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リアリズムと防衛を学ぶ このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

「現在、国際的な緊張というものは、人びとが想像するほど異常なものではない。
実際のところ、主権国家間の正常な関係とは、相互に不信を抱き、
互いに対立する野心を追及することなのである」――A.J.P.テイラー

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2010-01-02

軍隊のない国は、なぜ非武装でいられるのか?

 年の初めの書初めは、いろはの”い”から参ります。「軍隊のない国家」についてです。

 私たち日本人は軍隊を放棄すると憲法に書きながら、軍隊ではない自衛隊をもって自らを守っています。それでも軍隊のない国家への憧れは根強いようです。昔は「非武装中立論」があり、今でも「無防備都市宣言」活動があります。

 世界に目を向ければ、意外と多く、本当に軍隊を持たない国家が実在します。それらの国は非武装、無防備で、しかも誰に侵略されるでもなく平和を保っています。これはどういうことでしょう。本当は軍隊なんていらないのでしょうか。いったい何故、「軍隊のない国家」は平和でいられるのでしょうか?


「軍隊のない国家」は意外と多い

 今回の参考図書「軍隊のない国家」前田郎 著によれば、世界には27ヶ国もの国々が軍隊を持っていません。例えば以下のような国々です。

f:id:zyesuta:20100102145036p:image非武装国ミクロネシア連邦

 島国には非武装の国がたくさんあります。太平洋ならば、ミクロネシア連邦、パラオサモアなど。インド洋ではモーリシャス、モルディヴの二国。カリブ海ではセントルシアグレナダらが、軍隊を持たず、なのに平和に暮らしている島国です。

 昔から戦争が絶えなかったヨーロッパにすら非武装の国があります。カジノで有名なモナコ公国、(槍兵をカウントしないなら)ローマ教皇がおわすバチカン、ほかにはサンマリノアンドラルクセンブルグらです。パナマなど中米にも非武装国は多くあります。

 これらの国々はどうして軍隊をもたず、他国から侵略されることを恐れずに済んでいるのでしょうか?? これは一概にはいえず、国ごとに様々な理由があります。主要な理由ごとにみてみましょう。


貧乏長屋には泥棒も入らない

ルパン三世「カリオストロの城」 [Blu-ray]

 落語に「置泥(おきどろ)」という演目があります。とある泥棒が何か盗もうと思って、長屋が忍び込みます。ところがそこがえらく貧乏なところで、盗むものなど何もない。あるのは借金ばかりです。そこで泥棒は哀れに思って、盗むどころか、かえって銭を置いていく、という話です。

 泥棒は何か奪ってやろうと思うから他人様の家に押し入るのです。脅しても一銭も何もでてこない貧乏長屋へ入っていっても儲かりません。お縄をちょうだいするリスクばかりあって、大損です。

 他国を侵略したり、実際には攻めずとも武力をチラつかせて交渉する国々も、それによって何かしらの(経済的なものとは限らない)利益を得ようとして、そんなことをするのです。

 とすれば、何も得るものがない小国相手では、攻めても脅してもメリットは少ないし、評判を落としてしまってかえって損です。非武装国の大方はそんな感じです。

 人口は少なく、経済は小さく、領土は狭く、資源といえば魚とヤシの実(東南アジアのヤシ経済については割愛)、なんていう国を強請っても仕方がありません。経済のみならず色々な面からみて、誰がどう考えても(失礼ながら侵略者的な意味では)価値が低い国ならば、わざわざ備えなくてもOKなのです。

 太平洋やインド洋の小さな島国が非武装でいるのは概ねこの理由で理解していいでしょう。貧乏長屋には泥棒も入らないので、鍵なんかつけなくていいのです。


あまりにも小国過ぎて、大国に保護されるしか手がない

 先ほど書いたように、非武装国はほとんどが凄く小さい国です。そんな国では、自前の軍隊を持とうとしても、まともな規模の軍を編制できません。

f:id:zyesuta:20100102145315p:image

 例えばこれはヨーロッパの非武装国、アンドラ公国地図です。フランススペインの間、山岳地域にポツンと存在しています。人口は7万5千人です。

 こんな人口と面積の国で、フランスやスペインのような大国とケンカができるわけがありません。国民の10人に1人が兵隊になったとしても7500人。フランスの一個師団にも足りません。これはもう、防衛など考えるだけムダです。


f:id:zyesuta:20100102145235p:image

 さらに分かり易いのはサンマリノです。地図の真ん中がサンマリノ国で、まわりは全部イタリアです。昔のイタリアは小さな都市地方ごとに分離独立していました。近代になって統一されるのですが、その時に参加しなかったのがサンマリノです。

 アンドラと同じく、狭い上に人口が少なく、まともな防衛力を用意できません。これでイタリアに張り合える道理がなく、交渉材料になる程度の軍備すら用意できません。

 もしこれらの小国も、人口が500万ほどもいれば、多少は軍備をもって、地域の同盟に参加したりするでしょう。守るべきものが多ければ人任せの保護国をやっているわけにもいかないし、大国に対して物が言えるような国際的立場を築きたいからです。

 ですが人口が3万や7万、日本の市や群レベルではそうもいきません。だからすぐそばの大国に完全に身を委ねて、保護してもらっています。大国の側としても、そんな辺鄙で小さい山国を攻めたり脅したりしても意味がないものですから、いたずらをすることもありません。

 このような国々は軍隊をもっても意味がなく、また持たなかったとしても失うものも少ないために、非武装でいるのです。


軍隊をもったら瞬殺される運命

f:id:zyesuta:20100102145644j:imageパナマ運河水門

 サンマリノやアンドラは地勢的にどうでもいい位置なので非武装でいいのですが、逆に重要な位置でありすぎて非武装にせざるをえない場合もあります。

 最も分かり易いのがパナマです。パナマ運河はアメリカ安全保障にとって死活的に重要です。パナマが意にそわない国になったら、アメリカはとても困ります。そこでかつて軍隊を出して占領しました。

アメリカは…軍隊を派遣し、500名のパナマ軍を壊滅させ、ノリエガを逮捕した。…国防軍は1989年12月の米軍侵攻によって解体された。*1

 

パナマはこれ以降、軍隊を解体したままです。非武装でも安全なのは、アメリカの裏庭だからです。アメリカにとって極めて重要であり、しかも距離が近いところにあります。よって他の国は誰もパナマに手を出せません。

 それにパナマが自前の軍隊を持つということは、アメリカに安全の全てを委ねてるのは嫌だ、というサインです。すると下手をすればまた米軍が攻めてきかねないので、妙な誤解を招かないためにも、非武装のままでいるのが合理的です。パナマのほかにも中米には非武装の国がいくつか固まっていますが、その合理性は同様にアメリカの裏庭であることによっています。

 こういった国々は、独立しているとはいえ、外交・安全保障政策ではアメリカにかなりを委ねざるをえません。太平洋の非武装の島々も同様です。

ミクロネシア、パラオ、マーシャル参加国の外交政策は、アメリカの圧倒的な影響の影にある。中国問題だけではなく、その他の国連決議についての投票行動をみてもアメリカの従者としての忠誠を示している。…国防・安全保障の責任はアメリカに委ねられている。*2


戦争になったら、非武装国はどうするのか?

 このようなわけで、非武装の国はそれなりの合理性があって非武装を選択しています。ですが戦争になったらどうするのでしょう。非武装でいれば、戦争に巻き込まれる恐れはないのでしょうか?

