合をしたと思います。ポゼッション率、シュート数は互角でしたが、数字以上にブラジルには余裕が感じられました。勝敗は決定力の違いでした。ようやく、本当のブラジルの力を見た気がしましたが、残念ながらネイマールが骨折してしまい、以降の試合は絶望となってしまいしました。ネイマールには申し訳ないのですが、これが吉と出るか凶と出るか興味津々です。層の厚いブラジルですから、レベルの高い代わりの選手はいると思いますが、さすがにネイマールクラスとなると難しい。逆に、彼のために戦おう、と団結するのはプラスですが、もともと自国開催で士気が高まっていましたから、上積みとなると幅は知れています。ネイマールを失い、ダウンした戦力分を補えるかどうかですが、準決勝の相手がドイツというところが味噌です。オランダアルゼンチンであれば、メンタルで凌駕できるかもしれませんが、世界一と言っても過言ではないメンタルを持つゲルマン民族ですからね、ネイマールを失い低下した実質分のツケを払わされることになるような気がします。

アルゼンチンベルギー

この試合もドイツフランス戦のドイツと同様、アルゼンチン省エネの試合運びをしました。これまた前半8分という早い時間に得点してしまったため、無理にポゼッションせず、ベルギーに合わせた試合運びとなりました。シュート数、ポゼッション率がほ同じなのはその結果です。お互いに決定機を逃していますが、アルゼンチンが余裕残しの試合だったと思います。ただ、ディマリアの負傷交代は気になります。私はアルゼンチンの優勝予想ですが、彼が試合に出れないとなると、大きな痛手となります。

オランダコスタリカ

これはもう、一方的なオランダのペースでした。たしかに、コスタリカにもチャンスは無くはなかったですが、シュート数は3倍以上、ポゼッション率も64−36ですから、印象的にはほとんどコスタリカ側のエリアで戦っていたと言っても良いでしょう。判官びいきの方はコスタリカの健闘を湛えたくなるでしょうが、試合内容は圧倒的にオランダでした。コスタリカを褒めるとすれば、よくぞ120分間耐え抜いて、PK戦に持ち込んだものだということです。これで、コスタリカに大きな勝機が生まれました。俗に、PK戦は試合内容で負けていたチームが有利と言われています。実際のデータがどうなのか知りませんが、おそらく押していたチームの選手たちは『勝てた試合だったのに・・・・・・』というネガティブが精神に陥り、押されていたチームの選手には『負けていてもおかしくない試合だった。自分たちには失うものはない』というポジティブな気持ちが支配するからでしょう。

ところが、オランダファンハール監督はPK戦用のGKを起用するというとんでもない策を用意していました。これは極めて優れた作戦です。交代したGKがどれほどPKに強い選手か知りませんが、前述しましたように、PK戦は押されていた方が精神的に有利となります。そこでファンハール監督は、コスタリカ側の気持ちを動揺させる作戦に出たとみます。コスタリカの選手たちに、『貴重な交代枠を使ってまで、わざわざGKを交代させるということは、相当PKが得意なのだろう』と緊張感を植え付けようとしたのだろうと思います。そうなると、精神的には互角とまではいかなくても、かなり同等になったはずです。結果的にオランダが勝利しましたので、作戦成功だと言えるでしょう。

ファンハール監督の頭の中には、最後の交代枠で攻撃的な選手を使い、1点を取り切るという作戦もあったでしょう。だがこの試合は、ポストやバーに4,5度嫌われてたという、流れ的には悪い試合でした。ですから、もう一段攻撃的に行っても、点が取れない可能性が高い。そうなると、ますますPK戦は精神的に不利になる。そうであれば、交代枠は心理作戦に使うという選択をしたのです。試合の流れを読み切った、実に素晴らしい作戦でした。これぞ名監督、名将と言えるでしょう。

準決勝ですが、この2試合は死闘となるでしょう。PK戦になったから死闘というのではなく、たとえ4−1でも魂の籠った、激しく攻守の切り替えの早い試合を期待したいと思います。さて、予想ですが、初志貫徹でドイツアルゼンチンが勝利すると思います。

サッカーブラジルW杯・準々決勝 - どうする日本、どうなる世界

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2014-07-02 サッカーブラジルW杯:決勝T1回戦総括と新代表監督選考 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

サッカーブラジルW杯:決勝T1回戦総括と新代表監督選考』

決勝トーナメント1回戦の8試合が終了しました。

結果は、延長PK戦が2試合、延長決着が3試合、90分決着が3試合となりました。90分決着のオランダメキシコは、終盤までメキシコが優勢でしたから、比較的危なげない試合だったのはフランスナイジェリアコロンビアウルグアイの2試合でしょうか。

私が勝ちを予想したギリシャはPK負け、アメリカも延長負けでした。、とくにギリシャコスタリカが10人となったため、内容的には圧倒していましたが、今大会のコスタリカは何か持っているということなのでしょう。ともあれ、勝ち上がった8か国ともグループリーグ1位通過ですから、妥当と言えば妥当な線に落ち着いたということでしょう。

さて、高校野球甲子園大会でも準々決勝が1番面白いと言いますが、今大会の準々決勝も面白い組み合わせになりました。中でもブラジルコロンビアが一番です。コロンビアはエースのファルカオを欠きながら、この強さ、すばらしいチームですね。ブラジルを食うかもしれません。

ブラジルは良いメンバーが揃っているのですが、何かもう一つインパクトに欠けているような気がします。ホスト国ということで、厳しい南米予選を戦っていないことが影響しているのかもしれません。もし、ブラジルが本来の力を発揮し、コロンビアを下せば、一気に優勝まで突き進むかもしれませんが、コロンビアに屈してしまうような気がしてなりません。

フランスドイツ、私はドイツの勝利を予想しましたが、前回の予想よりフランスの評価は高くなっています。まだ、ドイツ凌駕するまでには至っていないのですが、延長まで縺れ込みそうな気もします。

オランダコスタリカ、さすがにコスタリカ神通力もここまででしょう。ここで敗れてもコスタリカの健闘は絶賛に値します。

アルゼンチンベルギー、これはアルゼンチンでしょうね。

さて、新聞紙上は次期監督の話題で持ちきりですが、これはもう首を捻るどころか、腹立たしい限りですね。日本サッカー協会のこういう姿勢が、日本サッカー界の成長の障壁となっているのです。なぜ、この時期に新監督を決めるのでしょうか。今大会の分析、評価、総括をしないままに新監督を決める、これって筋が通っていないでしょう。

しかも、交渉しているのが原技術委員長とは言語道断です。今大会の惨敗を受けて協会の誰かは責任を取らなければなりません。大仁会長が退任しないのであれば、当然原技術委員長が辞めなければなりません。その責任を取るべき人物に次の監督との交渉を任せるって、背任横領で懲戒解雇になった者に、商談中だからと言って契約を任せるようなものですよ。常識では考えられませんね。

新技術委員長には宮本恒靖氏が就任するようですが、筋論とすれば、今大会を総括し日本サッカーの目指す方向を定めた後で、宮本氏の手に委ねるというのが本道でしょう。なぜこれほど急ぐのかわかりません。もし、原氏が交渉を纏め、新監督で結果が出なかったとき、いったい誰が責任をとるのでしょうか。原氏はサッカー協会に残っているのでしょうか。はっきり言って日本サッカー協会の上層部は腐っていますね。

たしかに宮本氏は逸材です。日本人の元プロ選手としては初めてFIFAマスターの卒業生となり、今大会でもテクニカルスタディーグループ10名のうちの1人(試合を分析し、技術や戦術、傾向などを分析し、試合ごとのテクニカルリポート及び大会の総括リポートを作成するグループ)に選ばれたという、おそらく将来は会長になる器でしょう。したがって、金の卵に傷を付けたくないという親心なのかもしれませんし、優秀な監督は争奪戦になりますから、早く手を打とうということかもしれませんが、本末転倒の誹りは免れないでしょう。

マスコミも相変わらず糞ですな。その点を全く指摘していません。わずかに、2,3名の解説者がTV番組内で疑問を呈したぐらいです。日本サッカーが弱い原因の一つです。

紙面上のアギーレ氏の紹介記事も糞ですな。『メキシコを2度ベスト16に導いた名将』

という冠はいかがなものでしょうか。馬鹿でしょう。

メキシコは1994年大会から今大会まで6回連続決勝Tに進出している、いわば決勝T進出常連国です。それを2002年と2010年にキシコを決勝Tに進出させたからといって名将とは呼べないでしょう。ブラジルドイツがベスト4に進んだからと言ってその監督が名将と言われますか。それなら、日本をアウェー大会で初めて決勝Tに進出された岡田氏の方がよほど名将ですし、今大会前評判を覆したピント氏の手腕の方が優れているでしょう。たしかに、2002年は低迷していたチームを立て直しての決勝T進出ですから評価はされるでしょうが、それにしてもマスコミの馬鹿ぶりは見るに堪えません。(アギーレ氏を否定しているのではなく、彼を名将とする根拠が間違っているということです。そうであれば、彼がスペインリーグでの手腕を評価すべきです)

さらに日本のファンにも呆れます。次期代表監督として誰が相応しいかというアンケートで、ストイコビッチ氏、ベンゲル氏などの名が上がりました。いったい、何を学習しているのでしょうか。私は両氏の能力を否定する者ではありません。しかし、W杯本番というのは、いかなベテラン監督でも混乱する舞台なのだということを知ったはずです。

そうであるならば、自分の好みはさておき、まず選択肢の中から、W杯未経験監督は除外して然るべきです。おそらく、Jクラブサポーターやコアなファンはわかっていると思いますが、一般のファンはそういう程度の認識しかないということです。実に嘆かわしいですが、サッカーがその国柄を映すスポーツだとすれば、この現状もまた今回の日本代表惨敗の原因の一つであることは間違いないでしょう。

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2014-06-29 サッカーブラジルW杯・Gリーグ総括 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより

