昨日は一日雨が降っていましたが
保護犬チビタの3回目の命日です
チビタは中標津保健所から保護しましたが
飼い主が4匹持ち込んだ中の1匹で15才とのことでした
15才の高齢犬に新しい飼い主を見つけることができるだろうかと
保護する時にずいぶん迷いましたが
当時はまだ預かりボランティアをしていなかったHさんが
「俺が元気なうちは面倒をみてやるよ」と言って下さり
チビタを保護することができました
足腰がだいぶ弱っていて歩くとふらついていたチビタでしたが
Hさんが朝晩、毎日散歩をしてくれたお蔭で
散歩の時の足どりもたくましくとても元気なりました
それが3年前の9月2日の明け方
野犬に襲われ命を落としてしまったのです
相手の命を奪うまで犬が同じ犬を攻撃するという事実が受け入れがたく
チビタの死と死に方は悲しく悪夢のような複雑な心境でした
Hさんの愛犬ゴンちゃんとオリオン
私の愛犬リオンと星野、アケモリ兄弟も野犬の子です
飼い犬と野犬……同じ犬なのに育つ環境でこんなにも違ってしまいますが
飼っている犬を捨てるのも人
野犬と言われる犬をつくったのも人です
最期は可哀想なことになってしまいましたが
チビタにとってHさんとの日々は幸せだったと思います
チビタのことを忘れず
野犬と呼ばれる犬を無くしたいと願い活動をしています
9月3日 代表*福澤