 もちろんそんなことはありません。例え非武装で、領土が狭く、貧しい小国であっても、戦争に必要であれば遠慮なく攻められてしまいます。非武装なので簡単に占領され、侵略者の支配下におかれたり、戦場になったりします。

 ここが長屋と国家の違うところです。賃貸暮らしである長屋の住人と違い、国家はどんなに貧しくても、国土の所有権だけは持っています。だから戦略的にその土地の位置が重要ならば、侵略を受ける可能性はあるのです。実例をみてみましょう。


非武装で中立だったのに、世界大戦に巻き込まれたルクセンブルク

f:id:zyesuta:20090910164545p:imageドイツに侵略された低地諸国

 自分では何も悪いことはしてないのに、立地が良すぎたために世界大戦に巻き込まれたのが低地諸国です。彼らは非武装ではありませんでしたが、世界大戦のときに敵対するどちらの陣営にも味方せず、中立を守っていました。にも関わらず、ドイツ軍の通り道としていい場所にあったので、あえなく侵略され、戦場となりました。

 中立で、かつ非武装だったルクセンブルクも同様です。非武装でも、中立でも、だからといって戦争の局外にいられるわけではないのです。

(ルクセンブルクは)中立国であったにもかかわらず、二度の大戦でドイツ軍に占領された。


国民は1940年から1944年までのナチス占領下、強力なレジスタンスを続け、第二次世界大戦中の戦死者数は…第三位に挙げられる。


…「アルデンヌの戦い」では、ルクセンブルグ領にもまたがって激しい戦いがくりひろげられた。…第二次大戦後、非武装永世中立路線を放棄して、ベネルクス三国同盟および欧州統合の道を歩む。

*3

 なお戦後のルクセンブルクは、欧州統合の流れの中で、小国の地位を逆用して成功しています。国が小さく、軍備も無い国は、ふつうは国際政治の主要プレーヤーになりえません。それを逆用して「ウチなら小国だから、国際機構を設置するのにちょうどいいよ」という巧みな外交を行い、国を富ますことに成功しています。欧州統合という大きな流れがあればこそできた、秀逸な国家戦略です。


味方に占領されたアイスランド

f:id:zyesuta:20100102170302p:image

 大西洋に浮かぶアイスランドも非武装国ですが、第二次世界大戦がはじまるとイギリスに占領されました。当時のアイスランドは最近と違い、発展してはいませんでした。ですが経済が貧しい国であっても、そこが軍事戦略的に重要であれば、戦争は避けて通ってはくれません。

…第二次大戦が始まると、ナチス・ドイツはデンマークを占領した。アイスランドもナチスに占領される恐れが生じたため、1940年、2万5千人のイギリス軍がアイスランドを占領した。*4

 アイスランドにとってイギリスは友好国です。ですがもしドイツがアイスランドを占領すれば、そこに基地をおいて、イギリス攻撃に利用するでしょう。イギリスからすれば、アイスランドを先に自分で占領してしまった方が安全です。だから軍隊を送りました。

 アイスランドはイギリスに抵抗しなかったので、占領の犠牲者は皆無でした。ですがもしドイツがアイスランドに攻めてくれば、イギリス軍とドイツ軍の戦場になったでしょう。すればルクセンブルクのように、アイスランド人にも大勢の死傷者がでたでことしょう。

 そのとき、アイスランド国自身の意志はまるで無視されます。占領・支配されて自由を奪われるのも、戦場にされるのも、すべて他国の都合で決められます。

  ルクセンブルクやアイスランドは、大戦中の一時的な占領に終ったのが不幸中の幸いでした。これが世界大戦後のチベットなどになると、非武装でいたら共産中国に攻めてこられ、虐殺には遭うわ、文化破壊されるわ、その後現在にいたるまで自由と人権を抑圧されたままになっています。


軍隊をもたない国家は、運命を他国に任せる

 このように非武装の国は、軍隊を持たないため、戦争においては自分の意志を全く通すことができず、他国に為されるがままになってしまいます。

f:id:zyesuta:20031207112658j:image

 この写真はモナコ公国の風景です。高級なレジャー、賭け事などで有名な、お金持ち御用達観光国です。だから経済は豊かですが、人口が少なく、土地が狭いので、経済以外では小国です。

 このモナコも、軍事力が幅をきかす情勢では、他国に支配されました。その時々で強い国に占領されたり、条約によって保護してもらったりしています。

ファシズムの時代になると、1940年イタリアがモナコを占領した。

さらに1943年、ナチスドイツの占領下に置かれた。

ナチス崩壊後、独立を取り戻したモナコは、1951年にフランスと相互援助友好条約を締結した。…モナコは軍事力を持たず、警察部隊のみを備えている。フランスによって領土の防衛を約束されている。*5

 つまりは、有事の際には川に落ちた木の葉と一緒です。自力では何もできず、時代の流れ、他国の意向に流されるままになってしまうのです。


占領を免れた国々

 大戦ではモナコ、ルクセンブルクらの非武装国が次々に占領されて戦場になり、オランダなど武装中立国も蹂躙されました。

 そんな中、ある程度戦争の局外にいられたのはスイススウェーデンといった一部の重武装中立の国々です。これらの国は熱心に防衛努力をすることで侵略を防ぎました。ドイツはこれらの国へも侵略をたくらんでいたのですが、低地諸国と違い立地と地形に恵まれたことも大いに幸いしました。

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 このとき、スイス軍を指揮していたアンリギザ将軍はこう言っています。ドイツの侵略が迫ったとき、彼は「今、造営している新陣地が真価を発揮するなら、我々は自分たちの運命を手放すことなく、掌中にしていられるであろう」として部下を激励しました。

 自前の軍隊をもち、防衛努力をすることは、自分の運命を自分で決める力をもつということです。もちろん完全に自国が思うように生きられるわけではありません。ですが他国の思うまま蹂躙されるだけにならず、交渉力や抵抗力を手にして、ある程度の自主性をもつことはできるのです。


軍隊を持たないことは、運命を手放すということ 

 軍隊を持たない国は、非武装以外にろくな選択肢を持っていない小国であり、また小国であるがゆえに守るべきものが少ない国々です。また周辺に比較的まともな大国がいて、その保護下に入れる国ばかりです。彼らは、だから、非武装であってもそうそう悪い実態に陥らないで済むのです。

 そのような環境にない、守るべきもの、失うべきものを多く持つ国は、だから自前の防衛力をもっています。それによって国民の生命、権利、財産、国土などを守り、大国の意向や国際情勢の好きにされないためにです。

 アンリ・ギザン将軍の言葉を借りるなら、防衛力を持つということは、自らの運命をその手に守るということです。ならば非武装でいるということは、自らの運命を手放し、流れに身を委ねるということなのです。


参考

あんそく やる夫のうちに泥棒が入ったようです

軍隊を保有していない国家の一覧 - Wikipedia

■【非武装中立批判論:コスタリカの実情について】|FUNGIEREN SIE MEHR !!

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お勧め文献

軍隊のない国家―27の国々と人びと
前田 朗
日本評論社
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今回の参考文献。非武装国それぞれの法、体制、制度などを読みやすくまとめた本です。内容は事実の羅列ですから、それほど思想的に偏った本ではないと思いました。面白いデータブックです。

*1:「軍隊のない国家」 p231

*2:前掲書 p35

*3:前掲書 p151

*4:前掲書 p179

*5:前掲書 p140

ghostrider115ghostrider115 2010/01/02 21:32 はじめまして。
いつも拝見させて頂いております。

今回も判り易い考察をありがとうございました。
本年も記事を楽しみにしています。

初めて見ました初めて見ました 2010/01/02 22:22 分かりやすくて感動しました。
論文の参考にさせていただきました。

はじめましてはじめまして 2010/01/03 00:12 特定の思想に偏ることなく非常に冷静に書かれている考察で大変為になります。
非武装国家のおかれる状況と同時に、管理人様の学識の豊かさを垣間見ることが出来ました。
これからの記事にも期待しています。

prkcprkc 2010/01/03 03:02 で、結論としては、既存の軍隊を「自衛隊」と呼ぼう、ということなのかな?
それともあと、何機飛行機と戦車を増やして職業軍人を増やせば、「軍隊」になる、ということなのかな?

なんにせよ、まずは、自分も、自分の子どもたちにも、そして世界中の人達が、戦争にかかわることがないような世界を目指したいものです。

歴史は此此然然 = 軍隊をもとう
という、ある意味安易な、短絡的な発想は、ネット上にももううんざりするぐらい展開されていて、もう説得力がないような・・・。
「軍隊」を持ちたいなら持ちたいで、もっと具体的な論を展開しないと、歴史のうんちくだけで、自分の子どもたちの運命をあずけられません。

FAEBFAEB 2010/01/03 04:15 >意味安易な、短絡的な発想
何でそういう結論に成るかわからない
一記事に渡って「どうして必要なのか」って懇切丁寧に説明されているじゃないか

日本に当て嵌めて考えるなら
金持ちだからそれだけで狙われる。本土だけでなく世界中の自国船も守らなければならない
アジアにおけるアメリカの重要な防衛拠点だから地理的な理由もある
…これでどうして軍隊を無くそうって発想が出るのか

huhihinohihuhihinohi 2010/01/03 04:25 prkcさん
防衛力を持つという重要性と、自衛隊を軍隊と呼称する問題は全然別なんですが……。
国内の呼称問題に捕われすぎです。

今後、まともに各国と関わっていくならば自ら情勢を不安定にさせない為にも、安全保障に充分注意を払ってしかるべきなんですよ、我が国は。

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/01/03 08:23 明けましておめでとうございます。
早速拝見に参りました。
今年もよろしくお願い致します。
新年最初のエントリー、一年の始まりに相応しく当サイトの主題そのままの「最も根本的な命題」の一つを簡潔、明瞭かつ平易でいて、それでいて要点はしっかりと押さえて解説しておられますね。

