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リアリズムと防衛を学ぶ このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

「現在、国際的な緊張というものは、人びとが想像するほど異常なものではない。
実際のところ、主権国家間の正常な関係とは、相互に不信を抱き、
互いに対立する野心を追及することなのである」――A.J.P.テイラー

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2010-03-08

のび太がジャイアンを「抑止」するには? 抑止の種類

 今回も抑止論について少しずつ書いてまいります。前回の記事では「抑止ってなんだ?」ということを少しだけ解説しました。

抑止とは「相手国が戦争に訴えて得られる満足より、戦争に必要なコストの方が大きい」状態にすることで、戦争を思いとどまらせる行為です。今回はこの抑止について、より具体的に見ていきましょう。抑止にはいくつかのタイプがあり、それぞれ特徴があります。これを踏まえることで、国家がどのように戦争を押さえ込んでいるかがよりクリアになるでしょう。


○戦争が起こる3つの理由

 今回は「ドラえもん世界における、「のび太」国がいかにして「ジャイアン」国を抑止するか、という例えで考えてみたいと思います。マンガ「ドラえもん」において、のび太はジャイアンによくぶん殴られております。ジャイアンがのび太をぶん殴る理由はさまざまです。またあるときは「マンガを奪って自分のものにする」ためであり、またあるときは「のび太に腹が立ったから、腹いせにぶん殴る」というような気分的な理由だったりします。のび太とジャイアンをそれぞれ国家だと考えると、この「ぶん殴る」というのが戦争に相当します。

 戦争が起きる原因は3つしかない、それは「利益」か「恐怖」あるいは「名誉」だ、といったのはトゥキディデスという人です。この人は有名な歴史家で、「戦史」という本を書きました。なんと紀元前400年ごろの古代人です。しかし戦争の原因をシンプルに言い当てたことにかけて、これ以上の説明はいまだに出ていない、といっても過言ではありません。人類というのは、この面ではあんまり進歩していないのかもしれません。

 「ジャイアン」国が「のび太」国に戦争をしかける理由も、この3つのいずれか、または複合です。「マンガを取り上げる」というような”物質的利益”を得るためだったり、または「ぶん殴ってすっきりする」といった”精神的利益”を得るためのこともあります。あるいはジャイアン自慢の歌や料理馬鹿にされた”名誉”を回復するため、ということもあるでしょう。ちょっとありそうにない話ですが、のび太に”恐怖”を感じたジャイアンが、恐れのあまり、やられる前にやってしまえとばかり殴りかかることも考えられます。

 が、個々の事情はさておいて、とりあえずそれらは全部「満足」を得るためだとざっくりまとめてしまいましょう。そういった何らかの満足を得るため、のび太国をぶん殴って、言うことを聞かせるわけです。ジャイアン国は武力に訴えることが多く、高い軍事力をもった強国です。のび太国にしばしば戦争を仕掛けてきた、としましょう。


○「のび太」国の懲罰的抑止戦略

 これに対してのび太国側は、自らのマンガからプライドまでいろいろな利益を守るため、ジャイアン国との戦争を避けたい、と考えます。できればジャイアンに「のび太をぶん殴るのは止めておこう」と考えてもらいたい。ぶん殴るのを、思いとどまってほしいのです。そこで抑止戦略を考えます。

 まずは最もベーシックな形として「懲罰的抑止(deterrence by punishment)」が考えられます。体を鍛え、勇気をだして、ジャイアンに負けない強い男の子になります。ジャイアンが無法にも殴りかかってきたならば、殴られっぱなしになるのではなくて、必死になってやり返すぞ、という姿勢を見せます。果敢に反撃してジャイアンをやっつけられるか、勝てはしないまでも、引き分けくらいにはできる程度に強くなります。

 「のび太」国も、マンガ「ドラえもん」第六巻「さようなら、ドラえもん」において、ドラえもんが未来へ帰ってしまう前夜に見せたくらいのガッツをいつも発揮したらどうでしょう。そしてジャイアンへ果敢に”抵抗”するのび太になれば、ジャイアンとしても容易にはケンカをしかけづらくなるでしょう。戦争をしかけた際に自分が受ける被害、つまりコストが上昇するからです。

