北極の氷が解けると、海流が変わるかも
【「いんちき」心理学研究所 | 「二酸化炭素は悪の大魔王」という神話】で触れられていない点を1つだけ。ブクマページ(【はてなブックマーク - 「いんちき」心理学研究所 | 「二酸化炭素は悪の大魔王」という神話】)がとても静かなのはみんな慎重になっている証拠だなあ、とふと思ったので、まあ、参考になれば。
何かというと、ここね。
ただし、北極の氷が溶けると、地球環境以外に多大な問題が起きます。それは、シロクマたんの住むところがなくなってしまうということです。
地球環境にも多大な影響が出るかもしれません。というのは、北大西洋における熱塩循環がとまってしまう可能性があるかもしれないからです。要するに、グリーンランド付近で塩分濃度の濃い(=重い)海水が沈み込んでるわけですが、それが北極の氷が溶けた水によって薄められてしまうために、沈み込みにくくなるかもしれない、という話です。この沈みこんだ水はインド洋とかで、めっちゃ長い年月をかけてまた再浮上してくるわけですが、その動きが止まることによって、世界中の海流が変わるかも知れません。
海流が変わるとどうなのかというと、その付近の気温が変わったり、魚がすむ環境が変わったりといった影響が考えられています。
まー、実際にどうなるかは実際になってみないことにはわからないのがこの手の話ではありますが。それでもやっぱ、気にはなりますよねえ。
それから、冒頭の記事、あれ、2004年に書かれたものなので、最近のとはまた状況が異なると思いますよ。なるべく新しい情報にアクセスすることをお勧めします。