あまりこういうことを言うのもなんですが、福○瑞○女史や辻○清○女史、あるいは「週刊○曜日」の編集関係者やその同類どもがこれを読んだらどんな反応を示すでしょうか。と言うかぜひとも読んでもらいたいような気がします。特に「週刊○曜日」についてはここで取り上げたいくつかの国については美化しまくって、どうやら日本にもそのまま(あるいは多少は修正して)当て嵌められると考えているようなので。(まあ、三○勝○氏の「くらま」関連のおバカな署名記事を臆面もなく掲載しているあの雑誌につける薬はありませんが。)

歴史と現実問題の解決歴史と現実問題の解決 2010/01/03 08:57 陸続きの紛争国に囲まれていた為に、国として生き残る目的で、軍隊を放棄して、軍事費をゼロにし、環境保護と教育に使った、環境保護、教育の先進国はある。中南米にある。臆病者は暴力の準備をせずにいられないのか。猿のボス争いのような思想から、改善出来る器は人に有る。

ITALITAL 2010/01/03 09:52 新年早々良い物を読んだ気分になりました。
とりあえず誤変換だけチェックしたんですけど。
>ですが人口が市や群レベルではそうもいかないのでえ
ですが人口が市や郡レベルではそうもいかないので
>中にはより強かな国もあり
中にはよりしたたかな国もあり
#難読漢字なので
>世界大戦のときに敵対するどちらの陣営にも見方せず
世界大戦のときに敵対するどちらの陣営にも味方せず

絶対平和主義者の偽善絶対平和主義者の偽善 2010/01/03 09:53 軍隊を持つべきでない、日本はそれでいい、っていう人って例外なく国内では警察の存在を認めてますよね。これはどうしてでしょうか?暴力装置の存在を国内では認めて、国外に対しては認めんないってどういうことでしょうか?そういう人たちは国外の人は無条件に「信頼」して、国内の人々は「信頼」しないということなのだと思いますが、それは矛盾していますよね。国内の人にくらべて、国外の人々が信頼できる理由が何もないからです。そういう人たちは国内でも警察の存在に反対するべきだし、自分の家の鍵もつけないで、暴力の行使は悪いことだから、「平和」と「無条件の信頼」に殉ずるべきでしょう。ただ、犯罪者たちはその人が平和主義者であろうがなかろうが、犯罪の餌食にするでしょうが。警察を否定し、犯罪者の餌食になっても、平和を訴え、暴力に反対し続ける、そういうガンジーなみの覚悟がないのに、日本には軍隊がいらない、と強弁するのは、ただの偽善者です。

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/01/03 11:34 >絶対平和主義者の偽善 様

類まれなる偽善者の一例の紹介です。(Wikiより)

中井多賀宏(元大阪府箕面市9条の会発起人 殺人未遂事件後一方的に会から除名(粛清)される。)

2009年7月13日、大阪府箕面市箕面8丁目の路上で、中井が運転する軽自動車と大学生の乗用車が接触しそうになった交通トラブルをめぐり口論。乗用車を運転していた大学生を追いかけ、普段から携帯していた折りたたみ式ナイフで腹部を数箇所メッタ刺しにして重傷を負わせた。 中井はその後現場から逃走するも、通行人が軽自動車のナンバープレートを覚えていた事から容疑者として浮上、自宅にいるところを殺人未遂容疑で緊急逮捕された。中井当人は「刺した事は覚えていない」と供述している。また、これを受けて「みのお9条の会」は中井を呼びかけ人から削除し、事実上の除名処分としている。

「非武装平和論者」が普段から「護身用」とかぬかして折り畳みナイフを携帯(武力・戦力の保持)、あまつさえそれを使って人をめった刺しにして重傷を負わせる(武力行使)。自分一人が非武装・非暴力を貫けないで何が非武装平和論だか片腹痛いと思いません?

zyesutazyesuta 2010/01/03 13:01 >>皆さま
コメントありがとうございます。

ところで、このエントリーはある意味で非武装政策の合理性を説いてもいるのですが、その点に注目された方はあまりいらっしゃらないようにお見受けいたしました。文というもの妙、人の認識の不思議、拙筆の未熟をあらためて感じた次第でございます。

夜に時間がとれましたら、頂いたコメントに個別にお返事を書きますね!

zitronezitrone 2010/01/03 13:54 あけましておめでとうございます。
>>軍隊をもったら瞬殺される運命
軍備を持とうとしたら超大国の軍隊が攻めてくるとは…まるで末期の
カルタゴですねぇ。
>>軍隊を持たないことは、運命を手放すということ
この事は、常に心に留めておかなければなりませんよね。
「アメリカの帝国主義への追従は止めろ、沖縄から米軍を追い出せ」
という主張を声高に訴える人は多いですが、現在の対米従属的な日米
同盟のあり方の根底にあるのは、「平和を愛する諸国民の公正と信義
に信頼して」戦争と軍備を放棄するとした憲法である事を、きちんと
認識してもらいたいものですね。

タイタス・クロウタイタス・クロウ 2010/01/03 22:05 初めまして。

>軍隊を持たない事は、運命を手放すということ

これですね
「そんなことになったら この小さな国はいっぺんでめちゃめちゃです 小国は小国なりの生き方しかできないのです!」-パタリロ! 第21巻-


>絶対平和主義者の偽善さん

その手の人達は、警察を「権力を笠に着た証拠の捏造・でっち上げ・人権蹂躙の極悪集団」としていますので、ある意味筋が通っているのかも(w

Panda 51Panda 51 2010/01/03 22:21 あけましておめでとうございます。

ちょっと重箱の隅ですが、非武装の国家としてモルディヴを上げるのは、いまや少々間違いかと。
2006年、モルディブは、従来の治安部隊から警察機能を分離させた、より純粋な軍事組織として、モルディブ国防軍(Maldives National Defence Force: MNDF)を発足させております。

モルディブ国防軍 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%96%E5%9B%BD%E9%98%B2%E8%BB%8D

モルディブ人は、16世紀のポルトガルの侵略と占領を独力で撃退して以来、自分たちの武力に自信を持っているようなので、非武装国家扱いすると怒るかもしれません。実は戦後にも密かに内戦(武力衝突はあまりなかった)やってますし。

非武装であることが許容されるばかりでなく、得策である情勢というのも面白いですね。ただ最近では、対テロの流れと、軍民の境の曖昧化に影響されて、治安部隊と軍隊の中間くらいの即応部隊を整備する国も多いようですが…(モーリシャスの特別機動部隊とか)

rr 2010/01/03 22:28 私は新の理想主義とは正確な現実認識をした上で取りうる限りの最善の策を追い求めることだと思います。
ですから、我が国が非武装中立をとるだけの地政学的、国際政治上の立場を踏まえたうえでの合理性のある根拠を求めていますが、残念ながらいわゆる理想主義者からは一向に納得できるだけの論は出てきません。
くしくも、現政権下では我が国とアメリカ合衆国の密約が取り沙汰されています。密約の存在を明るみに出すということはすなわち非核三原則との矛盾を明らかにすることです。
その結果待ち受けている事態は、非核三原則の見直し、もしくはその徹底です。
通常行動を起こす場合は、その行動の結果を想定しておかねばなりません。ですが現政権では行動の結果当然に起こる事態に対して何一つ方針が示されない。
今後現政権は事態に対して合理的な結論を導き出せるのか、また国民が冷静に現実を受け入れることができるほど成熟しているか、非常に不安です。
ですからzyesutaさんにはこれからも平易でわかりやすい良質な記事を執筆していってほしいと思います。
遅ればせながら新年おめでとうございます。

jp233jp233 2010/01/03 22:30 >非武装政策の合理性
なるほど「何が何でも非武装は誤り」というのもまた、正しいとは限らないわけですね。
しかし日本の場合、地の利は抜群、海底資源は意外と豊か、周りの大国といえば中国とロシア・・・。
やっぱり非武装国家とは前提条件が違いすぎますよね。それに、少なくとも私は日本の命運を外国に任せるのには反対ですし。
(ただ、既に日米安保に頼っている部分が大きいのは仕方ないと思っています。独自の防衛力を持つとなったらコストが半端では済みそうにないので。)

今年も面白い記事を期待しております。ただ、お体にはお気をつけてくださいね。

jp233jp233 2010/01/03 22:30 >非武装政策の合理性
なるほど「何が何でも非武装は誤り」というのもまた、正しいとは限らないわけですね。
しかし日本の場合、地の利は抜群、海底資源は意外と豊か、周りの大国といえば中国とロシア・・・。
やっぱり非武装国家とは前提条件が違いすぎますよね。それに、少なくとも私は日本の命運を外国に任せるのには反対ですし。
(ただ、既に日米安保に頼っている部分が大きいのは仕方ないと思っています。独自の防衛力を持つとなったらコストが半端では済みそうにないので。)

