ゲームやってました『HITMAN』


 今年に入ってから、珍しく一本のゲームにどっぷりハマっていたんですよ。それがまぁ、このHITMANというやつで。

https://store.steampowered.com/app/236870/


 久しぶりにソシャゲじゃないゲームに100時間以上突っ込みました。おわかりいただけるだろうか。



 その名の通り、ターゲットを暗殺するというゲームなんですけれども。
 アサシンクリードなんかは名前は聞いた事あるし気にもなってたんですが手は出さず、一方こちらのゲームに飛びついたというのは、とにかく攻略法がやたら多くあって、様々なアプローチがあるところでございました。スナイパーライフルで狙撃してもいいし、毒を盛ってもいいし、古典的な背後からのワイヤーで絞殺もできるし、爆発物も持ち込めるし、現場にある道具や施設を使って事故死に偽装したりもできる。



 ファッションショーのキャットウォークに出て来たところを、照明を落下させて……なんて事もできる。
 広めの箱庭とガードの固いターゲットを用意して、「あとは好きなようにやってくれればいいよ」というコンセプトのゲームなんですね。
 私、解法が一つしか無いゲームってどうも好きじゃなくて。その人のスタイルによって複数の解き方があるし、そのどれをやっても良い、くらいの調整されてるゲームが好きなんですな。その点、HITMANは非常に自由度が高くて、私好みなのでした。


 普段は同じ場所をぐるぐる周回してるだけのターゲットが、とある条件を満たすと別な場所に顔を出す、とかそういう条件が複数あって。そこで、ターゲットを狙撃したいと思った時に、先にあのイベントを起こしてターゲットをこの場所に移動させて、自分はここを通ってこの場所に陣取って……みたいな段取りを組み立てて実行する、みたいなゲームです。ある意味パズルゲーム的な面もあるような。



 ステージはファッションショーからイタリアの風光明媚な港町に建つ豪邸、暴動寸前の中東の街にある大使館に、ミュージシャンの録音スタジオになっているバンコクの高級ホテルとか、いろいろバリエーションがあり。日本ステージでは寿司にフグ毒盛ったりもできるわけですが……(笑)。
 昨今のゲームにしてはステージ数少なめかと思いきや、各ステージの広さと作り込みが半端じゃ無くて、建物外部のパイプとかのり越えられる塀とか色々あり、こんだけプレイした今でも「え、こんな侵入ルートあったの!?」みたいな驚きがあったりする。
 ゲーム内に、ある程度「この手順通りに進めれば暗殺できるよ」という段取りを提示する「アプローチ」というシステムもあるのですが、一通りやり終えた後、あえてアプローチで示唆されない別な狙撃ポイントを探してみたりとか、なんかそんな感じで延々遊んでしまっております。
 そんなこんなで、気づけば今年前半はゲームばっかりやっていたわけです……(笑)。


 年末には続編の2も出るという事で、そちらも楽しみにしていたりします。
 なんかアレですな、ゲームにハマっていない時期は、あちこち情報漁って「ハマれるゲームが欲しい、無いか無いか」とかしょっちゅうやっているのに、いざ本当にハマれるゲームが見つかって没頭してると、それ以外の作業が進んでいないことに焦りと罪悪感を覚えてしまうという、まぁ因果な性分でありますよ……。
 でも多分、懲りずにまたゲームはやり続けるんだろうなぁ。