サッカーブラジルW杯・Gリーグ総括』

Gリーグ全般と通して1番のサプライズは、何と言ってもコスタリカの躍進でしょう。

ウルグアイイタリアイングランドと同居し、「死の組」と言われていました。むろん、死の組というのはW杯優勝国の3ヶ国が同居したからで、コスタリカ草刈り場的な存在になるはずでした。

ところが、初戦のウルグアイ戦に3−1で勝利すると、続くイタリアにも1−0で勝利し、あっさり決勝T進出を決めてしまった。イングランドと引き分けて1位通過というおまけつきとなった。またしても、〜たら、〜ればですが、日本が2位抜けしていれば、コスタリカと当たっていただけに残念です。直前の親善試合で3−1で勝っていましたからね。親善試合とはいえ、精神的には優位に立てたはずでした。

次に驚いたのはスペインの敗退です。実は、昨年のコンフェデレーション杯決勝で、ブラジルに惨敗したころから、下り坂になっていたと思いますが、それでもGリーグ敗退は驚きだった。オランダ戦は敗戦も予想できましたが、まさか1−5の逆転負けまでは想像できなかった。結局、この惨敗が尾を引いたのだろう。続くチリにも0−2で敗れてしまった。

3番目は、アジアが3分9敗、全てのグループで最下位となったことでしょう。これは極めて日本の責任です。他のイランオーストラリア韓国の3ヶ国は、戦前より未勝利で終わる公算が大きく、期待できるのは日本しかなかったのです。その日本の未勝利により、24年ぶりにアジア未勝利となったと言っても過言ではありません。

このアジア惨敗により、出場枠の問題が浮上するでしょう。日本サッカー協会の田島副会長などはアジアの4.5枠を死守するなどと言っていますが、私にすればこういう態度が日本サッカーの成長を妨げている要因の一つだと思っています。私に言わせれば、アジア枠など「2」で十分ででしょう。

といっても、組合せのポット振り分けの問題もあるので、アジアは「1」減らして「3.5」が落としどころになるでしょう。その減った「1」のうち「0.5」はメキシコアメリカコスタリカの3ヶ国が決勝Tに進んだ北中米に与え「4.5」とし、プレイオフアジア北中米とする。そうすれば、これまでどおりにアジア北中米で8か国となる。残る「0.5」は南米に与え「6」にすれば良いでしょう。(今回はブラジル+4.5だった)

さて、日本のW杯を振り返ると、

1998年フランス大会 3敗。   アルゼンチンクロアチアジャマイカ

2002年日韓大会   2勝1分。 ベルギーロシアチュニジア

2006年ドイツ大会  1分2敗。 ブラジルクロアチアオーストラリア

2010年南ア大会   2勝1敗。 オランダデンマークカメルーン

2014年ブラジル大会 1分2敗。 コロンビアギリシャコートジボワール

となるのだが、これをみて何か気づきませんか?

一つは、好成績(決勝T進出)と惨敗(Gリーグ敗退)が交互になっている。つまり、次のロシア大会は好成績となる? ではありません。

日本が惨敗した大会は、必ず南米の国と同居しているのです。そして一つも勝っていません。逆に欧州の国と同居した大会は、2勝1分1敗。しかも1敗は準優勝したオランダで、かなり善戦していました。

つまり、日本は依然として南米の国に弱く、欧州の国には比較的戦えるようになったということでしょう。W杯だけではありません。コンフェデレーション杯でも、親善試合でも欧州の国とは良い戦いができるのに、南米の国だと分が悪くなります。日本が勝利したのは4年前のアルゼンチンに1−0ぐらしか頭に残っていません。(あくまでも、W杯に出場できる国)

日本が南米の国に弱いのは、今に始まったわけではありません。日本が弱小だったことからずっとです。しかるに日本はその強化をしていません。強化と言っても、とくにすぐれた策があるわけではないのですが、日本は願ってもない機会を逸しています。11年と15年にせっかく南米選手権に招待されていながら、二度とも辞退したのはいかがなものでしょうか。11年は不幸な東日本大震災の影響で、Jリーグの日程がタイトになったため、15年は南米選手権なので、日本の海外選手が拘束できないため、ベストメンバーが組めないので辞退したのです。

だが、本当にこれで良いのでしょうか。11年のときは、クラブ側を思えば、負担が掛かるのは避けたかったのでしょう。ですが、残念ながら今の日本サッカー人気の趨勢は日本代表の結果によることが大きいことを思えば、クラブ側は譲歩するべきだったと思います。その際も書いたのですが、Jリーグの日程を12月末まで延ばし、天皇杯を1月に開催する方法だってあったはずです。南米選手権は4年一度、東日本大震災はそれこそ、何十年、何百年に一度の災害です。もっと柔軟な思考があってしかるべきだと思っていました。

15年の辞退も非常に残念です。これで、18年のロシア大会まで、南米の国と真剣勝負のできる機会を失ってしまいました。15年のアジア杯で優勝しても、コンフェデレーション杯で南米の国と戦えるかどうかも不明ですし、親善試合は当てにならないことが今大会の惨敗ではっきりしています。15年大会は海外クラブと交渉し、出来得る限りベストメンバーで参加すべきだったと思います。仮に本田、長友、内田、長谷部、岡崎あたりが不参加となっても、どっちみち4年後を見据えれば、「脱彼ら」を成し遂げなければ、さらなるレベルアップは望めないと思いますので、4年後の若手主力候補中心にを参加して欲しかったですね。

さて、決勝Tが始まり、ブラジルコロンビアがベスト8に進みました。後出しジャンケンのようですが、私はチリが勝つのではないかと思っていました。結果はPKまで縺れ込み3−2で辛うじてブラジルが勝ちました。コロンビアは順当だったと思います。ウルグアイは、例の噛み付き事件でエースのスアレスが欠場となりましたが、コロンビアもエースのファルカオを欠いていますので、五分だったと思います。コロンビアは強いですね。

今後ですが、オランダVSメキシコは面白いですね。オランダが上だとは思いますが、展開次第でメキシコも十分可能性があると思います。コスタリカVSギリシャギリシャだと思います。勢い的にはコスタリカですが、ギリシャが勝つような気がします。フランスVSナイジェリアフランスドイツVSアルジェリアドイツアルゼンチンVSスイスアルゼンチンベルギーVSアメリカアメリカとみます。

準々決勝、ブラジルVSコロンビアブラジルVSチリ以上に、ブラジルは苦戦すると思います。案外コロンビアが勝つかもしれません。フランスVSドイツドイツオランダVSギリシャオランダアルゼンチンVSアメリカアルゼンチンでしょう。

準決勝、コロンビアVSドイツドイツオランダVSアルゼンチンアルゼンチン

決勝、ドイツVSアルゼンチンアルゼンチン。今大会はアルゼンチンの優勝とみます。

まあ、当たらないでしょう。

サッカーブラジルW杯・Gリーグ総括 - どうする日本、どうなる世界

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2014-06-25 サッカーブラジルW杯・コロンビア戦・戦評 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

「妥当な結果、的外れな批判と今後の強化策」

第三戦のコロンビア戦は1−4で敗れ、日本はGリーグで敗退した。副題の『妥当』というのはGリーグ敗退の事ではない。あくまでも、対コロンビア戦の結果である。リスクを冒して勝ちに行けば、失点する可能性も高くなるわけで、とくに3点目と4点目は度外視して良い。これを結果だけを見て大敗と批判するのは的外れである。

前回で予想した通り、コロンビアは8人もメンバーを替えて臨んで来た。そして、まずは守備を固め、カウンター狙いだったが、これも予想通りだった。今野のPK献上による失、点も,私にすればある意味、想定内で、むしろ却って戦い易くなったと思った。なぜなら、これで大会前の日本の試合運びと同じになったからである。つまり、前半の早い時期に失点し、追う展開である。

コロンビアは強豪だが、8人もメンバーを替えてきているし、戦術も引いて守ってカウンター狙い、しかもモチベーションも多少は落ちているはずである。となれば、親善試合でのオランダベルギーコスタリカザンビアと同程度の力関係になったのではないかと期待が湧いてきていた。

ところが、同点にした時間帯が悪かった。おそらく、解説者や芸能人たちは、前半で同点にできて良かったというだろうが、そこが私と違うところである。たぶん、早い段階で同点にできたから、そこからもう一点という観点なのだろうが、私の見る目は少し違うのだ。たとえば、前半26分、香川がゴールを決めていれば、それが最良だった。香川が本調子ならば、決めることができたと思うが、きちんとボールを捉えることができず、弱いシュートになってしまった。あれを、たとえば向かってゴール左上隅に叩き込めるか否かが、世界のトッププレイヤーとの差である。

後半に同点にできたという前提で言えば、前半終了間際であれば、むしろ前半は0−1で終了した方が良かったと思っている。なぜなら、同点でもここで流れが一旦切れるからである。もし香川が同点にしていれば、日本は前半の残り時間を勢いに乗ったまま戦えたはずである。コロンビアも攻勢に出るだろうが、試合中の流れを変えるは容易ではない。だが、同点後すぐにハーフタイムでリセットされ、流れが止まってしまった。

もし、0−1で後半に入っていれば、コロンビアは1点取った後の試合運びをそのまま続けたであろう。その方が日本は戦い易かったはずである。ところが、同点にされ戦前と同じシチュエーションになったコロンビアにすれば、戦術的にも精神的にも元に戻して臨むことになった。つまり、また1点を取りに行って、取れたら守ってカウンター狙いである。一方で、日本も一息ついてしまうことになってしまった。いくら、モチベーションを保とうとしても無理である。

はたして、後半10分位に失点してしまった。これは、0−1で後半戦に入ったのと、1点差ということでは同じだが、精神的には全く違う。「折角追いついたのに〜」というネガティブな気持ちがどうしても出ざるを得ない。日本人には特にである。岡崎のゴールが後半の15分ぐらいであれば、日本は残り30分あまりを勢いが付いたまま攻勢に出れる可能性が高かった。むろん、コロンビアも攻勢に出るだろうが、上記したように、試合中に流れを変えるというのは、よほどの力を必要とするので、日本は互角に戦えたと思っている。

