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我らハネト馬鹿 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-02-03

[]Android Marketに自動マルウェアスキャンの機能が搭載された模様

Android Marketにマルウェアスキャンの機能が導入されて、悪意のあるアプリを自動で見つけて締め出すようになった、と。コードネームは「Bouncer」。新規のアプリだけでなく、登録済みアプリや、開発者アカウントもセットでチェックするとのことです。

Boucerは、アプリが追加されるとその挙動をシミュレートして不正な挙動をしないかを分析します。このとき、過去に問題の発覚したアプリの挙動と比較することで検知する精度を上げているのがポイントのようです。この機能はすでに去年から可動していて一定の効果を上げているとか。

Google Mobile Blogの方のエントリでは、Market上のマルウェアスキャンに加えて、端末側のサンドボックスモデルとパーミッションシステム、そしてリモートからの自動マルウェア削除機能といった多重の仕組みでマルウェアから端末を守っている、という話が紹介されています。しかし、パーミッションシステムに関しては、まともに機能させるためにはもっと啓蒙は必要ですね。ほとんどの人が読まずにポチッと承認してると思う。

2011-02-24

[][]Android版Firefox 4 Beta 5リリース

Android版のFirefox 4 Beta 5がリリースされています。Android Marketよりインストールできましたが、まだ日本語化はされていません。詳細は下記を参照のこと。

最新の Android 版 Firefox 4 ベータ公開 - 安定性とパフォーマンスをさらに強化 | Mozilla Japan ブログ

対応するAndroidのバージョンは2.0以上で、対応端末は以下のようになっています。太字は日本で発売されているモデルです。私はMotorola Droid 2で確認しました。

一方、デスクトップ版の方のFirefox 4ですが、昨夜全てのbetaN hardblockerを解消し、beta 12をビルドするプロセスに入ったようです。ただし、リリースの日程については

QA(品質保証)プロセスに強く依存するため、まだ公表されていません。

FF4STATUS: Firefox 4 beta 12 build status - mozilla.dev.planning | Google Groups

2011-02-15

[][]OpenJDKベースのAndroidを目指す「IcedRobotプロジェクト」

先週の話になりますが、ベルギーで行われたオープンソースイベント「FOSDEM」の場において、OpenJDKをベースとしたAndroidを開発する「IcedRobot」というプロジェクトが発表されました。

IcedRobot: The GNUlization of Android

セッションスライドはここで公開されているので、詳細はこれを見るのが一番早いかと思います。

ご存知の通りGoogleのAndroidにはVMとしてDalvikが搭載されているわけですが、このDalvikにはApache Harmonyプロジェクトの成果物が利用されています。このDalvikをはじめとして、GoogleはOracleをはじめとしたいくつかの企業からライセンスや特許上の問題を指摘されていて、それに関する訴訟が行われていることも周知の事実です。そういうライセンス上のいざこざを回避するために、OpenJDKをベースとしたAndroidを作ろうというのがこのプロジェクトの趣旨のようです。OpenJDKはGPL(with classpath例外)で、これはOracleにとっても肝入りで公開されているもなので、ソースコードさえ公開してあればライセンス上の問題はクリアできるというわけです。

IcedRobotの目的は他にもあります。ひとつはAndroidをデスクトップPCでも使えるようにするというもの。Google TVはTV版のAndroidとも言えるものですが、同じようなことがPC環境でもできたらうれしいじゃないか、ということのようです。また、JVMの上でDalvikを動かすことも(そのための法律上の制限を回避すること)目的のひとつとなっているようです。

上記の目的のために、IcedRobotプロジェクトでは以下の3つのサブプロジェクトを立ち上げるとのことです。

  • GNUDroid
  • GNUBishop
  • Daneel

GNUDroidはIcedRobotの核となる部分で、Dalvik VMを動作させるためのベースになります。Dalvik自身はGNUDroidの上で単体のアプリケーションとして動作する形になるようです。AndroidアプリはDalvikがあれば動くので、既存のAndroidアプリはIcedRobot上での動作がサポートされるということでしょう。これは"IcedRobot Micro Edition"と位置づけられています。

DaneelはPure JavaベースのDalvikインタプリタを開発するプロジェクトです。Dalvik VM依存がこれに置き換えられることになります。

GNUBishopはDalvikランタイムを完全にOpenJDKベースのものに置き換えるためのプロジェクトです。具体的には、Dalvik用のコアライブラリをすべてOpenJDKベースで作り直すことになります。また、VMとしてはDalvik VMの代わりにDaneelを使います。GNUBishopは"IcedRobot Standard Edition"と位置づけられていて、現時点ではAppletのようなWebブラウザ用のプラグイン、デスクトップアプリケーションフレームワーク、そして完全なOSのディストリビューションという3つの形での提供を考えているとのことです。

IcedRobotプロジェクトはまだ発表されたばかりであり、Webサイトすら完成していない状態なので、今後どのように成長していくのかは全く未知数です。そもそも携帯電話メーカーがGPLを好んで選択するかというと、ちょっと懐疑的にならざるを得ないので(これはDalvikがHarmonyを採用した理由のひとつでもある)、方向性としては既存Androidの置き換えというよりもデスクトップ版Androidという性格の方が強くなるのではないかと思います。とはいえ、試みそのものは非常に興味深く、先行きが楽しみです。