「違い」を楽しむ心

こんにちは! 暑い日が続く毎日ですね。
熱中症などにはくれぐれもご注意ください…。


さて、6/24(日)にTOEICの試験がありましたが、
受験された方も多いのではないでしょうか。
私も受験者の一人として、試験を受けてきました。
今日はその時に感じたことについて書こうと思います。


TOEICは、昨年5月の新テストへの移行により、
リスニングでは、アメリカ英語の発音に加え、
イギリス・カナダ・オセアニア地域の発音も使用されるようになりました。
そのせいか、普段聞き慣れない発音やアクセントが聴こえると、
一瞬「???」と戸惑ってしまうこともあります。
本試験で自分と相性の悪い発音にあたってしまうと、
「もー!」といらいらしてしまうこともしばしば…。


そう感じた時、ふと学生時代のことを思い出しました。
研究室に来た留学生の方と話していた時のことですが、
その留学生の方が、
「最近、TVのバラエティ番組を熱心に見ている」
と言うんですね。
なぜかと聞いてみると、
「芸人さん達が話している言葉がよくわからないんだけれど、
 なんだかすごくカッコイイので、是非覚えて帰国したい」というのです。
よくよく聞いてみれば、どうやら彼は関西弁に興味を持ったらしいのです。


自分が学んできた日本語と異なるものに出会っても、
「わからない」と悩んだり、いらついたりせずに、
ポジティブな姿勢で受け止める姿勢がとてもいいなぁ、と思ったのを覚えています。


TOEIC対策の勉強をしていると、
スコアアップしたい!という気持ちから、
どうしてもそんな気持ちを忘れてしまいがちになりますが、
語学学習において、「違い」を楽しめる心も、
たまには大事にしたいものだなぁ、と感じました。



(さかい)