そういう意味では、後半20分の内田のクロスを大久保が浮かしてしまったシーンが悔やまれる。もう半歩、もう1足前に出ていれば、決められていただろうし、そうなれば日本の勝つチャンスも生まれていたと思う。その半歩も世界との差ではあるが・・・・・。結局、せっかくモチベーションを保ったギリシャが奮闘して勝ってくれたのに、日本が情けなかったという結果に終わってしまった。もっとも、この時点で〜たら、〜ればなどと言っているようではお終いではある。今大会のコロンビアとの力関係からすれば、たぶん、どのような状況になっていたとしても、日本の引き分け以下は確定的だったと思う。

さて、Gリーグ敗退を受けて、日本ではこれから敗戦の分析や批判が噴出することになるだろう。闘う気持ちが感じられなかった、といった精神論から、決定力がない、最後のアイデアに乏しい、横パスばかりで相手は怖くない、勝負する勇気がないなど、素人の私でも言える批判に終止し、結局は監督の采配、選手のせいにしてお茶を濁すことになると思う。たしかに、ザッケローニ監督の采配には問題が有ったと思う。選手起用についてはコンディションの問題もあるので問わないが、終盤のパワープレイは疑問が残った。ハーフナーや豊田を選ばなかった時点でパワープレイは捨てたはずである。

だが、それでも監督批判をするのは良いが、監督を選んだのは協会だから、同時に協会の幹部を批判も忘れないで欲しい。というのも、そもそもが監督選考に問題があるのではないかと思っているのだ。98年のフランス大会は、加茂監督の解任劇があったので、コーチの岡田監督で仕方がなかったが、2002年はなぜトルシエだったのか。トルシエは代表監督の経験はあったが、W杯の経験は無かった。ベンゲル監督に要請したが、断られ、彼の推薦でトルシエに決めたということらしいが、あまりに短絡的ではないか。チームはベスト16に進んだが、トルコ戦では疑問符が付く采配があった。決勝T進出はホームアドバンテージが大きく、彼の手腕ではない。(U−20W杯準優勝は彼の貢献が大である)

韓国ヒディングという名将を擁してベスト4に進出したことを思えば、日本も監督次第で少し上まで行けたと思う。たしかに、韓国のベスト4は、FIFA技術委員会?、ブラッター会長が韓国の審判買収を示唆し、近頃、当時のサッカー協会会長・チョンモンジュンがそれを認める発言したことからも、八百長は間違いないところだが、それでもヒディングの手腕がなければベスト4までは進めなかっただろう。

ドイツ大会は、今度は代表監督未経験のジーコを選んでしまった。鹿島での日本サッカー界に対する貢献、選手としての実績は申し分なかったとはいえ、未経験監督とはいかがなものだろうか。これは川渕三郎名誉会長の鶴の一声だったというが、これも首を傾げる判断である。南ア大会になってようやく、オシム監督という世界的評価の高い監督を招聘することができたが、残念ながら病魔に倒れてしまった。そこで、監督になったのが、有事に強い岡田監督である。結果は、アウェーの地での初勝利、初決勝T進出という快挙を成し遂げた。

満を持しての監督がザッケローニ監督だったのだが、これまた代表監督未経験者だった。イタリアの名門クラブを指揮して結果を出していたとはいえ、これまたなぜ代表監督未経験者だったのか。もちろん、日本側が意中の監督に依頼しても、断られれば仕方がないのかもしれないが、それば選考下手、交渉下手ともいえるのではないだろうか。そのような担当者を選んだ協会側にも少なからず責任はあると思う。今回こそ、W杯の経験豊富な、できれば結果を出している監督と契約して欲しいものである。

だが、解説者と言われる人たちに協会批判は無理な相談であろう。なぜなら、芸能界で生きる決心をした者ならば別だが、彼らは一様に協会の庇護の下で生きるしかないからで

ある。協会の役員や各カテゴリーの監督、またJリーグクラブの監督になりたい彼らが協会の批判などできようもない。まあ、遠慮がないのはセルジオ越後氏ぐらいだろう。

そのセルジオ越後にしても、中田、中山、沢登、都並、北澤、城、福田、中西、小倉、はたまた山本、早野、宮沢ら(敬称略)にしても、今後の対策を問われても、最後は個を磨くしかないとか、子供の頃からの育成が重要といった抽象的なことしか言えないだろう。彼らに具体的な打開策があるとは思えない。いかにも無責任だとは思うが、それには目を瞑るとして、ならば今の日本代表サッカーを否定するような的外れな批判をすることだけは止めて欲しい。日本の目指すサッカーは間違ってはいないのだから。

さて、今後の強化策となるとちょっと難しい。強化と言っても、個とチームに分かれるからである。

個の強化策は、基本的には今のままで良いと思う。Jリーグの発展、強化、ユースレベルを向上させ、なるべく多くの選手が欧州に移籍する。

1.たとえば今の3倍の60名ぐらいの選手が欧州のクラブに在籍する。

2.そのうち6大リーグすなわち、イングランドスペインドイツイタリアポルトガルフランスの各リーグのクラブに、40名ほど所属し、そのうち25名がレギュラー

3.40名のうち、10名がいわゆるビッグクラブ、10名が6大リーグの中でも欧州CLに出場するクラブの合わせて20名が所属し、そのうち10名がレギュラー

4.20名のうち10名が欧州CLの決勝Tに進出するクラブに所属し、そのうち6名がレギュラー。 

5.10名のうち、5名が欧州CLのベスト4に進出するクラブに所属し、そのうち3名がレギュラー

最低でも、これぐらいの選手を輩出するのが目標となる。

ポジション別では、前にも書いたが、強力なFW、高くて速くて上手いCB、身体能力の高いGK、そして無尽蔵のスタミナを持つボランチの出現を願う。4年後を考えると、内田代表引退をほのめかしたので、代わりは現在では酒井宏樹酒井高徳が双璧となる。

とくに高徳は、一時ドイツ代表に選出か、とまで評価された選手であるから、努力次第では内田を超えられるのではないだろうか。本田、長友、岡崎の去就はわからないが、とくに長友は気になる。

強力なFWだが、代表経験者でいえば大迫、ハーフナー・マイク豊田(年齢は問題だが)ぐらいしか浮かばない。柿谷、原口、山田、宇佐美、斎藤、南野、工藤、田中らはあくまでも2列目の選手と考える。彼らの誰かが、トップに入るようでは、心もとないと言わざるを得ない。まずは、大迫がドイツでどれだけ成長できるか。とりあえず岡崎を超えることが最低の目標となる。そして20ゴールぐらい得点できるようにならなければ、W杯では通用しない。ハーフナの足元が上手くなれば、ポストプレイヤーとして使えることになるが・・・・・。前にも書いたが、ブラジル代表のフッキのような選手を帰化させるのも妙手である。

CBは光がないでもない。まずは、吉田が成長することが一番手っ取り早い。189cmの高さは申し分ないので、あとはスピードを磨いて欲しい。50メートルの速さは必要ない。15メートルから20メートルの速さを身につけて欲しい。これは瞬発力と判断の速さと、位置取りで対処できる。おそらく、森重(183cm)と塩谷(182cm)あたりがレギュラー候補になるだろうが、私的にはU−17W杯で8強に入ったメンバーの岩波と植田の二人に期待したい。

岩波は身長186cm。欧州では低い方だが、日本人からすれば合格である。足元が上手く、後方から決定的なパスを出すことができる。植田も185cmあり、こちらは身体能力が高く、スピードもある。ただ、経験が物を言うDFだけに共に20歳という若さがどうだろうか。8年後であれば、ハーフナー・ニッキを加えた三人のCBは盤石となるが。

少々未熟でも新監督が目を瞑って使い続けてくれれば、4年後でも物になるような気がしないでもない。

GKは日本人では無理である。起死回生としては、FWと同じで帰化しかない。

ボランチは山口が期待通りに成長する可能性が高い。そうなれば、長谷部の上を行くことになるだろう。ゲームメーカーという意味で、遠藤の代わりは今のところ柴崎しかいないと思う。他には扇原、長谷川・アーリア(ボランチで)、茨田あたりが候補となるが、彼らに成長が無ければ、細貝ということになる。


さて、これでも世界のトップレベルにはなれない。チームとしての強化が未熟だからである。今回の代表メンバーを見れば、Gリーグを最下位で敗退するようなチームではない。だが、現実は敗退してしまった。なぜか? チームとしての経験値が圧倒的に足りないのである。これもまた前回にも書いたが、アジアでは無双できる。親善試合であれば、強豪国にも通用する。だが、W杯本番は全く違う次元の試合なのだ。

チームでの真剣勝負の経験値を積むことは非常に難しい。大きなプレッシャーの圧し掛かる試合となれば、厳密に言えば、W杯アジア最終予選の8試合だけである。2次予選とアジア杯は、日本はそこまで精神的に追い詰められることはない。4年間でたった8試合しかないのである。どうやって経験値を積めというのか。

そこで、私が具体的な強化方法を献策したい。10年前から、度々他のブログサイトに投稿し、このブログサイトでもかつて取り上げた案を再度提案する。それは、

アジア連盟から脱退し、南米連盟に加入を目指す』

である。

本心を言えば、欧州連盟の方が良いが、いくらなんでもこれには理がない。南米連盟加入でも荒唐無稽に思われるかもしれないが、日本代表の強化策としてはこれしかないと思っている。(あくまでも日本代表がW杯で優勝したいのであれば、という前提である)これが実現すれば、真剣勝負の試合が、W杯予選で20試合、南米選手権で最低3試合の、合計23試合に、一気に約3倍に増える。これ以上ない強化策だろう。

私は、10年前から、

『日本は遠からずアジア1強になる。それも頭2つ,3つは抜け出る。だが、それ以上は伸びない』と言い続けて来た。そして、今まさに日本はアジア1強になったが、今回のW杯では散々な結果に終わった。アジアは、他の大陸に比べてかなりレベルが低い。その小山の頂点に立っても、どうしようもないのである。つまり、アジアのレベルが上がらないと、これ以上日本のレベルも上がらないのだが、では今後アジアのレベルが飛躍的に上がる可能性があるかと言えば、断固NOである。

