電子竹林:Blog

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2010-01-15

[][]「世界を変えた100日-写真がとらえた歴史の瞬間」

ニック・ヤップ。「ナショナル ジオグラフィック」誌と、フォトライブラリー「ゲッティ・イメージス/Getty Images」による、報道写真。歴史の証人という感じ。1851/5/1ロンドン万博、18637/3南北戦争死の行進、1865/4/14「リンカーン大統領暗殺」、1903/12/17「ライト兄弟の初飛行」、1912/4/14日 タイタニック号の沈没、1929/10/29日「世界大恐慌」、1941/12/7「真珠湾攻撃」、1945/8/6「広島原爆投下」、1963/11/22「ケネディ大統領暗殺」、1969/7/20「アポロ11号の月面着陸」、1986/4/26「チェルノブイリ原発事故」、2001/9/11「米同時多発テロ」、2004/12/26「スマトラ大地震」…。報道というものにいかに写真が重要だったか、写真のインパクトが分かる。内容的には欧米中心であるのは残念。まあ、しょうがないか。

http://www.amazon.co.jp/dp/4863130503

2008-12-24

[][]「アンリ・カルティエブレッソン伝」

柏倉康夫。マグナム・フォトの創設メンバーで「決定的瞬間」のブレッソンの生い立ちから晩年まで。「…瞬間の記憶」(id:zom-1:20080104#p1)、「…知られざる全貌」「(id:zom-1:20070710#p1)などなど近年ブレッソンに接する機会が多い。改めて、写真ジャーナリズムの始まりから終わりまでを作り上げた人だなと感じる。(memo:p124キャパの「崩れ落ちる兵士」はフェデリコ・ボレル・ガルシアと判明、場所時間も一致、ヤラセ説は消えないが)(momo:ジョージ・ロジャー=死体をいい具合の構図に納めている自分に嫌悪を感じ、戦争写真は二度と撮らないと決心)

http://www.amazon.co.jp/dp/4791763785/

2008-12-02

[][]「ホンコンフラワー」

星野博美。香港の中国返還前後の2年間の写真集、「転がる香港に苔は生えない」を前に読もうと思っていたがこっちの方が先になった。好きなのもあるけど、まあまあと思うのもあるぐらいか。「転がる…」を早く読まねば。

http://www.amazon.co.jp/dp/458227742X

2008-07-04

[][]「安原製作所回顧録」

安原伸。京セラから独立し世界最小のカメラメーカー安原製作所を起ち上げた著者。中国のカメラ工場を使い、機械式レンジファインダーカメラ「安原一式」を作りあげ、2号機「秋月」を完成させる…。安原製作所の心意気に感動して、すぐ予約した安原一式ユーザー(http://www.asahi-net.or.jp/~nr9h-atm/Photo/isshiki/)としては、裏話はなかなか面白い。中国の製作の苦労話など、苦労も判るけどほとんどは愚痴。第三章"20世紀カメラ事情を懐古する"が内容的には一番面白かった。(memo:"カメラユーザーが特殊なのは、撮影することが一番の目的ではない人が多数存在することだ"、"少なくともカメラの値段と同じ価格を撮影に使わなければ使ったとは言えないと思う")

http://www.amazon.co.jp/dp/4777909263/

2008-05-24

[] 写美で暗室

新規ボランティアの研修のお手伝い、暗室作業。ま、基本的なところなので楽。意外に焼き込み時間と仕上がりの濃度の相関が感覚的に掴めない人が多い、とちょっと思った。アンセル・アダムスは「ネガは楽譜、プリントは演奏」と言ったけど、いい楽譜からは多彩な演奏が出来る、悪い楽譜では演奏に変化がつけられない、って意味がある事も理解して欲しい。

2008-04-24

[][]「知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展」

東京都写真美術館。イタリア北東部のセニガリアのマリオ・ジャコメッリ(1925-2000)。印刷所で働き、アマチュア画家で詩人、写真家。名前も聞いた事が無かった。印象としては意外に技巧的。朝に撮っているのが多いのか、横からの強い太陽光が特有なコントラストを出している。「私には自分の顔を愛撫する手がない」(若き司祭たち)の写真は確かに素晴らしい、奇跡的な場所と時と被写体。「スカンノ」はなんであんな覆い焼きをしているんだろうか??

