7日、厚岸町の元農家の敷地内で捕獲保護した野犬の子 草太(そうた)
一昨日、虫下しのシロップを飲ませたところ
昨日ウンチに混じって回虫が出てきましたがその前のウンチに混じっていたのは鹿の毛とワラでした
飢えをしのぐために農家さんが牛用に収穫したワラを食べたり
母犬が鹿の残骸を運んできて子どもたちに食べさせていたのでしょう
鹿が増えると同時に近年は鹿猟が年間を通じて行われるようになり鹿を仕留めた場合は残さず処理するように義務づけられていますが
肉の良い部分だけを持ち帰り放置された残骸が多くあります
仕留めた鹿を被いもせずに車のバンパーにくくりつけて町の中を走っているハンターも居ました
平成26年度のエゾ鹿による被害は北海道で46億円
釧路地域では13億との事です
木を食べ牧草を食べる鹿の被害が年々増大し林業農業に深刻な事態が続いていますので鹿の駆除は仕方ないのかもしれませんが
冬眠しない熊が現れたり野犬が減らない原因の一因が鹿の残骸にあるように思います