ぞーさん日記

2013-07-14 I-O DATA GV-USB2を使用したPALテープの取り込み

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I-O DATAUSB動画キャプチャー・ケーブルGV-USB2を使用したPALテープの取り込み


以下に記すのはI-O DATAのGV-USB2を使ったPAL(「PAL I」イギリスのTV信号方式)テープのキャプチャー方法である。

GV-USB2を使ったPALテープの取り込みに関してはネットにまとまった記事を見つけることができなかったので、誰かの何かの役に立てばと思い、自分の試行錯誤を記すことにした。記事の大部分は日本のNTSCテープの取り込み用としても参考になると思う。


自分にはイギリスに住んでいた頃に録りためたテープが山のようにある。これらを腐らせる前に重要なものだけでもHDDに残しておかねばならない。最近とみにその事が気になり始め、ついにI-O DATAUSB動画キャプチャー・ケーブルGV-USB2を購入した。

価格は3500円程度である。今はPCが高性能化してハードウェアコーデックを使用せずともこのような簡易なものでPALが見られて、取り込めるようになったのだから技術の進歩には感謝するしかない。


10年くらい前にシャープのマルチ方式ビデオレコーダーが壊れて修理不能になってからは「いつかまたフォーマットコンバーターなんかを買わなくてはならないのか〜?」と悩んでいた。その後、ビデオデッキというのもが市場から消えて行く様子にさらに不安になり、とりあえず安価PAL方式のVHSビデオデッキ、Panasonic NV-HV61を確保しておくことにした。SQPB機能によってSVHSも簡易再生できる機種だ。これが8年ほど前のことだった。今回これをテープの送り出し機にすべく数年ぶりにデッキを稼動させてみたが、問題なく再生ができることを確認し、ホッとした。

取り込み用PCはLenovo G570 core i5、メモリは6GB。

これで準備はできた。


GV-USB2に付属のキャプチャー・ソフト「I-O data Lightcapture」だが、これがビックリするくらい「使えない」ソフトで、PALの取り込みは無理。ネットでの悪評も伊達ではない。

なのでフリーウェアのAmaRecTV(アマレコTV)をダウンロードした。

どうやら一般的にはこのソフトの方がデフォルトらしい(笑)

ただしこのソフト、そのままではコーデックが内包されておらず、使えない。アマレコTV純正のAMVビデオコーデックをDLすれば使える。が、これが有料である。最初はお金を払う覚悟で、AMVビデオコーデックインストールすべく、これをwin7の64bitで使えるようにするための「【コーデック ユーティリティ】 Proxy Codec 64」をまずDLした。

だが、調べてみるとUtVideo Codecという性能もほぼ同等のフリーで入手できるコーデックを使用すればAMVビデオコーデックは必要ないことが分かった。

よって、こちらを使うことにした。


UtVideo Codecついて説明があるサイト↓

http://www.nobukuni.com/jp/dv/outline_bluray.html

UtVideo Codecのダウンロードサイト↓

http://www.gigafree.net/media/codec/utvideocodecsuite.html

アマレコTVを立ち上げ、コーデックを選択し、設定。

やり方はここ↓

http://husumaharikaeru.blog93.fc2.com/blog-entry-50.html


このサイトではULY0を選んでいるが、試した結果、自分はULY2が画質が良いと判断し、これを選択(PALだからかもしれない)。

グラフ1(デバイス)の設定画面で

GV-USB2, Analogue Capture

Composite

w= 720, h= 576, fps=25.00, fcc=YUY2, bit=16

録画設定の画面では

25 fps

コーデック

いろいろ

ULH2

を選択した。(更新ボタンを押さないと選択肢が現れないので注意)


これで無事にPAL映像のキャプチャーに成功した。

だがここからが大変であった。


キャプチャーした映像は定番のVLCでは見られないのだ。あせった。

ところがWindows Media Playerでは見ることができると判明。不思議だ。


とにかくWMPで再生し、ちゃんと録れていることを確認。ちなみにできた動画の拡張子はaviである。

ただし、このままではデータが大きすぎるので圧縮する必要がある。

UtVideo Codecは可逆圧縮コーデックで、圧縮率が低く、そのため画質は良いのだが、10分で5GBくらいになってしまう。


そこでこれをさらに圧縮&編集するのには、aviutlという編集ソフトを使うことにした。というか選択肢がこれ以外ほとんどないのだ。これを使うにはまたもやいろいろなコーデックやらソフトやらをDLして組み合わせなければならないのだが、これが大変であった。