今年も面白い記事を期待しております。ただ、お体にはお気をつけてくださいね。

etherealcatetherealcat 2010/01/03 22:30 これを読んでいて思い出されるのは、米国のイラク侵攻です。米国は国連の決議を無視し、存在しない核兵器を理由にイラクに侵攻しました。

将来、中国が今の米国と同じような国力を得た時に、日本に侵攻したとします。果たして国際社会は日本を守ってくれるのでしょうか?イラクと同じように見捨てられる気がしてなりません。

イラクには石油がありました。日本には資源が無いので攻める価値が無いとの意見もありますが、私はそう思いません。日本には無数の海洋資源、中国が喉から手が出る程欲しがる淡水資源、優れた人材と技術、チョークポイントを抱えております。客観的に見て、日本はロシア・中国から侵攻対象に十分なりうるほどに魅力的な土地であると考えます。

戦争には反対しますが、私は他国の植民地になった日本を見たくはありません。そうならないために必要最低限の防衛力は保つべきなのです。

世界の歴史を見ると、多数の条約や約束が破られてきましたが、ただ1つだけ守られ続けたものがあります。それは弱肉強食というルールです。

らりるれろらりるれろ 2010/01/04 00:18 記事とあまり関係ない独り言を言います。

平和主義者とは(現実が如何様かはおいておいて)、警察を否定し、家に鍵をかけない人ではありません。武力による解決を否定する人です。すべての人が善人と思っている人たちではありませんし、他人の言いようにへいへい従う人でもありません。偽善偽善といいますが、善を成す人でもありません。手法の違いを主張しているに過ぎません。

平和主義は達成されることがあまりないので、理想主義ではありますが、
それは"軍隊が侵略に決して加担しないし、無謀な軍備拡張もしない"と思い込んでいる人たち程度の理想主義ほどではありません。

弱肉強食とはいえ、なにが"弱"でなにが"強"なのか考えてますか?
生態系も弱肉強食ですが、必ずしも身体的な有利が生物界で有利ではありませんよね。
軍隊だけが答えではないと思います。

     2010/01/04 00:25 prkcさん。
ちゃんと記事読んでますか?
この記事を読んで、どうしてそんな結論がでるのか不思議で仕方がありませんね

で、結論としては、既存の軍隊をなくして「非武装中立」を叫ぼう、という事かな?
それとも警察官や海保などをなくしてあなたみたいな平和念仏を唱える人を増やせば、「平和維持」になる、ということなのかな?

なんにせよ、まずは、自分も、自分の子どもたちにも、そして世界中の人達が、侵略されないような国家を目指したいものです。

平和は大事=軍隊をなくそう

という、ある意味安易な、短絡的な発想は、ネット上にももううんざりするぐらい展開されていて、もう説得力がないような・・・。
「非武装中立」を唱えたいなら唱えたいで、もっと具体的な論を展開しないと、現実性のない妄言だけで、自分の子どもたちの運命をあずけられません。

etherealcatetherealcat 2010/01/04 01:10 らりるれろ 氏

>> 軍隊だけが答えではないと思います。

では軍隊以外に我々の安全を「保障」する手法を実例付きでご紹介下さい。机上の空論ではなく、現実的に実施可能な提案を下さい。
もちろん、辺境の侵略価値のないような小国ではなく、ロシアや中国みたいな国と隣接しているような国で、です。

また、兵力を否定されているようですが、警察の銃は兵力ではないのですか?犯人を銃で屈服させることも武力による解決ではないのでしょうか?警察の銃はOKで自衛隊の銃はNGとする根拠を明確にお答え下さい。

我々には必要なのは「可能性」ではなく「保障」だと思います。
私やあなたの命をかけるのなら「可能性」を以ってかけてもよいかもしれません。
しかし、子供や家族の命をかけろと言われた時には、それを「理想」や「可能性」を以って天秤の上に乗せる訳にはいかないと考えます。1%でもより確実な手法をとるべきであると考えます。

秋 2010/01/04 01:12 ↑ 上記意見に全面的に同意します。
prkcさん、貴方本当に当該記事を読んでますか?

>で、結論としては、既存の軍隊を「自衛隊」と呼ぼう、ということなのかな?
それともあと、何機飛行機と戦車を増やして職業軍人を増やせば、「軍隊」になる、ということなのかな?<

この記事を読んで、どこからそんな意見が出てくるの? 不思議不思議。

>なんにせよ、まずは、自分も、自分の子どもたちにも、そして世界中の人達が、戦争にかかわることがないような世界を目指したいものです。<

それは、国を問わずこの世の圧倒的多数の人間が思っているはずです。こんなこと一々書くほどの事ではないでしょう。

>歴史は此此然然 = 軍隊をもとう
という、ある意味安易な、短絡的な発想は、ネット上にももううんざりするぐらい展開されていて、もう説得力がないような・・・。<

それを言うなら、平和は大事=軍隊廃止、軍隊さえ廃止すれば達成できる。といった考えも十分に安易かつ短絡的な発想ですし、ネット上にもうんざりするくらい展開されていて説得力はないでしょう。


>「軍隊」を持ちたいなら持ちたいで、もっと具体的な論を展開しないと、歴史のうんちくだけで、自分の子どもたちの運命をあずけられません。<

どこから、こんな言葉が出てくるの? それに十分具体的な論を示しているし、歴史のうんちくを知らない・語れない人間が今後の自分の子孫・人間・世界の将来や運命について語るというのは笑止ではないでしょうか。(自分たち以前の歴史を否定するようなレフト・ウィング系はともかく)

prkcさん、正直言って貴殿の文章読解能力はないに等しいですし、あまりにも主張が逸脱しすぎているのではないでしょうか。(荒らし? 釣り?)

zyesuta様すみません、長々と書いてしまって。あまりにもprkcさんの主張がひどかったもので………。

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/01/04 01:13 ↑ 上記意見に全面的に同意します。
prkcさん、貴方本当に当該記事を読んでますか?

>で、結論としては、既存の軍隊を「自衛隊」と呼ぼう、ということなのかな?
それともあと、何機飛行機と戦車を増やして職業軍人を増やせば、「軍隊」になる、ということなのかな?<

この記事を読んで、どこからそんな意見が出てくるの? 不思議不思議。

>なんにせよ、まずは、自分も、自分の子どもたちにも、そして世界中の人達が、戦争にかかわることがないような世界を目指したいものです。<

それは、国を問わずこの世の圧倒的多数の人間が思っているはずです。こんなこと一々書くほどの事ではないでしょう。

>歴史は此此然然 = 軍隊をもとう
という、ある意味安易な、短絡的な発想は、ネット上にももううんざりするぐらい展開されていて、もう説得力がないような・・・。<

それを言うなら、平和は大事=軍隊廃止、軍隊さえ廃止すれば達成できる。といった考えも十分に安易かつ短絡的な発想ですし、ネット上にもうんざりするくらい展開されていて説得力はないでしょう。


>「軍隊」を持ちたいなら持ちたいで、もっと具体的な論を展開しないと、歴史のうんちくだけで、自分の子どもたちの運命をあずけられません。<

どこから、こんな言葉が出てくるの? それに十分具体的な論を示しているし、歴史のうんちくを知らない・語れない人間が今後の自分の子孫・人間・世界の将来や運命について語るというのは笑止ではないでしょうか。(自分たち以前の歴史を否定するようなレフト・ウィング系はともかく)

prkcさん、正直言って貴殿の文章読解能力はないに等しいですし、あまりにも主張が逸脱しすぎているのではないでしょうか。(荒らし? 釣り?)

zyesuta様すみません、長々と書いてしまって。あまりにもprkcさんの主張がひどかったもので………。

もう一つすみません。上の名前を間違えました。秋ではなく、秋幸華(チゥ・シンファ)です。

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/01/04 01:37
らりるれろ さん への反論

>警察を否定し、家に鍵をかけない人ではありません。武力による解決を否定する人です。<

警察の銃や警棒や手錠、緊急時の発砲や逮捕権等は武力・強制力ではないの? 銃も手錠も発砲権も逮捕権もない警察に犯罪者が素直に従うと思う? 相手が抵抗してきても無抵抗でいろと?
 
