「世界のエトワールマニュエル・ルグリと中国中央バレエ団のスターたち」

ルグリ@北京2011


「世界のエトワールマニュエル・ルグリと中国中央バレエ団のスターたち」
主催:中国中央バレエ団 北京大学会議センター
日時:2011年5月20日(金)、21日(土) 19:00~
場所:北京大学百周年記念講堂

プログラム
1:ラ・ヴィヴァンデールのパ・ド・シス(LA VIVANDIERE PAS DE SIX)
-ピエール・ラコット振付
-出演:中国中央バレエ団
2:PICTURE OF
-パトリック・デ・バナ(Patrict de Bana)振付
-マニュエル・ルグリ(Manuel Legris)出演(ソロ)
3:SACRIFICIUM(祭献)
-パトリック・デ・バナ振付
-出演:王啓敏、盛世東
4:SILENT CRY
-パトリック・デ・バナ振付
-出演:パトリック・デ・バナ
5:現代バレエ作品「大地の歌」 世界初演
-パトリック・デ・バナ振付
-出演:中国中央バレエ団
6:オネーギンより第3幕
-ジョン・クランコ振付
-出演:マニュエル・ルグリ、中国中央バレエ団


世界のルグリさまが、280円〜見られる!ということで行ってみた。
結局買ったのは、1900円ほどの席。15列目ど真ん中という良席だったが、後ろで子供たちががさがさ、おしゃべり、お菓子食べる(しまいには笛吹きだす)という若干のオプション有り。でもだんだん、慣れてきましたよこの観劇環境にも!もう、周りでみかん食われようと携帯で撮影始めようと目の前でディープキス始められようと気になりませ…うそです、すごく気になります。いい加減にしろよ!!!(怒)


前半ずっと、バナという人の現代作品で、なかなか辛かった。唯一見れたのは、ルグリのPICTURE OFだろうか。さすが、あとでバナ本人が踊ったのと較べても、まったくちがった。
空間を支配する圧、というのだろうか。バナが踊ったのはもちろんうまいし、他の中国人ダンサーと比べたらやっぱりいいんだけど、ルグリのは圧倒的だ。普通のダンサーは空気の中でただ手足を動かしていて、バナのは空気をかき混ぜているようで、そしてルグリのは空気をねっとりと抱き込んで、そして切り裂いて、自在に空間を制していた。