DL場所と必要なプラグインの場所や設定方法はここ↓

http://husumaharikaeru.blog93.fc2.com/blog-entry-55.html


「DirectShow File Reader プラグイン ( 「ds_input.aui」 )

各種動画ファイルを、「AviUtl」 で読み込めるようにするプラグイン

は必須になると思うので、あらかじめダウンロードしておきます。」


とあったのでとりあえず入れた。だが、本当に必要なのかどうかはよく分からなかった。


問題発生その1。

「◆拡張 x264 出力(GUI) Ex

解凍したら、「auo」フォルダの「x264guiEx.auo」と「x264guiEx.ini」と「x264guiExDefault.ini」を

「Plugins」フォルダに入れてください。」

とあるが「x264guiExDefault.ini」というものは見当たらない。調べてみると、現在のバージョンではなくなっているらしいので、無くて問題ないことがわかった。


問題発生その2。

x264CLI(x264.exe)が指定のリンク先にない。なぜかレスリー・ニールセンが出現するのだ。なんじゃこれ?「裸の銃を持つ男」?(笑)

とにかく探し回った結果ここにあることが判明↓

http://x264.nl/x264_main.php


自分は

64bit 8bit-depth

を選択した。


「次に、「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張 x264 出力(GUI) Ex」をクリックしてください。」

とあるが、なんでもいいから動画を読み込んでいる状態でないとこれは出ないので注意が必要だ。


なんとかかんとか設定を終了。


取り込んだAVI動画をaviutlに読み込んで出力。「ビデオ圧縮」のボタンを押すと、圧縮用設定画面(拡張X264出力(GUI)Ex)が出現。だが、この段になってなぜかmp4でmux(映像と音声等の合体)ができない。そのためのmuxerであるところのMP4Boxが何故かウインドウ右下の選択肢に出てこないので選べないのだ。「MP4Box.exeの指定」というのが本来は出るはずなのにである。


調べるとQ&Aでこのようなものがあった。私の直面した問題とまったく同じものである↓


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1084921930


「ベストアンサー」とやらは私が考える限り問題を勘違いしている。

別の回答はこうだ。

「「mp4box.exeの指定」には mp4box.exe をインストールしたフォルダとファイル名を自分で入力しなければならないのですが、それは実行済みでしょうか?」


私には「フォルダとファイル名を自分で入力しなければならない」の意味が不明だ。

どうやって入力するのだろう?

それが知りたい。

「mp4box.exeの指定」というもの自体が画面にないから困っている。この回答も何か勘違いしているのではないか。

いろいろ試したがわからず、結局あきらめた。というか、あきらめて問題ないと判断した。

というのは、どうせmp4にすると音声がAACしか選べなくて、せっかくの無圧縮wavで取り込んだ音声をを劣化させなくてはならなくなるからだ。ならばコンテナはmp4ではなくmkvを選べばよいではないか、と思い至ったからである。

運よくmkvのmuxerであるところのmkvmuxが選択肢に出ており、これは昔mkvtoolnixをダウンロードした際に付いてきたものが自分のPCにはインストールされている。よってこれを外部muxerとして選択した。


無事mkvファイルが出力できた。


万歳!