>それは"軍隊が侵略に決して加担しないし、無謀な軍備拡張もしない"と思い込んでいる人たち程度の理想主義ほどではありません。<

「自分たち以外の他国は侵略を決して行わないし、無謀な武力行使もしない。だから武力も強制力も必要ない」と思い込んでいる人たちの方も十分に理想主義的だと思いますが………。

>軍隊だけが答えではないと思います。<
じゃあ、代案を出してください。代案を出さないということこそが「夢想的理想主義」なんですよ。
辺境の無資源の狭小な過疎の小国ではなく、地政学的にも重要な位置にあり、周辺の海域には鉱物資源や漁業資源もあり、人口も豊富、借金まみれだけど世界有数の技術及び資産保有国である一方、中国やロシア、韓国、朝鮮等の軍拡推進国ないしは核保有国に囲まれた我が国において我々の「安全」を保障するための有効な具体策、あくまでも具体的な方策をお教えくださいませ。(できるものならね………。)
(まさか、どこかの劇作家(井○ひさ○氏)みたいに、「世界一の医療大国になってアメリカやロシア、中国の国家指導者が日本に頻繁に治療を受けにくるようになればどこも日本を攻めようなどとは思わなくなる」などといった寝言は吹かないようにお願いします。)

らりるれろらりるれろ 2010/01/04 11:30 一つ一つに細かく反論はできません。

警察と軍隊は明らかに別物です。それを同一に考えさせようとするのは論理のすり替え以外の何者でもありません。警察を肯定し、軍隊を否定する(として)、それが矛盾しているとは思いません。

らりるれろらりるれろ 2010/01/04 11:41 武力による政治的解決を否定する、が正しいですかね

歴史的にこちらの方面のノウハウがないので、さすがに説得力は持たせられないです。

huhihinohihuhihinohi 2010/01/04 11:54 そう言えば、国際的に自衛隊を軍隊と言っていいのかどうかたまにあやしくなりますよね。国際的には軍隊に対峙するには軍隊でないといけませんでしたっけ?


らりるれろさん
保有と行使はまた別物ですよ。確度が極めて高い合意なくしての軍隊以外での回答というのは夢物語でしかないです。そして現実での実現例でもどこぞの大国による武力による後ろ盾あってのことですから。

huhihinohihuhihinohi 2010/01/04 11:59 >保有と行使が別物
警察も治安維持法みたいな悪法があれば、国民にやりたい放題な恐怖国家の誕生です。結局、国家主権の保持者の意志一つでそれらの組織の性質が決定するのです。

そして自衛力の保持とは武力による政治目的の解決の為ではなく、武力による政治目的の強制の拒否の為です。

zyesutazyesuta 2010/01/04 12:06 議論が過熱しているところ、水を差すようで少々恐縮なんですが、皆々様にふたことだけ申し上げます。

一つには、議論によって誰かの意見を変えることができる、とは、お考えにならない方がよいです。

二つには、みんなインターネットなんて余暇の趣味でやっているのであって、趣味というのは誰にとっても愉しみのためにあるんだってことです。

以上、お邪魔いたしました。

bbbbbb 2010/01/04 12:17 >らりるれろ氏
「細かく反論はできません。(でも)警察と軍隊は明らかに別物です」は、論拠が説明出来ない以上あなたの思い込みです。
「ノウハウがないから説得力が持つたせられない」と嘆くのは、上記を説明出来ない自分を誤魔化すための、あなたの欺瞞です。

自分が正しいと思うなら、それを信じるのであれば、己の意図を他者に伝えるために最大限の努力をしましょう。
それは愚痴る事や、難しいからと目や耳を塞いで、自分が正しいんだお前が間違っているんだだってそうなんだものそうに違いないんだもの、とわめく事でもありません。
このブログのタイトルをしっかり読み返してみましょう。

例えば、こちらを読んでみましょう。

「ヒトはなぜ戦争をするのか?」アインシュタインとフロイトの往復書簡
http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/20090706/1246875960

不適切な暴力を管理するための構造的暴力装置として見る限り、自警団も警察も軍隊も性質上は同じものです。
もちろん、精査をすれば本来は役割が違うものなので、比較に値しません。

しかしこれらの比較は、軍隊の存在理由を否定するにも関わらず、有事下における自警団や警察を否定しない人、例えば無防備都市宣言を尊ぶような人たちに対する、いわばアンチテーゼです。
構造的暴力の一切を否定するならば、例えばガンジーのように非暴力・非服従と、自警団の存在すら否定するしかないのです。
軍隊は悪い暴力、警察や自警団は良い暴力というのは主観であって、構造的なモノの見方からはもっとも外れた視点と言えるでしょう。

また、警察組織や軍隊というのは、いずれも公権力という威力をもって暴力を正当化する装置ですが、自警団というのは、公権力によらない私刑を認める装置です。
こういう論点から見ても、自警団を認める非武装平和論者の矛盾が見え隠れします。
これらの評価が変わるのは、むしろその公権力が民主的、社会的、独裁的、あるいはそれらと類するどれに準拠しているのか、という論点でしょう。

ちなみに無防備都市宣言というのは、占領される側が占領する側に対して無血開城をするだけの話であり、結局は占領する側の構造的暴力を受け入れるだけだと、きちんと気付いていますか? これに抵抗する自警団や警察が、軍隊とどう違うのか、きっちり説明出来ますか?
まして、相手がその気になっていれば、こちらがどれだけ白旗を振ったところで、全く意味はないのですよ。そのとき、あなたは占領する側にどう立ち向かうのですか? 銃剣を備えた相手に、サスマタで立ち向かいますか? それで自分や知人を守り切れますか?

戦争には国際法で定められたルールがあり、非人道的行為はしてはならないとありますが、イラク戦争の捕虜に対して米軍兵士が行った非人道的行為が明らかになったのも、極最近の話です。
つまり、“戦争のルールが守られる”という保障はどこにもないのです。
その構造的暴力に対抗するために、軍隊というものは存在しているのです。

軍隊を否定する一方で警察だけを肯定するというのは、以上の論点から明らかな矛盾です。

注釈しますが、zyesuta氏が上記内容を主張しているという話ではありません。あくまでも、そのような論点もあるという事です。

etherealcatetherealcat 2010/01/04 12:37 >> らりるれろ氏

警察を引き合いに出したのは、「武力によって問題解決する」という問題解決手法が軍隊と類似していると考えたからです。

事実、英国やフランスでは近代まで警察は存在せず、軍隊が警察の役割を兼務していました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E9%9A%8A#.E8.BB.8D.E9.9A.8A.E3.81.A8.E8.AD.A6.E5.AF.9F

「警察と軍隊は明らかに違う」と仰るのであれば、どの特性がどう異なるのか、
この議論において引き合いに出すことがどう間違いであるのか、
を明確にしていただく必要があるかと思います。


やや蛇足になりますが、「警察」を使っても十分に侵略戦争は可能です。
そこらへんの客船に数万人の警察官を分乗させて、パラオあたりを攻めるのです。
武器は拳銃のみ。これだけでも侵略できてしまいますよ?(やるわけがないのですが。)

「他国を侵略する可能性があるから危険だ!」という論陣を張る方が見受けられますが、そういう主張をなさるのなら警察の拳銃も規制すべきなのです。今まさに、日本には警察だけで他国を侵略できるだけの力があるのですから。

でも、そんな主張する人はいませんよね。なぜでしょう?
単に『軍隊』という単語に対して嫌悪感情があるからじゃないですか?
そう周囲から教えられてきたから?

理詰めで考えていけば、コトはそんなに単純なものではないのだと思います。
物事を甘く考えすぎているんじゃないでしょうか。


今日本が置かれている状況を家に例えてみます。
家の隣にはロシア・中国・北朝鮮という、銃はおろかバズーカ砲まで構えた、ヤクザの家です。
日本家も昔はヤクザでしたが、アメリカというもっと強いヤクザにやられて、今は大人しくなった老人の家です。
この世界に警察らしい警察は存在していません。

そういう状況の中で、日本家の人たちは自分達の子供をどう守るべきでしょうか?
1. 自分自身では銃を持たず、「ロシア・中国・北朝鮮の良心にすがる」のか。
2. 必要最低限の銃を持って、ロシア・中国・北朝鮮が自分達の子供に危害を加えないように牽制する、のか。

日本の自衛否定派の人たちは、1のように「ロシア・中国・北朝鮮」に良心がある、ことを大前提にしているわけですよね?じゃないと自衛しないという選択肢は取りようがないですよね?

