ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

花組『RED HOT SEA』

サザンクロス・レビューとかこれとか観ると、
「やはり草野先生は天才なのでは……?」
となるよな。
いや、近年の作品は難易度高すぎるけど。
とは言っても、これも近年の作品だし。

いきなりすっとばしてパレードの話しちゃうけど、
フリースタイル階段降りってのが良いよね!
すみ花はあそこでカエルみたいな飛び降り方して、
ゆうひさんの目に留まったんだよねw
えりたんを下級生男役どもが囲んで
ウェーイって感じになってるところが一番好きです。
デニムスーツってのも良いよね……。
でもこれ不評で、全ツ版では変わっちゃったらしいね……。

未涼亜希さんがスキャット隊に入ってる
幽霊船のシーンがたまらないよなー。
宝塚であそこまで高度な歌唱(?)を
求められることもそうそう珍しいのでは。
あれはまさに当時のあのメンバーがいてこその場面だったよね……。
あと草野先生もゆうさんもコミックの場面大好きな人たちなので
悪ノリの相乗効果感もあった(褒めてる)。

あとやっぱりこのショーは「引き潮」の場面だよね!
砂浜みたいに広い大劇場の舞台で、
少しずつ年代が異なる3組のカップル。
潮風が目に見えるような、爽やかで壮大な情景。
これもまた、宝塚屈指の美しいショー場面なんじゃないかな。
まぁ様ブリドリでも再現してたよね。

……うん、やはり草野先生は天才なのでは……?
弟子の稲葉先生の月組ショー『GOLDEN JAZZ』が控えている訳ですが、
公演案内に「ジャズの起源であるアフリカ音楽〜」とかいう
草野DNA溢れる説明書きがあって、既にワクテカを禁じえません。