これでとりあえず汎用性のあるファイルの完成である。

MP4化したければXMedia Recodeなどの変換ソフトを使えばよい。


以上がPALテープ取り込みの顛末である。

何かの役に立てば幸甚。

それにしても4年ぶりの書き込みとはイヤハヤ南友……。

2009-06-15 最近購入した本など

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久々の書き込み。

やっぱブログ、ひとつにまとめたほうがいいよな、とか思いつつ。

とりあえず最近買った書籍……


『カラー版 超合金の男 -村上克司伝- 』 小野塚 謙太(著)

コミックマーケット創世記』 霜月 たかなか(著)

『地を這う魚 ひでおの青春日記』 吾妻 ひでお(著)

劇画漂流 上巻(&下巻)』 辰巳 ヨシヒロ(著)

『謎のマンガ家・酒井七馬伝 - 「新宝島」伝説の光と影』 中野 晴行(著)

『戦後漫画のトップランナー 横井福次郎 - 手塚治虫もひれ伏した天才漫画家の軌跡』 清水 勲(著)

劇画バカたち!!』 松本 正彦(著)

パンダラブー』 松本 正彦(著)

『完全復刻版 新寶島』 酒井 七馬 手塚治虫(著)


「そのラインナップって……自分探しだよね」って知り合いに言われた。そうかもしれん。

しかし酒井七馬なんて名前に興味があるのって自分ら(1967年生まれ)が最後の世代かも……。


最近買ったAV機器……

ブルーレイ・プレーヤー LG BD370

2万3千円という値段を考えても、性能にはおおむね満足。youtubeダイレクト再生機能は意外に重宝。ただし、なぜかDVDの場合に層の切り替えで0.5秒くらいフリーズするのと、Blu-rayでの音声選択で『ドルビーデジタル Multi CH』を選択したときのみ、アナログ・レコードのようなプチプチノイズがのるのが玉にキズ。はやくファームのアップデートで解決してもらいたいものです(ただしこれは2ch出力に変換した場合の話。マルチチャンネルでちゃんとデコードした場合は不明)。

ブルーレイの導入もあり、(約)80インチ・スクリーン(スチレン・パネル製 3500円也)で映画三昧の今日この頃。大画面でHD映像だと、ほんとちょっとした小劇場みたい。

2009-01-12 システム一新。やっとOS10.4へ

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プロバイダから一方的に


迷惑メール対策でメールのシステムを変更したので、あなたの使っているEudora6.0は(ポート番号変更に対応していないため)これからは使えません」


と言われてしまい、ついに新しいメーラーとしてThunderbird2を導入しました。いい機会なのでMacOSも10.3.8から10.4.11へ変更することに。(いや、「こんなこともあろうかと」昔Tigerを買っていたのですヨ)

今頃10.4かよ?ってつっこまれそうだけど、安定している枯れたシステムが一番でしょ、やっぱ。

気のせいかファインダーのレスポンスも微妙によくなっている??

ことえり」も昔に比べるとずいぶんマシになってますな(今までは信用していなかったのでATOKを使っていた)。これならATOKの最新版を買わなくていいかも。

なお使用マシンはG5の1.8GHzシングルプロセッサ(late 2004 model)

さてOS10.5の導入はいつになることやら……

2009-01-05

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あけましておめでとうございます。

それにしても、間が空きすぎてますな。5ヶ月ぶりだよ! まったく!

その間いろいろありましたよ。インターネット・ラジオチューナー(Squeezebox 3)を導入したり、vaioが半壊したり……

それから、エーと……

思いつかん……。


あんましなかったみたい(笑)

他に思いつかんな……今。



ってことで、とりいそぎ。

2008-08-11 夏のイベント3連ちゃん

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1ヶ月ぶりのブログですが、この間、夏のオタ系イベントを3連ちゃんしてきました。


1 スター・ウォーズ・セレブレーション・ジャパン(幕張メッセ 7/19-21)

2 Comic-Con 2008(アメリカサンディエゴ 7/24-27)

3 第12回広島国際アニメーションフェスティバル(広島 8/7-11)


なんというか……怒濤のような日々、といいましょうか。でも贅沢だな、我ながら。

これでこの後「夏コミ」にでも行けば完璧なのかもしれんが、その予定はないのでした。

まあ、詳細は順次ブログにて。

2008-07-10 大阪旅行

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話が前後するのですが……

先週末、大阪に行ってきました。

友達(S君)の家に遊びに。


初日は、S君の家族と連れだって、近くの図書館で催される紙芝居コンクール(全国規模?の結構本格的なもの)の公開2次審査会を見に行くことに。というのも、S君のお母さんがそれに応募していて1次審査をパスしていたから。