で、その選択は正しいといえるのでしょうか?
「良心があるロシア・中国・北朝鮮」が民間人の子供を誘拐したり、政治犯を拷問したり、核廃棄物を日本海に投機したりしているんですか?
私は上記3カ国に(過去の実績から)良心を期待することはできないと考えます。こちらから攻撃することは(メリットもないので)反対しますが、ヤクザを信用するほどにはお人よしでも無いのです。

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/01/04 17:32 >>らりるれろ さんへ

>一つ一つに細かく反論はできません。<

それはやる気がないの? それとも反論できるだけの知識や論理性がないの?

>警察と軍隊は明らかに別物です。それを同一に考えさせようとするのは論理のすり替え以外の何者でもありません。警察を肯定し、軍隊を否定する(として)、それが矛盾しているとは思いません。<

警察と軍隊に名前以外には絶対的な差などありません。どこぞの国には「武装警察」というあいの子ようなシロモノもありますし、それを使って実際にチベットやウイグルを「侵略」しております。国内における警察力の存在・行使と国外に対する軍事力・防衛力の存在・行使というものは本質的に差異はありません。同質・同類のものです。それに日本だってやろうと思えば警察力だけで太平洋上の小国くらいなら「侵略」できます。(誰もそんなことやらないでしょうけど)

>武力による政治的解決を否定する、が正しいですかね<

誰も正しい正しくないなど問題にしておりません。有効か有効じゃないかを問題にしているだけです。行使しないにこしたことはないけど抑止力を含めてあるにこしたことはないと言っているだけです。

>歴史的にこちらの方面のノウハウがないので、さすがに説得力は持たせられないです。<

じゃあ語るべきではないでしょう。自分で自分の言葉に「説得力は持たせられない」などと言ってしまったら全てお終いです。誰がそんな人間の言っていることに聞く耳を持つと思う?自分で自分の墓穴掘ってどうすんの?

華比原華比原 2010/01/04 19:18 >一つには、議論によって誰かの意見を変えることができる、とは、お考えにならない方がよいです。

つまりは…これが平和主義の限界かも知れませんね
「私の意見が正しいのだから貴方は大人しく戦わずに屈服しろ」と言われてもそりゃ聞けない
喧嘩は弱い、苦痛を伴う努力はしない、おまけに相手を否定して威張ってるでは平和は手に入らんでしょう

らりるれろさんをかばいますらりるれろさんをかばいます 2010/01/04 20:28 みんな、らりるれろさんをそんなにムキになって叩かなくても・・・
prkcさんみたいに挑発的でもなく、紳士的じゃないですか。
一回目の内容も「平和主義者っていうのは、みんなが考えているほど極端な人ばかりではないですよ」ということを言おうとしてたと思いますが・・・
この手の議論は、圧倒的に平和主義者が不利なのはわかっているんですから、もう少し真摯に聞いてもいいんじゃないでしょうか。
少なくとも、らりるれろさんの文章からは議論を深めていこうとする姿勢は伺えますが、叩いている人からは、反論できそうのない質問をあえてぶつけて楽しんでいるようにしか見えません。(一種のいじめに見えます)

huhihinohihuhihinohi 2010/01/04 20:55 平和主義者という枠組みの閾値はらりるれろさんが言っているよりも、もっと幅広いものだとは思いますけどね。
むしろ私にはあれでも極端すぎであり、、かなりの意見の相違を有した人達が平和主義という括りに内包されているかと思います。

軍隊の存在価値を一定以上評価する自称平和主義者がいてもおかしくはないですし。武力によらない政治的問題に対する解決を積極的に試みること、武力による政治的要求の強制に対し強い拒否をしめすこと、武力の存在を認め、しかしその行使を忌避すること。こういった思想の平和主義者(主流からかけ離れているかもしれませんが)の存在を認めてもいい気がすると思うんですけどねえ。

zyesutazyesuta 2010/01/04 20:57 拙ブログのコメント欄にコメントを下さるかたは、どういうわけか皆さん優れて論客でいらっしゃるようなので、私も勉強になります。

さはさりながら、論敵に対されるときは、いま少しの舌鋒を緩め、かえって穏健さを加味する方が、より生産的な対話でありえるのではないでしょうか。

また西洋においても、ベンジャミン・フランクリンがその著書において、礼を厚く辞を低くし、相手に優しい言い回しを心がけたなら、同じことを言うにしても人望を損なわず、かえって声望を得てよく意見を容れられるようになった、と言っております。またイスラムのことわざにも、同様のことが言われております。いわく、「真実の矢を放つときは、矢じりを蜜にひたせ」と。

そのようなわけで、皆々様におかれましても今少しくお平らに願えれば、さらに対話は進み、拙ブログのコメント欄も色々な人が参加しやすい場となりましょう。

ご一考いただければ嬉しく存じます。

huhihinohihuhihinohi 2010/01/04 21:00 まあ、つまりは「絶対」や「相対」といった枕詞がある平和主義というカテゴリを一括りにして片方のみ語ると片手落ちになりますよね、という話な気もしますが。

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/01/04 21:03 らりるれろさんをかばいます さんへ

一応真摯に聞いてはいるつもりです。繰り返しますが、そもそも
>歴史的にこちらの方面のノウハウがないので、さすがに説得力は持たせられないです。<

これを言ったらお終いでしょう。何しに来たの? やる気あるの? と言いたいです。

>反論できそうのない質問をあえてぶつけて楽しんでいるようにしか見えません。(一種のいじめに見えます)<

それは反論できない 及び 反論できない質問をされるように論を進めていった らりるれろさん
の責任です。いじめでもなんでもありませんよ。

(まあ、prkcさんは論の埒外の人ですけど………。)

huhihinohihuhihinohi 2010/01/04 21:04 zyesuta様
ああぅ。つまりどこぞの某掲示板風にいうと「マターリしようぜ」ということですね。反省。

……AA使った方が穏やかになるかなぁ。あ、でも普通に失礼だな、こりゃ。

ではなく。此度はこのような殺伐な議論に発展させた一員として深く反省し、また謝罪いたします。

bbbbbb 2010/01/04 21:32 らりるれろ氏は、「警察と軍隊の違いがわかりません。私は違うものだと思うのですが、みなさんはどう考えていらっしゃるのですか?」と質問するべきでしたね。
そのような質問であれば問題定義になったし、質問に対する解答も様々な論点からの答えが出たでしょうが、自分の中で答えが決まっている事を他人に説明しないまま、私が正しいと主張すれば、相応の批判が返ってくるのも致し方ないかと。

少なくともらりるれろ氏の主張の誤謬は、このブログの他のエントリを見れば解決する程度のものです。

伍長伍長 2010/01/04 21:57 はじめまして、いつも楽しく読ませていただいております。
今回、気になる点がありましたので、僭越とは存じますが一言意見をさせてください。

zyesutaさんはコメント欄で、非武装国の合理性についての話がうまく伝わらなかった、というようなことを書かれておられますが、これは記事を増やせば解決できたのではないでしょうか。

まず、命題「軍隊のない国は、なぜ非武装でいられるのか?」に対して、本文中「軍隊をもったら瞬殺される運命」までの章に、「非武装である合理性まとめ」の章を加えて1つの記事にします。

次に、「軍隊を持たないことは、どういうことか?」という命題を作り、本文中「戦争になったら、非武装国はどうするのか?(どうなるのか?)」以下の章を1つの記事にします。

こうすれば、命題「軍隊のない国は、なぜ非武装でいられるのか?」に対して結論「軍隊を持たないことは、運命を手放すということ」と、誤読(?)する方も減るかと思います。
少なくともここに一人は居ます。

自分の読解力の無さを棚に上げて失礼しました。
これからも楽しみにしております。

よしふよしふ 2010/01/04 23:43 >zyesutaさん

>そのようなわけで、皆々様におかれましても今少しくお平らに願えれば、さらに対話は進み、拙ブログのコメント欄も色々な人が参加しやすい場となりましょう。

奥山さんのブログで、「コメントありがとうございました」と常に末尾につけているのを思い出しました。

>ところで、このエントリーはある意味で非武装政策の合理性を説いてもいるのですが、

すみません。
軍隊とは、我の意思を強要し、相手の意思を拒絶するための道具という発想に縛られていたのでそういう考えが生まれませんでした。
確かに、「意思を持たない」ことは、場合によって合理的な選択肢になりえますね。
他にも、あえて相手国に併合されたり、イギリス式に連合王国を作ったりも、場合によっては合理的な選択肢になるかもしれません。