ちなみに、日本はアジアでも苦杯を舐めているではないか、という人もいるかもしれないが、それは的外れである。日本が苦杯を舐めているのは実力ではない。他の要因、アジア特有の気候、偏った笛、劣悪なピッチ、環境など、W杯本番とは無関係の要因(そういう条件も含めて実力なのだという意見には同意しない)に苦しんでいるだけである。これらを経験しても選手及びチーム強化は最小である。たとえば、中立国の整った環境下で戦ったときの実力はどうかと言えば、日本が抜きんでているのは明白だろう。

さて、肝心のアジアのレベルについてだが、今後三十年に限って見れば、

まず韓国。相変わらずの縦ポンサッカーで、偶然に期待するサッカーではどうしようもない。加えて、国内スポーツには八百長が蔓延り、競技レベルの向上は期待できない。

次に中国。これも十五年前ぐらいから、中国脅威論なるものが吹聴されたが、私は一貫して中国は強くならないと反論してきた。そして、現実に中国は強くなっていない。むしろ、日本との差は広がっている。クラブレベルでは広州恒大アジアCLを制するなどしているが、ほとんど外国人選手の能力の高さによるもので、中国人選手のレベルが上がっているわけではない。また、中国八百長が蔓延していて、選手のモチベーションも低い。さらに言えば、バブル崩壊共産党一党独裁の崩壊という政治経済リスクも高い。

中東諸国の、オイルマネーによる強化を言う者もいるが、私はこれにも賛同しない。ある一定程度のレベルまでには強化されるだろうが、継続性という意味では、競技人国を増やすという草の根的な運動の上になっていなければ脆弱である。また、中東諸国は「民主化の流れ」という大きな爆弾を抱えている。民主化自体は良いことだが、国内が一時混乱に陥るのは、エジプトを見れば一目瞭然である。イランイラクサウジクウェート、UAE、オマーンヨルダン等々に過度の期待はできない。

豪州はどうだろうか。一時はプレミアリーグに優秀な選手が多く輩出したが、世代交代に失敗し、低迷期に入っている。そもそも、この国はラグビークリケットが人気の国で、サッカーがメインプレイヤーになるとは思えない。その点は、野球のある日本も同じだが、両国を比すれば人口と経済力が決定的に違う。ウズベキスタンなどの台頭国に過度の期待をするのも禁物である。

結局のところ、アジアの未来は限りなく暗いのである。日本はそのようなアジアの枠の中に居続けるつもりなのか。なぜ、アジアに拘らなければならないのか、私にはそれが理解できないのだ。足を引っ張られるだけなのに、お荷物だらけなのに、日本は人が良すぎるのではないか。

私は、日本が本気で交渉すれば、南米連盟に加入できると思っている。豪州アジアに編入されたのだ。同じく海を隔てただけの南米連盟加入に問題はないだろう。南米連盟もまた条件次第で受け入れると思う。元々、親日国が多いし、11年と15年の南米選手権に招待されるなど(二回とも辞退)、日本サッカーに対する一定の評価もある。ただ、予選時のアウェー試合が日本までの長距離移動となるので難色を示すことも考えられるが、それは日本サッカー協会南米連盟に寄付するなり、日本企業のスポンサーを紹介するなりすればよい。チャーター機の費用を入れても1か国あたり1億円もあれば十分だ。4年間で10億である。たいした額ではない。クラブ選手権の方も同様で対処すればよい。しかも、そう遠からず技術革新により、フライト時間は大幅に短縮されるだろう。

ただ、アジアにおける日本はレベル維持、商業マーケットの点で最重要国である。日本の抜けたアジアなど、蝉の抜け殻のようなものであろう。豪州も連れて南米連盟に加盟すれば、ますますそれが加速する。今後三十年間、日本以外にアジアサッカーをリードできる国はないのである。したがって、FIFAもAFCも日本がアジアから抜けるのは認めないかもしれないが、そこを粘り強く交渉してもらいたい。また、日本がアジア連盟から脱退するかもしれないというニュースは、アジア各国に衝撃を与え、これまでのように日本を蔑ろにはできなくなるはずである。それだけでも効果は大きい。

また、女子の方は少なからず問題があるかもしれない。日本が前回のW杯で優勝できたのは、アジアのレベルが高かったお蔭である。アジア中国北朝鮮のお蔭で、他大陸よりレベルが高かった。そのアジアで切磋琢磨できたことにより、日本は強くなったのである。それが、南米となればブラジル以外はややレベルが下がる。といっても、やがて南米もレベルアップするだろうから、問題は一時の事だと思われる。

結局のところ、問題は日本サッカー協会の意志だけだと私は思う。日本が南米連盟に加盟すれば、W杯に出場できないこともあるだろうが、それこそが最大の強化に繋がるのである。南ア大会ベスト8のパラグアイが、今回は南米予選敗退である。4大会ぶりに本大会出場のコロンビアがこの強さである。つまり、南米予選を勝ち抜けさえすれば、かなりの高確率でベスト16以上が望めるのである。これほど、モチベーションを高く保てる事実もないであろう。しかも、4年間で必ず、ブラジルアルゼンチンウルグアイ、チリ、パラグアイコロンビアと真剣勝負が2試合以上(南米選手権を含む)観られるのである。サッカーファンにとっては無上の喜びではないだろうか。

外交でもそうだが(この場合は東アジア)、日本はそろそろアジアという呪縛から解放されても良いのではないか。あれほどグローバル化グローバル化と声高に言っているのだ。サッカー協会が先陣を切って、脱アジアを目指しても文句は言えないと思うのだが、如何に?

 

どうする日本、どうなる世界

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2014-06-21 サッカーブラジルW杯・ギリシャ戦・戦評 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより

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サッカーブラジルW杯・ギリシャ戦・戦評』

「実は悪くない引き分けと、岐路に立たされた日本サッカー・まやかしの攻撃力」

前回、大量得点差での勝利が必要と書いたが、残念ながらGリーグ第2戦は0−0のスコアレスドローに終わり、事実上敗退が決定した。日本が決勝Tに進出するためには第3戦のコロンビア戦に勝利が大前提で、コートジボワールギリシャに敗れれば問題なく進出できるが、引き分けだと、得失点、総得点の関係が複雑に絡んでくる。そうなると、日本はたとえば1−0で勝利しても敗退となる。2−1でも難しい。3−2でも、コートジボワールVSギリシャが1−1で同スコアとなる。この場合は直接対決で勝っているコートジボワールの勝ち抜けとなる。つまり、コートジボワールギリシャと引き分けならば、日本はコロンビアに2点以上の差をつけての勝利が必要なのである。

言うまでもなくコートジボワールギリシャに勝てば、日本は敗退である。事実上と言ったのはこのことである。1−0での勝利でも難しいのに、引き分けに終わり、さらに追い込まれた形となった。

と、おそらくマスコミやTV解説者、素人ゲストは言うと思われるが、私は大量得失点差での勝利でないのなら、なまじ1−0で勝つくらいであれば、引き分けの方が良かったと思っている。勝ち点3より勝ち点1の方が良い?頭がおかしくなったのか、あるいは負け惜しみを言っていると思われるかもしれない。だが、本当にその方が決勝Tへ進む確率は高くなったと思っている。

A:現実                             

         勝ち点 得失点 総得点   

コロンビア      6  +4   5     

コートジボワール   3   0   3

日本         1  −1   1

ギリシャ       1  −3   0


B:日本が1−0で勝利していた場合

         勝ち点 得失点 総得点

コロンビア      6  +4   5 

コートジボワール   3   0   3

日本         3   0   2

ギリシャ       0  −4   0

日本が1−0で勝っていても、次戦はコートジボワールより上の結果を残さなければならない。日本が負けるかコートジボワールが勝てば無条件敗退だが、コートジボワールが負ければ日本は引き分け以上、コートジボワールが引き分ければ、日本は勝利が必須となる。

現実は、コートジボワールが負けても日本は勝利が義務付けられるし、コートジボワールが引き分ければ、日本は2点差以上の差をつけての勝利が必須である。こちらの方が数字的にも条件が厳しく、どこが決勝Tへ進む確率は高くなったというのか、と思われるだろう。

だが、何事も表に出ている数字、事実だけを追っていると真実が見えないというのは良くある話である。数字の裏に、ある見えない条件が整っているのだ。と大袈裟に言ったが、たいしたことではない。誰にでもわかることである。

それは選手のモチベーションである。もし日本が1−0で勝っていれば、コロンビアの決勝T進出は確定しておらず、引き分け以上が必須となる。負けても得失点の問題は残るが、まずは勝利を目指して全力で来るだろう。

現実は日本が引き分けたことによってコロンビアが勝ち抜けが決定した。つまり、日本戦に負けても問題はないのである。よって、日本戦は決勝Tに備えて、メンバーを大きく変えてくる可能性が大である。もちろん、控えのメンバーもレベルが高いだろうし、アピールしようとそれなりに必死に臨むだろうが、それは個々のレベルであって、チームとしてはどうしてもモチベーションは下がる。むろん、無様な大敗は避けたいだろうが、1−3での敗戦であれば許容範囲ではないだろうか。ちなみに、1位抜け、2位抜けの問題も、ウルグアイが2位抜けの可能性が強まり、D組の結果を睨めばどちらが有利かは言えない。

一方で、ギリシャモチベーションも保たれた。日本に0−1で敗れていても、日本がコロンビアに0−2以下で敗れるという前提で、コートジボワール戦次第では可能性があるが、この場合3点差以上で勝たなければならない。これはかなり高いハードルである。これが現実は日本が引き分け以下という条件で、コートジボワールに2点差以上での勝利にハードルが下がった。これはモチベーションを保つには十分な条件である。


