マンガでわかる暗号

マンガでわかる暗号

マンガでわかる暗号

詳細目次
プロローグ

第1章 暗号の基礎
 1−1 暗号に関する用語
 1−2 古典的な暗号
 1−3 暗号の安全性

第2章 共通鍵暗号化技術
 2−1 2 進数と排他的論理和
 2−2 共通鍵暗号とは
 2−3 ストリーム暗号の仕組み
 2−4 ブロック暗号の仕組み
 2−5 DES 暗号の仕組み
 2−6 3?DES 暗号とAES 暗号
 簡易版DES による暗号化と復号の実際

第3章 公開鍵暗号の技術
 3−1 公開鍵暗号の基本
 3−2 素数素因数分解
 3−3 モジュロ演算      
 3−4 フェルマーの小定理オイラーの定理   
 3−5 RSA 暗号の仕組み
 3−6 公開鍵暗号と離散対数問題  
 コラム ユークリッド互除法

第4章 実際に暗号を使うには
 4−1 ハイブリッド暗号
 4−2 ハッシュ関数とメッセージ認証コード
 4−3 ディジタル署名 
 4−4 公開鍵暗号基盤PKI
 コラム ゼロ知識対話証明

参考文献
索引

ノリで借りてみた。

マンガでわかると書いてある割には、暗号の具体的な説明はマンガじゃなくて普通の図。

タイトルにやや偽りあり。

でも、内容としては最低限必要な暗号の知識をもれなくカバーしていた。

システムはなぜダウンするのか

システムはなぜダウンするのか

システムはなぜダウンするのか

第1章 システムが止まった・・・
1.1 停止 = ダウンは誤解
1.2 ダウンは原因から4種類に分けられる

第2章 きちんとテストしたはずなのに・・・
2.1 突然に目を覚ます20世紀のバグ
2.2 忘れたころにやってくる「日付問題」
2.3 データベースのデッドロックが連発

第3章 アプリケーションだけではない・・・
3.1 停止を検地できない
3.2 組み合わせを変えたら動かない
3.3 メモリーをつかんだまま解放しない

第4章 アクセス殺到に耐え切れず・・・
4.1 ハードウェアの性能を活かしきれない
4.2 メモリー、CPUが足りない
4.3 通信データの増加がダウンをまねく
4.4 データベースが満杯に
4.5 夜が明けてもバッチ処理が終らない

第5章 気付かなかったは許されない・・・
5.1 つい見逃すパラメータ変更
5.2 システム環境の変更ミス
5.3 バッチ・ファイルの適用忘れ
5.4 カレンダーの設定ミス

第6章 その「うっかり」が致命傷・・・
6.1 運用コマンドを間違える
6.2 データの移行・入力ミス
6.3 待機系への切り替えに失敗
6.4 混乱が「2次災害」を生み被害拡大

第7章 まさか、こんなことが起こるとは・・・
7.1 サーバーが壊れた
7.2 通信ネットワークが不通に
7.3 コンピュータ、電気なければただの箱
7.4 震災でデータセンターが破壊・焼失

第8章 障害対応は時間との闘い・・・
8.1 原因究明よりも復旧を優先

すんばらしくわかりやすい。
ただ、システムダウンについて概観をつかむのにはむいているけれど、具体的な対策法(どういう技術を使うとか)についは書かれていない。

この本で、システムダウンの全体像を掴んでから、技術書に行くのが良いのかもしれない。

大原美術館展に行ってきた。

昨日、猛暑の中、大原美術館展に行って来ました。

平日の昼間にもかかわらずかなりの盛況でした。


さて、展示について。


モディリアーニは展示終了していて見れなかった。アーモンドの目、見たかったなぁ。

かわりにルノアールの泉による女が展示されていた。

なんつーか、非常にほわわんとした良い絵だった。



全体としてはカオスな展示で、それこそ名だたる巨匠からなんちゃって芸術家まで幅広い展示。

現代芸術はクソみたいな展示が多くて、ニコニコ動画の職人さん達のほうがはるかに芸術的だと感じた。

もうなんか、「ありとあらゆる技法は既に先人達がやっちゃってるし、もう俺たちとしては暴れるしかねぇぜ! 暴れてる俺ってかっこいいだろ?(ドヤァ」
って作品ばっかりだった。

中途半端なナルシシズムと、劣化コピーの嵐。ひでぇわ。


ナルシシズムも行くところまで行けば良いのに。365日内視鏡を飲んで、その写真をパネル展示するとかさ。
オエッとするのにもめげず、自分の内蔵を見て欲しい。
なんか単なる変態だな。

意味もなくたくさん検査するのもあかんし。




あと、絵画と彫刻とか、昔からある表現技法は限界なのかなとも感じた。




個人的にすごいと思ったのは熊谷守一の『陽の死んだ日』これはものすごかった。

目の前にたって足が震えた。もう少しで泣くところだった。
とにかく機会がある人は現物を見て欲しい。