    2010/01/05 00:14  パラベラム・「平和を欲するなら戦いに備えよ」
平和主義者の代表格ともいえるガンジーは軍隊を支持してたりするんですよね

『わたしの信念によると、もし、おくびょうと暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう。インドがいくじなしで、はずかしめに甘んじて、その名誉ある伝統を捨てるよりも、わたしはインドが武器をとってでも自分の名誉を守ることを望んでいる。しかし、わたしは非暴力は暴力よりもすぐれており、許しは罰よりも、さらに雄雄しい勇気と力がいることを知っている。しかし、許しはすべてにまさるとはいえ、罰をさしひかえ、許しを与えることは、罰する力がある人だけに許されたことではないだろうか』wikiより転写

罰する力=警察力や軍事力と見るのは、間違っているのでしょうか?
軍隊をなくせと騒ぐ人達って、その国の名誉も権利も伝統も未来も、何一つ守る気のない無責任な人達にしか思えない。

らりるれろ氏
>>警察と軍隊は明らかに別物です
なら、警察軍(国家憲兵)の存在は何なのか明確に説明してください、アメリカの州兵の存在は? 
警察と軍隊は明らかに別物だと自信を持って答えている以上、きちんと答えれますよね?
大雑把でも構わないから、きちんと答えてください。
くれぐれも細かすぎて答えられないとかいって逃げたりしないでくださいねw

らりるれろさんをかばいます氏
>>この手の議論は、圧倒的に平和主義者が不利なのはわかっているんですから、もう少し真摯に聞いてもいいんじゃないでしょうか。
いや、らりるれろ氏がきちんと真摯に対応すればいいのに、逃げの口上に終始してるから、問題なのですよ。
軍隊だけが答えじゃないといっておきながら代案をださず、一つ一つに細かく反論はできませんと言葉を濁して、何一つ返答しようとしない。
はっきりいって卑怯ですよ。

     2010/01/05 00:32 こう置き換えても問題はないですよね

軍隊=警察官
非武装政策をしている国=限界集落
非武装をしていない国=都市
侵略者=ヤクザ

ヤクザ=限界集落なんか興味がない
警察官=ヤクザがいないから、限界集落には警察署も駐在所もない
都市=金を稼ぎにヤクザがくるから、警察署や駐在所がある

etherealcatetherealcat 2010/01/05 01:06 まず、ここのコメント欄に書いている方々においては、武装否定派、武装賛成派を含めて、日本は自ら戦争を行うべきではない、できるだけ戦争を避けるべきであるという点においては共通の考えを持っていると思います。
そういう意味においては、平和主義という点においては皆様共通の考えであると捉えております。

日本およびその周辺地域における平和の実現方法について
A. 日本が一定の武装をすることが結果的に平和に繋がる(現状)
B. 日本が一切の武装を行わないことが平和に繋がる
対立の焦点がここにあるものと捉えます。
当たり前のことかもしれませんが、一度まとめておきます。

Aの主張においては、今の現状においても同様のことが言えるかと思います。即ち、日本は自衛隊を持ち、日米同盟に基づいて米軍の基地が置かれております。また、インド・豪州との間にも準軍事同盟が締結されております。
私もこの主張側の人間ですが、今現在において、約60年間の間この地域に大きな戦争が無かった事実をふまえて、この主張には一定の説得力と実績があるものと思います。

Bの主張に関しては、実績が無く、その多くが仮定と推測に基づいた内容になっております。そのため、必然的に議論においてはAの主張に対して不利な展開になることになりますが、私としましてはだからと言ってB側に特別の配慮を行うことは誤りであるとかんがえます。何故なら、安全保障の問題というのは人の命が天秤にかけられた、限りなく間違えの許されない議論であるからです。仮定や推測で以て、人の命をかけるということは、私の価値観では極力避けるべきことだと思います。

Bの主張をする人々においては、本当にBの主張が正しいと思う信念があるのであれば、その仮定と推測の粒度と確実性を極限まで、極限まで磨いていくことが求められていると思います。少なくとも、このサイトにコメントsる素人(私など)のツッコミに耐えられないような程度の仮定しか持ってこれないのであれば、その主張は降ろすべきかと思います。人の命がかかっているわけですから、徹底的に、徹底的にその仮定と推測の正しさを証明していただく必要があるかと思うのです。

aqaaqa 2010/01/05 01:13 ルクセンブルグの国際機関誘致はナイスアイディアですね。
実質、EU加盟国の代表を人質に取っているわけで、
下手に手を出したら、周辺諸国を敵に回すことになる。
国家戦略としては確かに秀逸です。
日本もこれを真似て、あらゆる国際機関の建物を密集させれば、自衛隊は不要になるのでは?
と考えましたが、5秒で却下しました。
他国に攻め込まれても、国際機関の職員を殺さなければ、各国がやるのはせいぜい非難決議くらいでしょうから。
代替地なんて、いくらでもありますし。
そもそも建物で日本全国を覆えるほど、国際機関の数は多くないですよね。

etherealcatetherealcat 2010/01/05 01:24 上のような事を書くと、「戦前にも軍隊はあった。軍隊があれば平和になるというのはおかしい」といったご意見が出てくる可能性がありますので、事前に反論致します。

私が思うに、「軍隊があるから戦争が起こる」「軍隊がないから戦争が起こらない」というのは、「戦争の原因」というものをきちんと分析できていない故に発生する主張であると思います。
そもそも、第二次世界大戦は「軍隊があったから」起こった戦争なのでしょうか? 私の観点では、他に戦争の動機があり(民族間の憎しみ、対立、資源の不公平 等)、それがトリガーとなって戦争への機運が高まり、それ故に軍事拡張を進める政治家が力を持つ、そう行った流れになっていったものと思います。(非常に、非常に、おおざっぱですみませんが。。)
軍隊自身は手段であり、あらゆるパラメータの1つに過ぎません。「軍隊」をある時点で無くしたとしても、民族間の対立や憎しみが高まれば、人々は武器を手に取り、あるいは爆弾を手に取り、テロであったりさまざまな紛争が発生するのだと思います。また、そのような中で、対立する2つの国で片方だけ軍隊を無くせばどういう結果になるか、恐らく悲劇を生む事になるでしょう。

軍隊自体は、作ろうと思えばいつでも再軍備できるものです。それ自体をある国でポツンと無くしたから問題解決できるというのは、やや物事を単純に捉え過ぎた発想であると思うのです。戦争の根本は人々の貧富の差や不公平、差別や文化の違いに起因しているものであり、平和主義とはそうした問題を1つ1つ解決していくことであるのです。そうした問題が十分に解決された段階において、もう戦争なんぞ起きようがないという素晴らしい世界が実現できた段階において、軍隊を廃止すべしというのであれば私は大いに賛成したいと思うのです。今はまだその時ではないというだけなのです。

HGHG 2010/01/05 08:23 >(略)ならば非武装でいるということは、自らの運命を手放し、流れに身を委ねるということなのです。

> ところで、このエントリーはある意味で非武装政策の合理性を説いてもいるのですが、

非常に含蓄のある文章を読ませていただいて感謝します。
この「非武装」を「軽武装」と置き換えて程度を調整すれば、そのまま現在の日本にも当てはまると思いました。
別の角度から見ると、米国の意志から完全に自由になりたいと思うなら今の自衛隊の規模でも全く不十分、ということになるでしょうか。

123123 2010/01/05 12:44 とりあえず、漫画じゃないんだから戦争が無い世界なんて無理だよ
減らす方向で進めることを否定するつもりはないが、無くすなんて無理
なぜできると思うのか甚だ疑問

あぁ人間が絶滅すればできるかね

bbbbbb 2010/01/05 13:40 >平和主義者の代表格ともいえるガンジーは軍隊を支持してたりするんですよね

それは誤解を招く表現です。
ガンジーの信念はあくまでも「非暴力、非服従」です。
つまり「相手を傷付けてはならないが、抵抗の意思は示しなさい」という言葉であり、「寛容である事と従順である事は違います」という教えです。
よってその言葉は「軍隊」を肯定しているのではなく、あくまでも「暴力への抵抗」を肯定しているのです。

etherealcatさんの2010/01/05 01:06での言葉を借りるなら、自分自身が例え死ぬ事になろうが、それでもAをよしとせず、Bを選び続けたのがガンジーです。
それは自らはBを理想としながらも、現実にはAを選ばなくては成立しない現実を理解していればこそのガンジーの達観でもあるし、侵略者に対する「暴力では人を本当に従わせる事は出来ない」という皮肉でもあるのです。

   2010/01/05 17:12 日本は中国やロシアに攻め込まれても対抗できるほどの軍事力を有せるんですかね?軍事力を増強することによって何かを犠牲にする必要もあると思いますし。さすがに、自衛隊をなくせとはいいませんが現実問題としてどうなんでしょうか。中途半端な軍備増強は国力を落とすだけで意味がない気がします。

   2010/01/05 17:39 供給能力が足りない状況ならまだしも、デフレギャップがこれだけ大きい中で軍備増強して国力が落ちるということは考えにくい。

タイタス・クロウタイタス・クロウ 2010/01/05 20:30 しかし

プロ市民たちはこう考えるのであった。
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-282.html

etherealcatetherealcat 2010/01/05 20:54 >>日本は中国やロシアに攻め込まれても対抗できるほどの軍事力を有せるんですかね?