数字で言えば、1−0で勝利していた場合の確率。

日本がコロンビアに、     勝利:10%、引き分け:30%、敗戦:60%

ギリシャコートジボワールに、勝利:10%、引き分け:30%、敗戦:60%

これが引き分けによって、

日本がコロンビアに、       2点差以上勝利:5%、勝利:15%、

                 引き分け:50%、敗戦:30%

ギリシャコートジボワールに、  勝利:20%、引き分け:40%、敗戦:40%

ぐらいには持ち直したのではないかと思っている。

簡単に言えば、

1.日本が本気モードのコロンビアに勝利&よりモチベーションの低いギリシャコートジボワールに引き分け以上の確率と、

2.日本がメンバー落ち、モチベーションの下がったコロンビアに勝利&モチベーションが保たれたギリシャコートジボワールに勝利する確率、

のどちらが高いかということである。

たとえば具体的に、日本3−1で勝利&ギリシャ引き分けというのは十分あり得る可ケースだと思うのだが・・・・・。まあ、10%が20%になった程度で苦しい状態には変わりがないが、とにかく日本は勝つ以外にないのだ。まずは2点を目指し、1点取られれば3点、2点取られれば4点取るしかない。2−0でも問題ないが、それより打ち合いになり試合が荒れる4−2の方が可能性がある。


さてもう一つの副題だが、このギリシャ戦で日本の攻撃力の化けの皮が剥がれたように思う。ギリシャが10人になったのに攻めきれなかったことを言っているのではない。同スコア時点で、相手が一人少なくなるというのは、負けない可能性が高くなるだけで、勝てる可能性はそう高くなるわけではないからだ。というのは、0−0だったので、ギリシャはこのまま引き分けでも良いという考えになった。であれば、これまで1人を前線に残し、カウンター攻撃を狙っていたものを、その一人を外し、守りに徹すれば10人でも11人でも大差はないのである。日本が1−0でリードしていれば、ギリシャリスクを冒してでも点を取りに来るので、2−0,3−0と差が広がるのだが、同点ではこうなる場合もままあることである。

したがって、ギリシャが10人になったことを云々言っているわけではなく、結局のところ、一言で言えば、日本の攻撃力はまだ世界レベルに達していないということがわかった試合だったということである。たしかにアジアでは通用する。親善試合であれば、強豪国にも通用する。だが、W杯本番ではギリシャにも通用しない。その程度だということだ。

象徴的な部分で言えば、後半22分の内田のクロスを大久保が外したシーンだろう。たしかに技術的に難しいシュートとなるが、彼がザンビア戦で決めたゴールに比べれば易しいと思う。また、岡崎がゴール前にフリーでいたので、切り返せばヘッドで決めれたかもしれない。(シュートが間違いというのではない)

ともかく日本はギリシャから得点できなかった。コロンビアは3点取っている。コロンビアは現在世界のトップレベルのチームだと思うが、日本も攻撃力だけに関しては匹敵するとまではいわないまでも、かなり接近していると思っていた。でも、それは間違いであり、幻想から覚めた試合となった。

岐路に立ったというのは、今後の日本の方向性が見えなくなったからである。幻想とは言ったが、とはいえ香川、本田、岡崎らを擁する今の日本代表の攻撃力は史上最強であり、両SBのレベルを加えると、今後彼ら以上の力を持った選手が揃って出現するとは考え難いのだ。

何と言っても香川は今シーズンは不調に終わったとはいえ、その多くはモイーズ監督の戦術よるもので、仮にファーガソンがそのまま続けていたら、輝いていた可能性が高いのだ。そのような繰り言を言わなくても、ドルトムントでの実績は異彩を放っている。ACミランではもう一つの本田も日本代表では、かつてない大黒柱の役目を熟している。岡崎ブンデスリーガで15得点という活躍、長友は低迷しているとはいえ、インテルの不動のレギュラー内田も名門シャルケレギュラーを確保し、CLの常連となっている。

4年後を考えると、香川は29歳だが、他の4人は30歳を超えてしまう。経験値は上がるが、体力的な衰えは否めないのではないか。差し引きすれば、現状維持というのが妥当だろう。となれば、他のポジションのレベルアップが必須となる。しかし、強力なFWと屈強なCBが出現する可能性は低い(身体能力の高いGKも)。といって、南ア大会のように守備的に戦うというのも、賛同しかねる。

私の中では、今日の試合は決勝Tに進出する可能性を残す試合ではなく、ギリシャに何点取れるかが焦点だった。同じ引き分けでも3−3の方が遥かに将来性があったのだ。(もっとも、ギリシャが10人になったので展開が変わってしまったが)

最後のコロンビア戦は、ともかく得点を挙げることに徹底して欲しい。皆とは違うと思うが、3点取れれば5失点でも構わない。その方が同じ敗退でも光が射すと思う。

その結果、日本3−1で勝利し、ギリシャ引き分けてくれればこの上ない喜びではある。

最後に、相変わらず知ったかぶりのMCなどが、「予選」と言っている。予選? アジア予選は終わったが? 正確にはGリーグまたは1次リーグですから。


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2014-06-16 『サッカーブラジルW杯・コートジボワール戦・戦評 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用

サッカーブラジルW杯・コートジボワール戦・戦評』

「現日本代表最低試合」・・・・・昨日の試合を一言で言い現わすとすればこうなる。

むろん、敗れたからではない。たしかに、失点の仕方は酷い。1度ならまだしも2度同じパターンで失点した。しかも、2分間に、である。こんな失点の仕方をするのは、32代表チームのなかでは、日本だけかもしれない。

しかし、これは事前にわかっていたことであり、日本代表の欠点でありながら、修正してこなかった部分であり(これについては、日本人の特性であり、永久に修正できないかもしれない)、それよりも攻撃に重点を置いてきたはずである。

試合前にテレビ番組で、日本戦のスコアを数多く予想していたが、そのスコアを見れば、

解説者であれば「無能」、芸能人であれば「にわかファン」であると容易に分かった。

「1−0」での日本勝利などありえないことなのだ。もっと言えば「2−1」でも半分は疑わしい。

日本の守備の脆さとコートジボワールの攻撃力から言えば、2失点は覚悟のはずである。

つまり、日本は3点を取らなければ勝てなかったということだ。現に、昨年秋の欧州遠征

以来、

オランダ:2−2、

ベルギー:3−2、

ニュージーランド:4−2、

キプロス:1−0、

コスタリカ:3−1、

ザンビア:4−3

というスコアを残して来ているのだ。

キプロス戦は合宿後のハードトレーニングでコンディションが最悪の状況下なので例外ということができる。

また、格下のニュージーランドに2失点はいただけないが、コートジボワールと同等か少し力が上のチームには2失点以上喫しているのである。

つまり日本が勝つとすれば3−2以上というスコアしかないのだ。その点では3−2と予想した都並氏だけがまともだった。

私が最低と言ったのは、これまでのチームカラーだった「攻撃的スタイル」を貫かなかったからである。このスタイルを貫き通し、たとえば3−5で負けたのであれば、いや、0−2で敗れていたとしても文句は言わなかった。期待が大きかっただけに失望も大きく、頭の整理と落胆からの回復に丸1日も掛かってしまったほどだ。

日本は前回の南ア大会で、阿部を起用し守備的に1枚増やして戦い、ベスト16という結果を残した。釜本氏のように今回も守備的に戦うべきだと主張する者もいるが、私はそれに賛同しないし、ザッケローニ監督も攻撃的に戦うと言っていたはずである。なぜなら、守備的スタイルでは、未来永劫日本はW杯で優勝できないからである。なるほど、かつてイタリアは「カテナチオ」と呼ばれた強固な守りで4度優勝したが、身体能力で劣る日本人では守備に徹しても、90間0失点に抑えるのは不可能といえる。

そうであれば「攻撃は最大の防御」とばかり、攻撃に磨きを掛けることにより、守備機会を減らし、できるだけ失点を抑え、失点以上の得点をする。これが日本の目指すサッカーだったはずである。ザッケローニ監督は、記者会見で残る1人をボランチとFWで迷ったが、FWにしたと言い、細貝を外した。これは宣言に等しかったはずである。

今大会は、それがどこまで通用するか、日本代表試金石だったのである。この方向が正しいのか正しくないのか見極める大会なのである。中田英寿氏が言っていた「日本のサッカースタイルの確立」の第一歩のはずだった。ところが、蓋を開けてみれば、なんと引いて守っているではないか。

もしや先制点を取ったことが仇になったのか?

これまでの数試合、とくに強豪チームには日本は悉く先制点を取られてきた。だが、持ち前の攻撃スタイルで逆転または同点としてきた。その感覚が身に浸み付いてしまっていたというのか。それが思わぬ先制点で調子が狂った、これを守ろうとする気が湧いてしまったというだろうかのか。

いくらなんでもそれはない。後半の16分であれば考えられなくはないが、前半の16分の先制点である。では、どうして日本は守備的になったのか。守備的とはいわないまでも、これまでのように前線からプレスを掛け、数的有利を作ってボールを奪うということをしなかったのか。

もしかしたらできなかったのかもしれない。理由は2つ考えられる。

一つは、コートジボワールのパス回しが思っていたよりも速かったこと。当然のことながら、たとえばブラジルスペインのように技術が高ければ、ボールを奪いに行っても簡単に回されてしまう。そうなれば日本の囲い込みも無駄に疲れるだけとなる。

だが、コートジボワールはそこまで技術は高くない。となれば、もう一つの理由に行き付く。それは『雨』である。私は試合前の天候が雨と聞いて嫌な予感がしていた。少々の雨であればパスサッカーの日本には有利となる。芝がスリッピーな状態になり、ボールが奔るからである。

しかしそれ以上、たとえば水が浮く状態になれば、逆にボールスピードが減速するため、日本には不利になる。今一つ、グランドの状態が悪くなれば体力を消耗する。とくに脹脛の消耗は否めなくなる。こうなると、運動量を要するサッカーの日本は不利となる。加えて、雨による想像以上の『湿気』も敵だったかもしれない。

もしかしたら、日本選手は、いつものように走れば、終盤になって足が止まる、と懸念したのかもしれない。そこで前半戦からセーブした。こう考えると、納得できないこともないが、しかしこれは間違っている。日本の足は止まらないかもしれないが、コートジボワールの足も止まらないのだ。