 最終的にはのび太が負けてしまうとしても、ジャイアンがヘトヘトになるくらい抵抗するとすれば、疲労困憊してやっとマンガ一冊手にいてても割があわないでしょう。これが前回の記事で書いた、戦争の満足よりもコストの方が高くなった状態です。

 そうなると、ジャイアンとしてもできるだけ衝突を避ける方向に動いていくと期待できます。例えば要求を割り引いたり、穏便に交渉をしてマンガを貸してもらう方を考える公算がたかまります。あるいは要求そのものを諦めるかもしれません。

 このように「戦争になったら相手に耐え難い打撃を与える」能力をもち、それを相手に理解させ、戦争を思いとどまらせます。戦争に訴えた相手に”懲罰”を与える能力を保有。「手痛い反撃を受けるから戦争が割に合わない」と相手が考えるよう、誘導するのです。

 これが懲罰的抑止であり、すべての抑止の基本です。現実世界の多くの国は大なり小なりこのタイプの抑止力を保持しています。



○拒否的抑止 「ひらりマント」とミサイル防衛

 とはいえ、のび太がいかに体を鍛えても、ジャイアンを逆にぶっ飛ばすのはちょっと難しいかもしれません。ですが、必ずしもジャイアンに勝つ、あるいは著しいダメージを与えることができなくても、抑止は成立可能です。そのひとつが「拒否的抑止(deterrence by denial)」です。

 ジャイアンが何らかの目的をもって(例えばマンガを奪おうとして)戦争を仕掛けてくるとします。これを打ち負かすほどの力はなくても、その目的達成を不可能にすれば、抑止の成立が期待できます。ドラえもんから「ひらりマント」を借りて、ジャイアンのパンチをすべて回避してしまうのはどうでしょう。ジャイアンを倒すことはできないにしても、こちらが打ち負かされることもなくなります。あるいは、ジャイアンの目的がマンガだけであれば、「殴りかかってきたら、このマンガをどぶに捨てる」と宣言してしまうのもひとつの手です(それによってかえって怒らせないように注意する必要がありますが)。要は、ぶん殴ってきても「思い通りにはならないぞ」ということを示します。

 このように相手の目的達成を”拒否する能力”をもつ方法を「拒否的抑止」といいます。相手が戦争によって得たい「満足」が、手に入らないようにしてしまいます。すると相手は「やるだけ損だ」と判断し、戦争を思いとどまる―と期待できます。

 拒否能力の分かりやすい例としては、日本も導入している「ミサイル防衛」があげられます。相手が弾道ミサイルをちらつかせて威嚇してくるのに対して「弾道ミサイルを撃ってきても、打ち落としてしまうから、そっちの思うようにはならないぞ。だからそんなことしても無駄だぞ」という対抗措置です。

 拒否的抑止に成功した例として、このブログではかつてスイスの例を紹介しました。第二次世界大戦時、スイスはナチスドイツに脅威を受けていました。スイスには、ドイツに反撃をし、大ダメージを与えるような力はありません。しかし国土を守りを固め、いざ戦争になったら自分のトンネルを自分で爆破する準備をして、侵略のメリットを減らしました。これによって、ドイツ側に「スイス侵攻は得られる成果が見合わないであろう*1」(駐スイス・ドイツ公使のキュッヘル)と判断させ、侵略を思いとどまらせました。これについては過去の記事「「中立国の戦い スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標」 - リアリズムと防衛を学ぶに書いたので、ご興味のある方はそちらをご覧ください。


○報償的抑止 「おお、心の友よ!」

 これまでの2つは軍事的な抑止でしたが、こんどは非軍事的な抑止です。相手に戦争を思いとどまらせるかわりに、何かプレゼントをあげます。これを報償的抑止(deterrence by compensation)といいます。

 ぶん殴るのを思いとどまってもらう代わりに、何かジャイアンにプレゼントをします。例えば…もしもマンガを奪わないでくれるなら、ジャイアン・リサイタルチケット販売を手伝う、というのはどうでしょう。「おお、心の友よ!」と喜んで、殴るのを思いとどまってくれるかもしれません。のび太にとってより大事なマンガを守るために、別のものを相手に提供するわけです。リサイタルを手伝いをすれば、ジャイアン以外の友達からたいそう恨まれるかもしれませんが、そんな損よりもマンガを守る方が大事であれば、この方法には合理性がうまれます。