(私は素人なのであくまで聞いた話ですが)戦争において、攻撃側は防衛側の3倍程度の戦力が必要になるそうです。まして、海を越えるとなれば海軍と空軍で圧倒し、更なる戦力差の軍事力が必要になります。また、ロシア・中国は非常に広大な国土を有しており、全ての戦力を日本にのみ集中させることはできません。例えば中国が全軍を日本にのみ集中させれば、チベット方面がもぬけの空になり、もしインドに侵攻されたら何もできないままに中国は占領されてしまいます。日本としてはロシア・中国の数分の1の規模の自衛隊であっても、十分に防衛の目的を果たす事はできるのだと解釈しております。

まぁにぃまぁにぃ 2010/01/05 21:11 言葉遊びの代弁をすれば、パワー・オーソリティとしての機能は軍隊も警察も同類・同質でしょう。
歴史的には両者の区別はほとんどない存在であったと理解しています。

しかし、国家が確立する近現代では別組織であると考えます。少なくとも日本国においては、防衛省と警察庁とで管轄・法整備が異なります。

何に措いても例外は存在しますが、大雑把に言うと
警察≒治安維持=国内に向いた力
軍隊≒外交維持=国外に向いた力
と考え・理解しておりますが諸兄は如何でしょう?

蛇足:武力の定義にもよるでしょうが、可能性を否定しては建設的な議論は不可能です。現実問題としては「夢想的」だろうが「○○主義」だろうがです。元来、本稿は「非武装」の蓋然性・必然性の話と理解しているので、現代日本の問題として考える時も「今」出来なくともどうすれば出来るだろうかととの議論・問題提起は当コメ欄では有効と思います。

       2010/01/06 00:38 >>bbb氏
確かに短絡的な解釈の仕方でしたね、すいません
bbbさんの解釈が正しいと思います

>>まぁにぃ氏
私も氏と同じ考えですね
準軍事組織≒警察+軍隊=警察と軍隊の中間
て、考え方もできますので

そういえば、警察と軍隊は明らかに別物だといっていた、らりるれろ氏の返答はまだなんでしょうかね?
きっと素晴らしい説明をしてくだされると期待しているのですがw
軍隊と警察が違うのなら、警察軍に代表される準軍事組織の存在はいったいなんなのか早く教えて欲しいもんですw
まさか答えられもしない癖に、

『警察と軍隊は明らかに別物です。それを同一に考えさせようとするのは論理のすり替え以外の何者でもありません。警察を肯定し、軍隊を否定する(として)、それが矛盾しているとは思いません』

なんていったわけじゃないですよね?
大人ならきちんと説明しましょうね。あなたには説明責任があるんだから。

GMGM 2010/01/06 03:40 こういう対極に位置する論争は基本的に解決することがないので、これ以上やっても無駄かと思ふ。
さらにコメント欄はあくまでも記事に対するコメントする場所なので、ほどほどにしたほうがいいかと。

そしてこの状態自体が結局戦争に繋がるようなものと思う今日この頃。
このサイトのプロフィールのところに書いてあるやつ、
「どっちも自分が正しいと思ってるよ、戦争なんてそんなもんだよ」と。

 2010/01/06 08:22 >GMさん

>こういう対極に位置する論争は基本的に解決することがないので、これ以上やっても無駄かと思ふ。
>そしてこの状態自体が結局戦争に繋がるようなものと思う今日この頃。

いや全く、仰るとおりかと。
無駄か否かはともかく他人様のブログなんですから、少なくとも記事の内容と関係の無い話しをはじめたり、コメント欄の気に喰わない書き込みに噛み付いたりするのはどうかと思いますね。
他人様のブログに戦争の火種を持ち込むことになりかねないのに。

喧嘩腰の議論をなさりたい方は、2ちゃんねる辺りの掲示板に行かれればよろしいのでは?

傍観してましたけども傍観してましたけども 2010/01/06 18:41 どなたも喧嘩腰の議論はしておりません
不誠実な態度はいけない、ということですよ

 2010/01/06 22:12 > 傍観してましたけども さん

>どなたも喧嘩腰の議論はしておりません

主観の相違でしょうね。
貴方はブログ主のコメントを読まれましたか?

>皆々様におかれましても少しくお平らに願えれば、さらに対話は進み、拙ブログのコメント欄も色々な人が参加しやすい場となりましょう。
>ご一考いただければ嬉しく存じます。

個人の非をあげつらう気はありませんので引用は致しませんが、あまり感心しないコメントも散見される様に思いますよ。

パプリカパプリカ 2010/01/07 18:40 集団でひとりを虐めるとは・・・・
やはりこういうホームページには軍国主義者がよく集まるんですね
たぶんニートが心の安定のために人を叩いて喜んでるんでしょうけど・・・

傍観してましたけども傍観してましたけども 2010/01/07 19:28 >名無しさん
>主観の相違でしょうね。
そうですね
>あまり感心しないコメントも散見される様に思いますよ。
それは同意。感心しない流れもありますね
 
これからは気をつけて行きたいもんですね
個人の中に取り込んで、反省しておきます

T72T72 2010/01/09 14:41 自称警察力でも実質軍隊なんてのは普通にありますよ。
コスタリカは軍隊を持っていない事になっていますが、コスタリカが軍隊なしを
標榜しているのは国内に潜伏するゲリラ勢力が他国への介入をやらかす問題やらが
あって軍隊がある事になると厄介なので実際は警察の名前で国家警備隊を組織してるだけです。
要するに、ありゃ警察予備軍や自衛隊みたいなもんです。

国家規模が小さいので数値が小さいだけで比率は別に低くもありませんし、
警察には不必要な90mmロケット砲や戦闘車輌、レシプロ攻撃機、
M16アサルトライフル、M60軽機関銃、その他各種火砲なんかを所持し、
国境に大半を貼り付けています。

そして本格紛争時には米軍が介入するので実際には中立には程遠いです。
コスタリカが海外政権を攻撃する拠点になっているから中立だと嘯いて
立場を保とうとしているだけだったりします。

T72T72 2010/01/09 14:53 あと、当然の如く、コスタリカは何度も侵攻を受けています。
むしろ非武装を宣言した当初いきなりニカラグアから侵攻を受けました。
警察民兵を招集して対応し、米国の圧力で紛争を終了させています。
その後にも何度もニカラグアと戦火を交えています。中立宣言した直後にも
死者を出す事態になっており、アメリカに武器の緊急供与を要請して受け取っています。

T72T72 2010/01/09 15:03 基本的に非武装地帯というのはパターンがあって
1.完全な保護領扱いで必要性がないケース
2.勢力としてそもそも軍備不可能な警察力でやっとの村や町レベルな地域
3.むしろ周辺から武装所持を許されない監視地帯
4.非武装とは名ばかりのケース
という形に分けられます。

これらの条件によって各国は非武装状態となっているのが現状で
非武装だから安全だとか、そういう性格のものではありません。
そしてそうなる理由は「大国側の都合」か「台所事情」というのが大半で
とてもじゃないですが平和主義だのというものとは本質的に違います。

軍隊があっても平和主義はありえますが、軍隊がないから平和主義というのは
イコールではないという事です。

solsol 2010/01/09 22:51 ブログ主の意見にはかなり納得。非武装国には必ずそうならざるを得ない理由があるのですね。
別の話だけど、国際機関の誘致とかって、最近じゃテロの標的になりかねないのでは?

u1pu1p 2010/01/11 13:41 長屋が → 長屋へ
群 → 郡

誤字のみ指摘です、すみません。

   2010/01/14 16:54 >パプリカさん
反論できないから名前変えて自己擁護ですか。

ねこもどき ねこもどき  2010/01/15 09:16 >>パプリカ氏
レッテル張りしかできないの?
そんな書き込みをして、恥かしくないの?

>>SOL氏
>>国際機関の誘致とかって、最近じゃテロの標的になりかねないのでは?
場合によっては、やはりテロの標的になると思いますよ
ただ、下手な攻撃は自分達の組織への非難にもつながるので、よほどの事がない限りはやろうとはしないと思います
テロリストは組織力が(国家の力を借りれる)軍隊よりも弱いので、下手に非難を受けて、自分達の組織に協力してくれる人(賛同者)が減ると困りますので

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