これまで、相手チームの足が終盤に止まっていたのは、それまで日本がパス回しで相手を走らせていたからである。守備の走力は攻撃のそれより疲れるのは道理である。日本はそれを忘れていたのではないか。雨と湿気に、体力消耗を懸念していたところに、思わぬ時間に先制点を挙げてしまった。そこでついつい体力温存、つまり前線からのプレスを緩めてしまった、ということなのかもしれない。

いずれにしても、日本は窮地に立たされた。残る2戦の勝利が義務付けられただけでなく、

ギリシャ戦は大量得失点差での勝利が必要となった。この先をシミュレーションすれば、

日本がギリシャに勝利という前提で、コロンビアコートジボワールと引き分ければ、日本−コロンビアが決戦となり、日本は勝てば無条件で決勝Tに進むことになる。引き分ければコートジボワールギリシャに負けたときのみ、得失点差となるが、期待は薄い。

コロンビアコートジボワールに負けていれば、日本がコロンビアに勝ては文句ないが、引き分ければ得失点差ということになり、ギリシャに3−0で勝利しているコロンビアが有利である。

コロンビアコートジボワールに勝てば、もっと複雑になる。コートジボワールは最後のギリシャに勝つと思わなければなならいので、日本がコロンビアに勝ったとしても、日本、コロンビアコートジボワールが2勝1敗の勝ち点6で並ぶことになり、得失点差または総得点差ということになる。

こうなると、日本がコロンビアに大量得失点差で勝てるはずもなく、コートジボワールコロンビアに大量得失点差で敗れることも期待しない方が良いだろう。となると、結局対ギリシャ戦のスコアが鍵となるのである。コロンビアはすでに3−0で勝っている。コートジボワールは敗退が決まった後のギリシャと戦うことになり、有利である。

したがって日本はただギリシャに勝てば良いというわけにはいかなくなった。最低でもコロンビアと同じ3−0か、失点を計算すれば4−1で勝たなければならないということになるのだ。むろん、ギリシャが意地を見せてコートジボワールに引き分け以上も有り得るが、期待薄と見ければならない。まずは自力でギリシャに大勝することしか道は開けないのである。

残り2戦2勝、しかもどちらかに(ギリシャだが)大勝という結果を義務付けられた日本代表。困難なミッションを与えられたわけだが、ここからの奇跡の奮起を期待するしかないが、ともかく次戦は攻撃的スタイルを貫いて欲しい。もし、それで通用しなかったのであれば、また方向転換し、日本人に合うサッカースタイルを模索すれば良いのだ。

挑戦すらしなかった昨日のような試合は、勘弁願いたい。もし次戦も守備的な戦い方をすれば結果が出たとしても、4年前と同じ立ち位置ということになる。そうであれば、この4年間は全くとは言わないまでも、その大部分が無駄となる。次大会へ向けての収穫が無いまま大会を終えるというのか。追い込まれた日本代表は強いと信じたい。超攻撃的なサッカーを期待する。4−1で勝ってくれ!

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2014-06-04 『阪神・和田監督は凡将-3』 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用。

阪神・和田監督は凡将-3』

また無能監督がやらかした。3日の対楽天戦である。

この試合、メッセンジャーが8回まで1安打無失点に抑え、3−0でリードしていた。ここまでの投球数は100球ちょっと。(108?球)メージャーとは違うので今シーズン4試合目の完封試合を目指すのは当然であろう。

結果はヒットと三塁打を打たれたところで呉昇桓に交代したが、呉も打たれて大逆転サヨナラ負けとなった。

私は、この結果そのものを問題視はしない。だが、メッセンジャーに続投させるのであれば、それなりの準備というか対処が必要だったと言いたいのである。というのも、9回打席に立ったメッセンジャー四球を選んで塁に出てしまったのである。続く上本も四球大和の内野ゴロで三塁まで走りもした。6,7回であれば、別に文句を言うつもりはないが、8回まで100球以上投げた投手をなぜ塁に出させてしまったのか。

私はテレビを見ていなかったので、スポーツナビの一球速報で確認したのだが、メッセンジャーはストレートの四球だった。だとしても三回バットを振れば三振なのだからそうするべきだろう。厳格に言えば無気力プレイだと叱られるかもしれないが、プロ野球の世界では暗黙に許された行為でもあるのだ。

外国人選手は闘争心が旺盛なので、もしかしたらメッセンジャーはファンのためにもそれを良しと思っていなかったのかもしれないが、そこを説得するのが首脳陣、監督の仕事だろう。本当に和田監督は無能だと言わざるを得ない。

もう一つ、9回の守備でレフトのマートンをそのままにしていた。結果、微妙なあたりを三塁打にしてしまった。マートンは守備が下手である。当然守備固めをするべきだった。上手い選手であれば、好捕していたかもしれない。和田監督はそのことを聞かれ『流れを変えたくなかった』と弁解した。

私はこの弁解にも愕然とした。彼の言う『流れ』とはどういう流れを言うのだろうか?

ひょっとして、今3−0で勝っているし、このまま変化を付けないことが流れを変えないことだと思ったのではないか。そうだとしたら、もう馬鹿というしかない。この場合の流れを変えないというのは、なにもしないということではなく、勝利のために最善を尽くすこと、出来るだけの手を打つということだろう。そのためには『奇手』を使わず、いつも通りの勝ちパターンの采配を振るうことだ。

これまで、和田監督は勝利が確定的なときは、7,8回でもマートンを交代させていた。この試合は3−0と、スコア的には勝利が確定的とは言えないが、残るイニングは9回のみで、これまで1安打ピッチングメッセンジャーである。守備固めをするべきだった。

私は結果論で批判しているのではない。守備固めをしていても捕れなかったかもしれないし、メッセンジャーがあっさり三振してベンチで休んでいても逆転負けしたかもしれない。

しかし、することはしろと言いたいのだ。最善を尽くしての結果であれば諦めもつくが、昨夜のような無能ぶりを見せつけられての敗戦では、怒りをぶつけるところがないではないか。

昨夜のような試合を見てしまったら、おそらく私は怒りのあまり仕事は手に付かなくなり、

眠れもせず、いらいらしながら一夜を過ごすことになったであろう。それでは身が持たないので、必然的に試合を見ないということになるのだ。私が阪神戦を見なくなったのはこれが原因である。もっとも、何があっても阪神を愛し、試合を観戦する虎党からすれば、私は本当の阪神ファンではないとお叱りを受けるかもしれないが・・・・・。

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2014-05-13 『サッカー日本代表:ブラジルW杯、代表メンバー決定』 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用。

ついに、日本代表のメンバーが発表されました。

日本代表23選手は以下の通りです。


【GK】

  川島永嗣スタンダール)、

  西川周作浦和)、

  権田修一(FC東京)


【DF】

  長友佑都インテル・ミラノ)、

  今野泰幸(G大阪)、

  吉田麻也サウサンプトン)、

  内田篤人シャルケ)、

  酒井高徳シュツットガルト)、

  伊野波雅彦磐田)、

  森重真人)FC東京、

  酒井宏樹ハノーバー


【MF】

  遠藤保仁(G大阪)、

  長谷部誠ニュルンベルク)、

  青山敏弘広島)、

  山口蛍(C大阪)、

  香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、

  本田圭佑(ACミラン)、

  岡崎慎司マインツ)、

  清武弘嗣ニュルンベルク)、

  大久保嘉人川崎


【FW】

  大迫勇也(1860ミュンヘン)、

  柿谷曜一朗(C大阪)、

  斎藤学(横浜M)



ザッケローニ監督が選んだ選手に文句を言うつもりは毛頭ないのですが、少しバランスが悪いのと、高さに不安が残ります。これまで何度も書いてきたように、相手国は必ずハイボールで攻めてきます。コロンビアはそうでもないかもしれませんが、残りの2か国、特にギリシャは徹底的にDFの背後を突く、ロングボールを入れ、零れ球を狙う戦術と採るでしょう。ただでさえ、日本はセットプレーでの失点が多いのに、ギリシャはこれまでの対戦相手より、さらに高さがあります。


また日本にとって、3か国の中でギリシャは何としても勝ち点3を取りたい相手です。セットプレーで失点し、引き分け以下だと目も当てられなくなるでしょう。私は闘莉王を推薦してきましたが、彼が駄目ならば、せめて栗原あたりを入れておくべきではなかったでしょうか。

もう一人、斎藤学の選考にも疑問が残ります。私は大久保と斎藤のどちらか一人を選択すると思っていました。確かに斎藤のドリブルは試合の終盤になって疲労で動けなくなったDFにとっては脅威でしょうが、大久保であれば、ある程度のことはカバーできますし、決定力と調子の良さは大久保が断然上です。


大久保を選んだのであれば(当然と言えば当然ですか)、同じく高さという意味で豊田を選んで欲しかった気がします。そうすれば、ずいぶんバランスの取れた選考となったはずです。

結果、ザッケローニ監督は、1点を守り切る試合はしないということでしょうね。セットプレーなどで失点しても、それ以上の点を取る試合運びをするという意思の表れだと思います。むろん、。それはそれで楽しみではありますがね。


まあ、日本代表が決まった以上、後は無条件で応援するだけですね。

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2014-04-25 韓国フェリー転覆事故 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用

韓国フェリー転覆事故

他サイトに経過記事があったので、転載しました。

まず、今回の事故でお亡くなりになった方々の冥福を祈り、併せてご遺族にお悔やみ申します。

【ここまでのまとめ】

・建造から20年の老朽艦を大規模改造して収容人数を拡大、トップヘビーに

・船内拡張工事、施工業者は実績ゼロ

・異常に過積載していたため不安定だった(「復元力」維持に必要な重量の約3.6倍)

 〔申告〕 一般貨物  657t  車150台

 〔実際〕 一般貨物 1157t  車180台

・大型トレーラーが何台も乗船。最後のトラックが乗った3分後に離岸したため

 固定しないまま出航した疑い濃厚(港の監視カメラで発覚)