http://www.syabi.com/details/mario.html

[][]「紫禁城写真展」

東京都写真美術館。1900年、小川一真(千円札の夏目漱石像)により撮影された紫禁城。100年以上前の貴重な写真という意味はあるけど、そんな事よりはプラチナプリントのトーンの凄さに感心した方が強かった。太和門から太和殿を望むパノラマ写真が圧巻。

http://www.syabi.com/details/sikin.html

2008-04-18

[][]「アーティストファイル2008-現代の作家たち」

国立新美術館。セルフポートレートなどのエリナ・ブロテルス、浮遊するバルーンの市川武史、野遊びする子供達の写真のポリクセニ・パパペトルー、シャーペンの超細密画(凄い!)の佐伯洋江、暗闇の六面ビデオ・インスタレーションのさわひらき、「西洋料理山猫軒」ビデオなどの白井美穂、巨大バルーンの祐成政徳、布に刺繍手法の竹村京。半分はどこがいいの?、と思わせるものだった。一番良かったのは、さわひあきのビデオ、一番奥の椅子で全貌を見ると時間を越えた不思議な感覚。佐伯洋江のアジア感覚も面白い。

http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/artistfile2008/index.html

2008-04-13

[][]「20世紀の巨匠たち〜「写真」とは何か」

大丸ミュージアム・東京。写真家を通した20世紀の写真史。マン・レイ、エドワード・ウエストン、ウイン・バロック、アンセル・アダムス、アービング・ペン、エルンスト・ハース、ロバート・メイプルソープ、ウイリアム・クライン、ロバート・キャパ、アンドレ・ケルテス、ヘルムート・ニュートン、アンディ・ウォーホル、ルイス・ハイン、W.ユージン・スミの14人。ちょっと概略過ぎてモノ足りない。清里フォトアートミュージアム所蔵のが多く、後は横浜美術館所蔵など。アンセン・アダムスは北海道立釧路芸術館所蔵。

http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/

2008-03-23

[][] 写美にて「大人のためのフォトグラム」ワークショップ

東京都写真美術館にてワークショップのお手伝い。企画展の「シュルレアリスムと写真 痙攣する美」に連動させて、「大人のためのフォトグラム」。フォトグラムとは印画紙の上に直接モノをおいて露光し、像を作る技法で、今まで写美では主に子供向けのプログラムだったものだけど、実は付き添いの大人の方がのめり込むというので大人向けを試行的に試す。大人向けだけあって、単純なフォトグラムから、多重露光、焼き込み、ソラリゼーション、部分ソラリゼーション、さらに一度作ったプリントをネガとして反転させる紙ネガまで多彩な技法を使う。参加者は直前に展示を観ているので悪夢の様なシュールな表現にまで入り込めて面白かった。

2008-02-29

[][]「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」- Annie Leibovitz:Life Through a Lens-

バーバラ・リーボヴィッツ監督脚本(実の妹)。ローリングストーン誌の表紙となった暗殺の数時間前のジョン・レノンとオノ・ヨーコ、ヴァニティ・フェア誌の表紙となったデミ・ムーアの妊婦ヌードなどで有名な写真家アニー・リーボヴィッツのドキュメンタリー。1949年生まれ、空軍勤務の父と共に各地の基地で暮らし、子供時代ベトナム戦争当時のフィリピンで写真を撮り始める。サンフランシスコ・アート・インスティチュートで写真を学び、ローリングストーン誌、ローリング・ストーンズのツアー・ドキュメント、麻薬中毒からの復帰、ヴァニティ・フェア誌での仕事など…。作品は知っていても本人は余り知らなかったので個人的にはかなり面白かった。学生時代に学んだ米国スタイルのロバート・フランクより欧州スタイルのカルチェ=ブレッソンに大きな影響を受けた事、リチャード・アベドンと会った話など興味深い。「マリー・アントワネット」(id:zom-1:20070123#p1)の衣装のキルステン・ダンストの撮影のセットとライティング、その結果の素晴らしさには驚かされた。反面、人間アニーへの突っ込みは弱いのが残念。麻薬中毒治療時代、恋人の女性批評家スーザン・ソンタグ、50歳を過ぎて持った子供(養子?)の話はほんの少しだけ。

http://annie.gyao.jp/

 
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