左用のギターが手に入った。これを右利きの僕がどうするのかというと、右利き用に弦を張り替えて偽ジミヘンギターに改造してみた。改造といってもスプリングを5本にしてブリッジを調整、それと弦を張り替えただけである。おまけにリアピックアップがハムバッカーでスモールヘッドだし、真のジミヘンフリークが見たらブチ殺されそうな内容である。
アンプにつないで弾いてみたところ、ハムバッカーのくせにYAMAHAストラトよりも音が細いというか、全体的になにか物足りない感じがする。これは弦のせい(YAMAHAは0.11、これは0.10)もあるかもしれないし、弦を張り替えたばかりだからなのかもしれない。それに中身もまったく弄っていないので、とりあえず余ったオレンジドロップを載せてみる予定である。それともうひとつ気づいたのだが、ネックが異様に薄っぺらかった。YAMAHAストラトのネックが太く感じるほどの薄さなのだが、それで弾きやすいかというとそういうわけでもなかったりする。これもこのギターの物足りなさの一因かもしれない。
改造してみた結果、全体として微妙な感じになってしまった。長い間弾かれていなかったようなので、これから弾いていったらすこしはマシになるだろうか。そんな感じでさやうなら。