2010-03-07
■[映画]『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』を見たゼ!
新宿にて。実はお父さんが神だった、というすごい設定の物語。CG描写が凝っていて、とくに水の表現はおもしろかったです。主人公のパーシー君は、お父さんが海の神ポセイドンなので、水の力を使って戦うのですが、さまざまな場面で水が物語のキーになっており、その描写にもバリエーションがありました。でもお父さんがポセイドンってすごいよね。
主人公は、これといって変わったところのない青年だが、ある日とつぜん危機に巻きこまれる。彼の父はなんと神であるポセイドンだったのだ。危機を脱するため、彼は両親から受け継いだ特別な能力を伸ばす学校へと入学し、訓練を受ける。しだいにデミゴット(半神半人)として強力なパワーを持った存在となり、ついには怖るべき敵と戦うことになるのだが…。とあらすじを書いてみると、ほとんどハリー・ポッターと同じであり、もうすぐファイナルになるハリー・ポッターシリーズを継ぐかたちで、この作品が登場したのだろうか、と感じました。
ハリー・ポッターシリーズにしても、この映画にしても、たいていの子どもが一度は考えるであろう「もらい子幻想」(自分はどこかで拾われた子ども、もらわれた子どもであり、いまの両親とは血がつながっておらず、ほんとうの両親はどこか遠いところで自分を待っているのではないか)とリンクしているような気がしました。どこからか、自分の運命を変えるようなメッセージをたずさえた何者かがやってくるのではないか、という期待。子どもにとって人気があるのは、自分はあらかじめ選ばれし者であるという前提からスタートする物語で、そこをきちんと抑えているのは、やはり物語のツボなのだろうと納得しました。
よかったのは、やはり守護役の黒人青年で、コメディ部分を担当しつつ、狂言回しもこなすといういいキャラクターでした。ハリー・ポッターだと、インド系の女の子がでてきたりはするけれど、黒人っていなかったような気がして、そのあたりはちょっと新鮮でした。ラスベガスにおけるカジノの描写は、子どもたちへの「薬物を止めよう」的なメッセージなのかな? なぜあのカジノでいきなり3つ目の真珠が見つかってしまうのか、そこはちょっと説明とか必然性があった方がいいようにもおもえましたが、あのカジノのドラッギーな描写はおもいのほか不健全でよかったですね。