・大型トレーラーは、安定させるため重心に近い中央部へ配置しなければいけないのに不安定な場所へ分散

・燃料消費により最下部の燃料タンクが軽くなったため、より不安定になった

・操舵手が舵を切ったら予想外の動きをしたので、三等航海士とともにパニくる

・舵の故障を修理していなかった可能性あり

・救助ボートは自動で開く筈だったのに開いたのは一つだけ。しかし月一回の定期点検では問題なしだった

・船が傾いたら、船長以下ほぼ全ての乗員が乗客を置いて避難

・乗員全員が緊急時マニュアルを知らず、安全教育も受けていなかった

・船長は契約社員で、他の船員から見くびられていた

・逃げ出した船長は救助された当初「私は乗客」と主張していた

・治療を受けた病院で、海水でぬれた紙幣をオンドルで乾かす船長の姿が目撃された

・逮捕された船長は、合同捜査本部の取り調べに対し「お尻が痛かったから先に逃げた」と供述

・三人の操舵手は全員が1年〜6ヶ月以内の契約社員で練度が低かった

・乗客からのメールは、大半が“成りすましメール”だった

・生存者の家族に、死亡した犠牲者の遺族が「謝罪しろ」とケンカ騒動

・「1億ウォン出したら遺体探し出す」という詐欺師が遺族のいる体育館にはびこる

・活発に活動する安否不明者家族の代表は、事故と無関係で家族が誰も乗船していない政治家だった

・収容された遺体が取り違えられ、別の遺族に引き渡されるケースが相次ぐ

公務員を詐称した葬儀社従業員が、遺族の間を巡回して自社へ案内誘導

犠牲者の両親が錯乱して身元確認に来られないため、13歳の妹と8歳の弟がテント村で寝泊まり、兄の水死体を見せられる(ソース確認厨)

・体育館では毎日遺族宛の支援物資が盗まれる

・事故から13時間が経過しても、安全行政部・海洋水産部・海洋警察などは、乗船者名簿の確定ができず

・名簿にない遺体が発見される

・指揮系統不在で海洋警察と民間ダイバー間が対立、海洋警察が暴言を吐いたため民間ダイバーらは撤収

・海洋警察は、救出にとって重要な海上クレーンの使用料負担を巡って船舶会社と対立し

 出動が遅れるという不手際が発生した

・遠隔操作無人探査機(ROV)投入も、感電の恐れですぐ撤退

 続いて、カニ型ロボット「クラブスター」を現場付近に運搬中

・海洋警察は、第1通報者の高校生から緯度と経度を聞き出そうとして時間を無駄にしていた

・潮流が最も遅くなる貴重な3日間の初日、民間ダイバー70人と海洋警察が喧嘩したため

 救助活動中、最もダイバーの投入数が少ない日となる

・貼り出された死亡者名簿の前で「記念写真を撮ろう」と発言した安全行政省の局長が解任される

徐南洙教育相が、集まった不明者家族に背を向けてカップラーメンを食べ、ひんしゅくを買った

与野党政治家が事故のさなかに酒盛りしていたことを暴露合戦

・民間のダイバーだと詐称して「政府が民間ダイバーの活動を妨害している」とTVインタビューで主張した

 ホン・カヘ容疑者(26)=女性=が警察に緊急逮捕される

・TV局の記者、女子学生に「友達が死んだことは知ってる?」と聞き号泣させる

・行方不明になったJKや女教師を題材にしたポルノ記事を作成して掲示板にUPした男(28)、逮捕される

以上、これまでの経過です。なんという民度の低さに呆れてしまう。

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2014-03-29 国際情勢:ロシア、クリミア編入 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより引用

『国際情勢:ロシアクリミア編入』

ウクライナクリミア地方が住民投票を行い、ロシアへの編入を宣言し、ロシアがこれを承認しました。これに対して、米国欧州を中心に非難をしていますが、国連も打つ手はなく、結局はなし崩しに現状追認という経過を辿りそうです。元々、国連などというものに期待を抱くのが間違いのもとで、特に常任理事国には拒否権がありますから、五か国の所業には手出しができないのです。

私は、誤解を招くことを承知で言わせてもらえれば、よくぞロシアよこの蛮行を断行してくれたと感謝しています。

その理由の一つは、ロシアの蛮行が認められれば、次は必ず中国尖閣諸島に手出しをしてきます。このとき、国連米国も当てにはなりません。そこで、日本は中国と係争中のベトナムフィリピンインドモンゴルらと共同で対処することになります。つまり、集団的自衛権行使の容認が必須となるわけです。今回のロシアの蛮行は、この論議に消極的だった国民の目を覚ます効果があったといえます。集団的自衛権行使は意外とすんなり纏まる気がします。

次に、安倍首相米国欧州に追随し、ロシアを非難したことで、これまでの蜜月が崩壊し、北方領土返還交渉に支障をきたす、と言う馬鹿がいますが・・・・あえて馬鹿と言っておきましょう。朝日や毎日のように安倍首相の足元を掬いたい連中ですが・・・・実際は全く逆で、進行すると私は思っています。言い過ぎですが、プーチン北方領土で日本に譲歩する布石としてクリミアを編入させたと思っているぐらいです。

ロシアは今経済が上手くいっていません。ソ連崩壊後、主な産業は衰退の一途で、かろうじて豊富な資源で持っているのです。天然ガス欧州各国に供給し、エネルギ−安全保障で優位を保っていますが、さらにシベリア天然ガスをどうにか日本に買ってもらいたいという事情があります。

米国安価シェールガスが採算化され、日本も一部購入に成功しました。時間が経てば、米国からの輸入が増えていくことは必定で、さらに日本自身がメタンハイドレートの採算化に成功すれば、ロシアからの天然ガスを購入する必要がなくなります。時間が無いのはロシアの方で、ロシアにすれば一刻も早く売り捌きたいという本音があるのです。

そこで、プーチン北方領土返還交渉では、ある程度の譲歩を覚悟していると思います。しかしながら、領土交渉で譲歩すれば、いかにプーチンといえども国民からの支持が低下するの必須ですので、その布石としてクリミア編入、つまり領土を拡大したという実績を作っておきたかったと推察します。たぶん、間違いないでしょう。安倍首相は、米国欧州と共同歩調を採りながらも、裏でしたたかに領土交渉すべきですし、すると思っています。という理由で、表向き『ロシアは無茶するなあ』とウクライナに同情しながらも、その実ほくそ笑んでいる私です。

国際情勢:ロシア、クリミア編入 - どうする日本、どうなる世界

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2014-01-25 醜態を晒す人々:昔の名前で出ています このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより

醜態を晒す人々:昔の名前で出ています - どうする日本、どうなる世界


『醜態を晒す人々:昔の名前で出ています

小泉純一郎よ、お前もか。

なんという醜態だろうか。またぞろ、小泉元首相が表舞台に出て来た。細川なんぞは、ええかっこしいの殿様だから、元首相とはいえ取るに足らない人物だが、私の評価とは別に、おそらく戦後の歴代首相の中でも指折り数えられるであろう者が、昔の栄光がわすれられないのか、ノコノコと出てきやがった。

私はこの男を全く評価していません。

理由は過去のブログに書いていますが、イラク戦争時、自衛隊サマワ派遣についての国会で、質問者の『非戦闘地帯とはどうやって判断するのか』という問いに、

自衛隊派遣されるところが非戦闘地帯だ』と答えたのです。

好意的に捉えれば、冗談? あるいはサマワが非戦闘地帯であることを十分検討、精査したということの逆説的な物言いだったのでしょう。

しかし、笑いながら答弁したことと併せれば、国会答弁としてはいかにも不謹慎な言動でした。この理屈が通るのであれば、『憲法九条がある限り、日本の行う戦争はすべて侵略戦争ではない』ということになります。

ちなみに評判の良い息子の小泉進次郎ですが、私はこの男も信用していません。被災地に足繁く通い、復興に尽くしているのは評価します。仕事もできるのでしょうし、政治家としては器なのかもしれませんが、人間としてはどうかという疑問符を付けています。その理由はTVカメラに映し出された彼の不遜な態度を見たからです。詳細はまたの機会として、礼を尽くした相手にいかにも傲慢不遜な態度を取りました。

そのとき、ああーやはりお坊ちゃん育ちで、甘やかされて育てられたのだろうな、と思いました。兄で俳優の孝太郎の方が性格は良いようです。もっとも、だからこそ兄は政治家を避け、弟が父の跡を継いだのかもしれませんがね。

さて、肝心の東京都知事選ですが、都民ならびに国民は健全ですね。郵政選挙のような二匹目のドジョウはいないようです。それはいかに小泉的手法が危ういか学習したということです。これで細川が敗れれば、両氏とも完全に政界からおさらばでしょう。実に良いことです。

                               (敬称略)


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2014-01-08 『悲報:やしきたかじん逝去』 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより

悲報:やしきたかじん逝去 - どうする日本、どうなる世界


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

さて、本年の第一弾のテーマを何にするか、サッカー日本代表の本田、香川、柿谷・・・・にするか、あるいは昨年予想した通り、年末に1ドル=105円になった為替民主党時の最安値からほぼ2倍になり、今話題のNISAを含めた株式相場について書こうかと迷っているうち、なんとも悲しい、やるせない一報が届きました。


やしきたかじん死去の報です。


なんとなく嫌な予感がしていたものの、昨年末に結婚されたと聞いて、安心していた矢先の悲報でした。私が最も好きなタレント、歌手、芸能人はこのやしきたかじん明石家さんまでした。やしきたかじんは、東京ではあまり知られていないかもしれませんが(関西ほどという意味)、関西では絶大な人気を誇っていました。


私は大学進学で大阪にやって来て数年後に、彼の存在を知りました。関西ローカルのテレビ番組に出演していたのですが、当初彼が歌手しかも相当に上手い歌手だとは知りませんでした。