 国際関係でいえば、核兵器の開発を思いとどまらせるかわりに重油原子力発電所を援助してあげる、というような取引です。ただこの方法は、一歩間違えるとただの土下座外交になってしまい、足元をみられる恐れがあります。「おお、リサイタルを手伝ってくれるのか、心の友よ! そんなにオレのことを思ってくれるなら、ついでにあれもしてくれ、これもしてくれ。…で、もちろんマンガもくれるよな」と図に乗られてしまうといけません。西洋のことわざでいう「ネズミミルクをやると、次はクッキーをほしがる」という状態です。そうはならないよう、懲罰的抑止と組み合わせるなどの注意が必要です。


○抑止の仕組みと種類

抑止とは相手国に戦争などの行為を「思いとどまらせる」営みです。そのために防衛力を整備するなどして、相手にとって戦争を「割に合わない」と考えさせます。抑止はもっとも基本的な懲罰的抑止のほか、拒否的、報償的の3タイプにわけられます。それぞれの意味セリフで説明すると、次のようになります。

懲罰的抑止.....もし〜したら、××するぞ!

拒否的抑止.....もし〜しても、◯◯できないぞ。

報償的抑止......もし〜することを思いとどまるなら、△△してあげよう


 このようなメッセージを伝えて相手の判断を誘導します。相手が「やめといた方が合理的だ」と判断したならば、抑止が成功したといえるでしょう。そのために「××するぞ!」と懲罰を与えたり、「○○できないぞ」と言えるだけの拒否能力を備えます。それによって戦争や、それに類する有害な行動を未然に思いとどまらせ、自国の利益が侵害されることを予防します。

 …と、このように論理的にうまくいけばいいのですが、なかなかそうは参りません。なぜなら国力には限界が、抑止には相手があるからです。自国だけでは十分な抑止力を形成できない場合や、お互いに抑止し合うことでかえって国際的緊張が高まり戦争の蓋然性があがってしまうなど、いろいろ不都合なケースがあります

次回はその辺りに話題を移していきたいと思います。


シリーズ「抑止」ってなんだ?

「抑止」ってなんだ? - リアリズムと防衛を学ぶ

のび太がジャイアンを「抑止」するには? 抑止の種類 - リアリズムと防衛を学ぶ

続・のび太がジャイアンを抑止するには? 抑止の発展 - リアリズムと防衛を学ぶ

*1:「中立国の戦い」飯山 幸伸 p140

sasasasa 2010/03/08 23:25 中古のステルス爆撃機って、F−111のことでしょうか。
低空高速侵入は、たしかに最も原始的なステルスではあると思いますが、
それをステルス爆撃機というのは、どうでしょうか。

zyesutazyesuta 2010/03/08 23:50 >>sasaさん
コメントありがとうございます。
そうそう、それです、それ。
しかし言われてみればおっしゃるとおりですね。名前もFですし。
急いで書いた記事はこれだからいかんですな。
ちょっといま考えて訂正している時間がないので、とりあえずいったん該当部分をまるごと消しておきます。

速やかにご指摘いただけて助かりました。今後とも何かお気づきのことがございましたら、教えて下さい!

andrewandersonandrewanderson 2010/03/09 01:56 つ「ジャイアンのかーちゃん」を呼ぶ

huhihinohihuhihinohi 2010/03/09 14:29 つ「ドラえもん」から無敵砲台を借りる

それはスネオや

……出来れば全部ドラえもんの第何話とか出典で説明できるとおもしろかったのに。

PIATPIAT 2010/03/09 15:12 >「さようなら、ドラえもん」
すごーく意地悪な見方をすれば、

「24時間疲れないし眠くもならない薬」を飲む
   ↓
ジャイアンと戦う
   ↓
ジャイアンが殴り疲れて根負けする

という流れなので、厳密にはのび太が独力で勝ったとは言えない展開だったり…。


>ジャイアン・リサイタル
「リタイサル」と脳内変換されてしまう…

>懲罰的抑止
この場合、ドラえもんじゃなくてドラエ・ドリャーノフさんの出番ですな(笑)。

>ジャイアンのかーちゃんを呼ぶ
マジレスすると、「ジャイアン」国による軍事力行使を強制的にキャンセルさせてしまう、という意味では、ここでの「拒否的抑止」の一種と考えられます。
ただし、これは「のび太」国を含め、「ジャイアン」国の周辺諸国が常時随意に発動可能な抑止力ではなく、また「ジャイアン」国もそれを見越して、かーちゃんによる懲罰以降も姿勢改める兆候が見られないことから、あまり有力な抑止手段とは言えないようです。