いやー、おもしろかったですよ、応募作。いろんな意味で。っていうかバラエティに富みすぎてて。

結局、S君のお母さん、最終審査まで残っちゃったよ! パチパチパチ〜。優勝決定戦(?)はまた来週あたり?もっと大きな会場であるらしい。


その後は同窓会。

20数年ぶりに会う人も。クラスメートの1人がオーディオマニア(であり鉄道マニアでありバイクマニアでありカーマニアでありカメラマニアであり以下エンドレス……)と判明、一瞬2人だけで盛り上がり残りの人が口ポカン置いてきぼり状態に。


ビクターのQL-A70持ってんだけど、アームをイケダ製に無理矢理換装しようかと思ってる」というから、「イヤー、イケダ用には別のフォノモーターを用意したほうがいいんじゃないの? QL-A70のオート機構が無駄になるのって結構もったいないし」なんて会話。


あーいかんいかん(笑)。

ところで同窓会自体も(プロの)落語やら漫才やらの公演があったりしてかなり楽しめた。


最終日はイギリス留学時代に知り合った友達Nさん(マレーシア在住で現在短期間実家に帰省中)とミナミで昼食&お茶。数年ぶりの再会。

マレーシアでのエピソードやイギリス時代の懐かし話から果てはなぜか80年代にのめり込んだ音楽の話などに花が咲き……


4時間近く延々とだべりたおす。


最後は、もうすぐサヨナラ(?)のくいだおれ太郎の写真をとって、有名チーズケーキをおみやげにどっさり購入し、帰途に。


大阪まで新幹線で2時間半か。

意外と近いわ。

2008-07-09 桂月の装置

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会席料理店「桂月」にて夕食。

高級オーディオが設置してあるラウンジがあるとのウワサに興味津々。「レコードが聴ける」らしい。(ってことで勇んでレコード持参した)

料理については、「まあまあ」ってかんじ。そういうことは誰か他の人がいろいろ書いているだろうからそちらを参考に。釜飯は普通の硬さで、柔らかすぎるってことはなかった、と思う。改善されたのかもしれん。

さて、装置ですが:

プレーヤー:ガラード401+積層キャビネット+SME 3012(?)+SPU(型式不明), EMTのアーム+カートリッジ(詳細不明)

cd/sacd、プリ、パワー:マッキントッシュ(細かい型番忘れた)

スピーカー:JBLパラゴン

でした。

ある意味黄金の組み合わせってやつ? ところで初めて本物のパラゴン見たよ。意外にでかいのな。

音は……ボワーンと暖色系のモノラルっぽい音。でも音に艶がある。高音はまあ、出てない、ね。なんか音が響きすぎだがそれが特徴でもある。音が太いのは気に入った。

こういうHiFiもありか。

同席したN氏の感想は「オーケストラがイイですね!」

たしかにかなり低音感が出ていてバランス的に聞きやすい。



持参した試聴盤:

STEVE ELIOVSON COLLIN WALCOTT 『DAWN DANCE』(LP

交響詩さよなら銀河鉄道999』(LP

YMO 『BGM』(LP

ATRIUM MUSICAE DE MADRID GREGORIO PANIAGUA 『VILLIANCICOS』(フランスLP

『Cafe de Anime』(CD)

2008-07-03 レコード盤のクリーニング

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どうしてもCDやダウンロードよりレコードを買ってしまう。

まあ、昔の音楽を聴きたいってことが多いし、それならやっぱ当時と同じ媒体が望ましい。というか、単にレコードというものに愛着があって、なんか安心する、というのが本音かも。

今はレコードは100円盤等の中古を買うことがほとんど。なので中には汚れやカビがひどいものもあるわけです。これは逆にこれらさえ取り除けば、なんとか聴くに堪える程度には復活するといえなくもない(あくまでもぞーさん規準でね)。

まあ、そんなこんなで、過去いろんなクリーニング方を試しました。

過去試した方法:

・水洗い+おしぼりで強くこする(江川三郎式)

手がやたら疲れる割には効果が薄いような気がした。自分のやり方がヘボなのか?