私がたかじんのファンになった理由は、彼が毒舌で言いたいことを言ってきたということもありますが、なにより結果的に生き様というか、所業が私と似ていたからです。特に夜の世界での彼に纏わるエピソードの多くのことを、偶然に私もやっていたのです。もちろん、彼ほど豪快ではなりませんが、感性というか人生観が似ていたと思えるのです。


もう一人の明石家さんまは、彼がお笑い一筋だというところです。芸能人の多くは、副業としてたとえば飲食店を経営したりしています。余資の運用、あるいは人気が無くなった

ときの保険のためなのでしょう。人としては理解できますが、そこに潔さは感じません。

芸能界という言わば特殊な世界に生きているのですから、生活の保障を他に求めてどうするのか、というのが私の意見なのです。


ビートたけしは、北野たけしとして映画監督もしていますが、この場合はお笑い芸人の感性が生きる分野ですからまだ理解できるとして、島田紳助がさまざま新食店を展開していたのは、いかがなものかと思っていました。その点、私の知る限り、さんまは副業はしていないと思います。そこに、芸人としての矜持を感じるのです。


さて、やしきたかじんですが、彼の姿がもう見られないのだと思うと、気分が落ち込んでしまいます。また一つテレビに興味がなくなる原因が増えました。今日は何事もやる気が起きず、とはいえ、せめて追悼のブログでも更新したいと思い、短い文章を載せました。この何日かは、録画してある過去の番組を順次再生しようかと思っているところです。


やしきたかじんさんのご冥福をお祈りいたします。         (敬称略)

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2013-12-16 サッカー日本代表:本田ミラン移籍・背番号10 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログより

「どうする日本、どうなる世界」

サッカー日本代表:本田ミラン移籍・背番号10』

本田のミラン移籍報道に、正直「やっと決まったか」という、昂奮というより、安堵というか何とも言えない気持ちになりましたね。言うまでもなく、ACミラン欧州カップの時代を含めると、欧州覇権を握ること7回、レアルマドリードの9回に続いて2位の成績を収めている名門中の名門です。

近年は、八百長問題などで、リーグ自体がスペインイングランドドイツに遅れを取っているため、バルセロナやマンチェスターUなどのクラブの名声の影に隠れていますが、

間違いなくイタリア欧州を代表するビッグクラブです。

さて、少し昔話になります。もうお気づきでしょうが私は中年というより初老と言った方が当てはまる年齢で、サッカー不毛の時代を知る者です。生まれ育ったのは地方の田舎で、私が小学生の頃はテレビの民放チャンネルが、日本テレビ系列とTBS系列の2局しかありませんでした。

年末年始が近づいてきましたが、この時期の三大テレビ番組と言えば、師走のTBSの「レコード大賞」とNHKの「紅白歌合戦」、そして新年のフジテレビ系列の「かくし芸大会」でしたが、しばらくの間フジテレビ系列は映らなかったので、たまに都会から帰省する叔父や叔母の話を聞いて一度見てみたいと思ったものでした。

そのような片田舎だったのにも関わらず、なぜかテレ東系の「三菱ダイヤモンドサッカー」が放送開始になったのです。私が小学校の高学年の頃です。司会は別妙な語り口の金子勝彦氏、解説は元日本サッカー協会会長の岡野俊一郎氏。私はもう、昂奮で釘付けになりましたね。野球阪神甲子園球場の熱気も凄いと思いますが、考えてみれば当時は観客動員数を水増ししていたわけで、イングランドのスタジアムの観客数とは絶対数が違うのですから、ブラウン管を通した雰囲気が違ったのも当然でした。

私は一気にサッカーの虜になりましたが、悲しいかな当時はクラブどころか中学校にもサッカー部すらありませんでした。そこで、即席のサッカー部を作ったと言うのは過去に書いた通りです。サッカー雑誌も読み漁りましたが、その過程で十数年前にサッカージャーナリスト後藤健生氏を知ることになるのです。

さて、その後藤氏が何かの記事で、

「その国の代表の実力は、欧州CLの決勝Tに進出可能なクラブに何人のレギュラー選手がいるかで、大よそ推し量ることができる」

と書いていました。

なるほど、と私は得心しました。特に日本の場合はその実力を推し量る手立てが乏しいと言えます。欧州南米はそもそものレベルが高く、欧州選手権南米選手権でその実力を知ることができます。

しかし、たとえアジアチャンピオンになっても、アジアそのもののレベルが、欧州南米に対してどの程度のものなのかわかりません。そういうことからすれば、世界中からトップレベルの選手が集まる欧州であれば、特に例えば欧州4大、5大、10大リーグであれば、相当なレベルになるはずで、その中で日本人選手が活躍出来れば、すなわち代表レベルも上がったと推測できるという論法です。

その観点から、欧州CLの決勝Tに進出できるクラブということであれば、今年の場合はマン−Uの香川シャルケ内田、そしてミランに移籍した本田の三人ということになります。本田は規約上、今シーズンのCLにはもう出場できませんが、それでも三人です。レギュラーではありませんが、アーセナルの宮市を入れると4人になりました。

また、ビッグクラブという視点からすれば、マン−Uの香川インテルの長友、ミランの本田と三人と、これまた隔世の感があります。凄い時代になったものですが、おそらくこの先はもっと増えて行くことになるでしょう。それでも、南米欧州の強豪国とは比較にならないかもしれませんが、ビッグクラブだけでなく、ドイツで7、8人のレギューラー選手を擁する日本代表は、少なくともアジアでは断トツにNO−1であることは間違いないでしょう。

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2013-12-11 サッカー日本代表:ブラジルW杯組み合わせ決定 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

安岡久遠のブログ「どうする日本、どうなる世界」より引用

サッカー日本代表ブラジルW杯組み合わせ決定』

遅くなりましたが、先日行われた来年のブラジルW杯の組み合わせについて触れたいと思います。家庭の事情で、普段は22時には必ず就寝するのですが、さすがに組み合わせ抽選の様子は録画という気にはならず、LIVEで最後まで見ていました。

正直に言えば、なんとまあ地味な組に入ったものだ、というものです。A組ならば他の2国がどこであれ、開催国と同組ということで世界から注目されますし、D組なら文字どおり死の組でしょうし、B、G組も厳しい組になったものの、逆に言えばビッグネームが同居ということで、これまた注目を浴びたでしょう。そういう意味では、地味な国が揃い、といって簡単な組でもないので、中途半端な組に入ったものだと言うことになるのです。


Gリーグ・組み合わせ

A:ブラジルクロアチアメキシコカメルーン

B:スペインオランダ、チリ、オーストラリア

C:コロンビアギリシャコートジボアール、日本

D:ウルグアイコスタリカイングランドイタリア

E:スイスエクアドルフランスホンジュラス

F:アルゼンチン、B・ヘルツェゴビナイランナイジェリア

G:ドイツポルトガルガーナアメリカ

H:ベルギーアルジェリアロシア韓国

さて、〜たら、〜ればの話ですが、日本と同じ第3ポットを除いた3か国で、レベルに順を付けてみます。

私的には、

B>D>G>A>F=C>E>H

ですかね。つまりレベル的にはやや楽な方ですが、決して簡単な組ではありません。

次に、各組の勝ち抜けを予想したいと思います。

A組:ブラジルメキシコ

B組:スペインオランダ

C組:

D組:ウルグアイイタリア

E組:フランススイス

F組:アルゼンチンナイジェリア

G組:ドイツポルトガル

H組:ベルギーロシア

というのが順当ではないでしょうか。

さて、肝心のC組ですが、何度も言ってきたように、日本はコンディションが万全であれば、1位抜けの可能性もあると思いますが、調整に失敗すると、1分2敗でGリーグ敗退も有り得ると思っています。今回は移動距離もかなりありますし、気候の変化も激しいようですので、体調管理が全てだと思っています。

コンディション調整さえ失敗しなければ、今の代表選手たちの総合能力は、この組でもコロンビアに匹敵すると思います。外交辞令だとは思いますが、11月に日本とコロンビアの両方と戦ったベルギーの選手の中には、日本の方がコロンビアより強いと発言している者もいました。もっとも、サッカーはそのスタイルによって相性というのがありますから、実力どおりには結果がでないスポーツでもあります。

そういう意味で言えば、一番楽観視しているギリシャこそ日本の最大の難敵とも言えるのかもしれません。ギリシャは、もともと堅守、カウンターのスタイルですが、日本に対しては加えて、DFの裏へハイボールを放り込む戦術を徹底するでしょう。そういうことからすれば、技術のコロンビアフィジカルコートジボアールより厄介だと言えるのです。

また、スコアは引き分けでも0−0や、勝っても負けても1−0というロースコアは無いと思います。3点勝負になるのではないでしょうか。コンフェデ杯でのイタリア戦、11月のオランダベルギー戦のような打ち合いになると思います。というか、今の代表メンバーで戦うとすれば、ある程度の失点覚悟で、攻め抜くしかないのではないでしょうか。今から守備を構築するとなると、新しい選手のを入れるか、守備的な選手を1枚加えなければなりません。ザッケローニ監督自身はそのような決断はしないと思います。となると、、日本は少なくとも2点以上得点しなければ勝ち点は取れないということでしょうね。

私の予想は、

日本 2−2 コートジボアール

日本 3−1 ギリシャ

日本 2−2 コロンビア

と、1勝2分の勝ち点5と見ます。コートジボアールコロンビア戦は打ち合いになるでしょう。どちらが3点取るかでしょう。ギリシャは欧州予選の失点が4点と堅守ではありますが、同じ少失点だったベルギーから3点奪っています。本番と親善試合、またベルギーギリシャはスタイルが異なりますから、つまり攻撃的なベルギーと守備的なギリシャは同一視できませんが、初戦ギリシャコロンビアに敗れているという前提に立つと、日本戦は勝利が義務付けられますから、守ってばかりもいられないことになります。日本の攻撃が通用するのはその点を加味しています。ですから、ギリシャが引き分け以上であれば、日本は苦しむことになります。

次回は、決勝Tを展望したいと思います。 

サッカー日本代表:ブラジルW杯組み合わせ決定 - どうする日本、どうなる世界

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