・スチーム・クリーナー

思ったほど効果がなかった。ガックシ。結構期待したんだが。スチームの当て加減を間違えると高熱で盤が歪むというかなりデンジャラスな手法。

超音波クリーナー

メーカーから機械を借りて試したが、これも期待したほどにはノイズが軽減しない(多少は効果があったが)。それよりも「音が良くなった」ような気がしたのは気のせいか。

メラミン・フォーム(「激落ちくん」系ね。最初に提唱したのは江川氏?)

結構効果的です。繊維自体はシステマより細いのかな。でも溝の奥の汚れは取りにくいような。

ちょっと力を入れすぎると盤面の艶が消失します。音にはあんまし影響してないとは思うけど……自信ない。まあ気分的には良くないわな。ということで、ちょっぴり危険な香りがするので使い方にはコツが必要としておきましょう(下の「現在の方法」に書いています)。

・デンター・システマ歯ブラシ

溝のゴミを掻き出すのに良いみたい。

(詳しくは下の「現在の方法」に書いています)

・『disco-antistat』

手動で専用液を盤面に塗布した後乾燥させるという製品。ドイツ製。

最初は、処理後、劇的にSNがアップし、音に艶がでたので驚いたが、再生時、内周付近に来ると針先に大量の残留物(繊維質の物質含む。これってブラシの繊維なんだろうな)が堆積、付着することに気づいた。このカス、何度同じ面をかけてもいっこうに減る気配がなく、毎度毎度チップにまとわり付くのでいい加減嫌になった。レコード片面終わるまでに針先がカスで埋まって、そのせいで音がおかしくなるのですよ。盤面に膜を作るという、昔はやった「ディスクプロテック」とかあそこらへんの考え方に近いのかね? 製品名からして静電気除去が主目的? 試しに薄めた液を使用し、乾燥させるのではなくバキューム処理をしてみたが、それでも少しカスが残るので使うのをやめた。レコード乾燥台とレーベルカバーは重宝しているのだが。

1985年頃のSTEREO誌を読みかえしていたら『disco-antistat』の使用レポートが載っていた。結構昔からあるんだね、これ。上記副作用についてもちゃんと記述があり、あんまりおすすめしない、みたいなニュアンスで書いてありましたヨ)

1980年代、レコードがまだ一般的だった頃はナガオカの「レコパック」(顔パックならぬレコード用のパック液)が売られており、どうしてもというときはこれを使ってました。効果は実際結構あります。でも(高校生としては)高価だったのでほいほいとは使えませんでした。まあ、これも今やディスコンですけど。木工ボンドパックという手もあるみたいですが、なーんか面倒そうでやる気にならんのですよ。(レコパック、結構めんどかったし)

それで、結局というか遂にというか、VPI社のバキューム・クリーナー HW-16.5購入に至りました。

……が、これ単体の使用では「夢のような効果!」というわけにはいかないこともわかりました。

現在の方法。

1) VPIのクリーニング液を盤面に塗布した後、デンターシステマ歯ブラシをあてながら回転させる。強くあてすぎないよう加減するのがコツとみた。

2) その後、充分に液をバキュームする。

3)そして一度実際にプレイバックさせ、

4) そのあとまた 1、2の工程を繰り返す。

これで効果的にノイズレベルが下がる。自分はそう思いました。ダメなら効果が出るまで上記手順を繰り返す、が、自分は2回以上繰り返したことはないです。

カビ等が特にひどい盤は1)の前にぬるま湯で軽く洗い、水分を充分に含ませたメラミン・フォームで力を入れすぎないよう(その自重がかかる程度)1、2回かるく盤面を溝に沿ってなでる。その後よくすすぐ。

ただ、これはあくまでも私個人が良いと思った方法なので、LPクリーニングに興味のある方は、このやり方を鵜呑みにするようなことはせず、自己責任でいろいろ試してください。あくまでも参考ってことで。実際、いろんなサイトで皆さん自分なりの方法でやってらっしゃるみたいです。

不満点ですが、VPIのクリーニング液は微妙に音が硬くなるような艶っぽさが無くなるような気がするんですよね。もちょっと音に艶がでる方向の液ってないもんかな。まあ、気長にいろいろ探してみましょう。

2008-07-02 ソニーのMCヘッドアンプ HA-55

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最近入手したソニーのMCヘッドアンプ HA-55の動作確認&試聴をしました。

組み合わせは

SAEC C-3→HA-55→X-LPS(サブのフォノイコ)

いやー、イイんじゃないですか!

トランスで感じてた「何かが変」な感じがない。妙な違和感がない。ストレートに誇張無く音が出てる!

……ような気がする。

ま、とにもかくにも気にいった。

しかし、30年も前の機械がよくもまあまともに動くよな〜。造りもしっかりしてるし、昔のヤツにはソニータイマーは入ってないのな。

試聴レコード

ダイアー・ストレイツDire Straits)『Brothers in Arms(日本盤)』

ヴァイオレント・ファムス(Violent Femmes)『Hallowed Ground(日本盤)』

2008-07-01

[] 07:22

主な現用音響機器

レコードプレーヤー:マイクロ精機RX-3000+RY-3000

トーンアーム:オーディオクラフトAC-300C, SAEC WE-407/23等

カートリッジLINN K9(新品チップ移植で復活!)、グランツGMC20E、SAEC C-1, C-3、ナガオカMP-10(改造機)等

フォノイコライザー:LINN LK1(のREC OUTから信号を取り出して使用)、ミュージカル・フィディリティX-LPS(サブ機)

昇圧トランステクニクスSH-305MC、フェーズテックT3

MCヘッドアンプ:ソニーHA-55

CDトランスポート:マイクロメガDUO CD3

DAコンバーターアーカムBLACK BOX

プリアンプ:パスラボX2

パワーアンプ:LINN LK100

スピーカー:ヤマハNS-690 III

どれもほとんど骨董品の領域だよなーとしみじみ。壊さないよう大事に使わなきゃ。

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最近ケーブルのホームドラマ・チャンネルで始まった『女殺し屋 花笠お竜』(1969)という時代劇。時代劇好きのこの私がまったく見たことも聞いたこともなかった作品なのですが、『人造人間キカイダー』(1972)との類似が自分的に妙にひっかかったので、気になった点を挙げておこうと思います。

1 音楽が渡辺宙明のためキカイダーの曲に似た劇伴多数(時系列的には逆だよな)。

2 主人公のお竜は常に赤い三味線を背負っており、それで敵をぶん殴ったりする。キカイダーのジローはこれも赤い「ギタ〜のパンチで打ち倒す〜」。

3 戦闘モードに入る直前、お竜は三味線の弦を「1、2、3本」と順に切ってカウントする。その後、三味線のネック(?)に仕込まれた刀を抜いて敵をバッサバッサと切り倒す。これはキカイダーの「チェンジ、スイッチオン、1、2、3」に相当しないだろうか?

4 レギュラーの一人、長門勇は殺人の濡れ衣を着せられ逃亡している。キカイダーでもジローの同様の逃亡劇が描かれる。

5 レギュラーの一人にカルーセル麻紀が配されている(二面性の間での揺らぎ?)。ジローも正義(青)と悪(赤)の間で悩む。

……って、5はまあこじつけですがね(笑)

『〜お竜』は国際放映制作、東京12ch系で『〜キカイダー』は東映、NET系なので直接の関連性はない模様。だけど、製作者レベルで会社の垣根を越えた付き合いがあって、それが作品に影響したことはなかったのだろうか?……いや、あるは単にアイデア、パクっただけか?とか一人で妄想してたりするわけです。

『〜お竜』のプロデューサー、梅村幹比古は『忍者部隊月光』を手がけていたせいか、第2話には月光役の水木襄がゲスト出演している様子(追記:と思ったら見間違いで別人でした……)。それから第1話は「悠木千帆」時代の樹木希林が「女なのか男なのかよくわからん格好のヤクザの親分」として登場、かなり性倒錯度の高い一編。あと、菊池英一(帰ってきたウルトラマン)もちょい役で登場してます。