ところで、ニクメナインを服用するというのは…(ヲ

blackblack 2010/03/09 16:46 こんにちは。最近よく拝見させていただいております。
読んでいてちょっと気になったのですが、軍事の世界では「相手の頭が悪い可能性」というのはどういう風に考えているのでしょうか。今回の例で言えば、「漫画の割に合わない反撃を受けるのに何故か殴っちゃう」とか「ドブに捨てられて何を得られないのに何故か殴っちゃう」とか。

ちゃたちゃた 2010/03/09 17:58 いつも興味深く読ませてもらっています。
ところで、相手に自分を必要不可欠な存在にさせることで、関係悪化=損にさせるような
積極的に相手にコミットすることによる抑止方法は報償的抑止にあたるのでしょうか。

現在の世界的分業が進んだ世界で戦争が起きるはずがない、っていう論者は
経済的結びつきによる戦争抑止が主力な論拠だと思うのですが。

NonrealNonreal 2010/03/09 20:07 はじめまして。
いつも興味深く拝見させて頂いております。

のび太ージャイアン関係で抑止論を展開するって、素晴らしい発想ですね^^読み手にも分かりやすいですし。感服しきりです。

それにしても、設定が面白いせいかいろいろ考えてしまいますね^^
のび太がスネオ他のメンバーと「対ジャイアン同盟」を結成してバランシングを図る:懲罰的抑止と拒否的抑止を含む。のび太の折衝能力、仲間の結束力が問われる。
ジャイアンの腹心であるスネ夫にバック・パッシングする:拒否的抑止。バック・キャッチャーとしてのスネオの能力次第では、のび太はより大きな被害をこうむることも…。

zyesutaさんのおっしゃるとおり、報償的抑止はアピーズメントに陥る危険性があるので、難しいですね…。

長々と失礼しました。
これからも勉強させて頂きます。

zyesutazyesuta 2010/03/09 22:12 みなさまコメントありがとうございます。

>>andrewandersonさん
そこ、非常に重要なポイントですね。次回のテーマです。

>>huhihinohiさん
できればホームミサイルのエピソードは使いたかったのですが、マイナーかなぁと思いとどまりました。でも、「雲の王国」は核抑止の回できっと使います。

>>PIATさん
眠くならない薬…存在を忘れておりました。うぅむ、するとアメリカからのレンドリースで持久した展開ですかね。あと、ニクメナインは究極のソフトパワーですね。さすが22世紀の兵器(違

>>blackさん
はじめまして。それは非常に重要なポイントですね。次々回でとりあげる予定ですが、あまりに重要なテーマすぎていささか私の手には余るのですが、だいたい以下のような感じです。

ご慧眼の通り、抑止論は相手がちゃんと合理的に行動することを前提にしている部分があります。それに対し「国家の意思決定はそんなに論理的でも合理的でもないよ」という反論が数多く為されていて、いずれもかなり説得力があります。これは独裁国家で特に問題になります。

また近年では対テロで特に問題になっています。自爆テロなんていう、自分の生存可能性を自ら捨てる行動をとるテログループに対して、相手の生存への合理的行動に訴える抑止戦略は通用しないんじゃないの、という話です。

ですがそれでも何とかする他ないので、そういった一見すると非合理な行動をするテログループ、おろかな政府であっても、その判断に何らかの方向性があることはあるので、それを鍵にして何とか抑止を成立させられないか、というのがごく最近の問題です。相手の主体、重きを置く価値、文化を見定めること、相手が冷静さを失うほど追い詰めないこと、などがポイントでしょうか。それでも万全は期し難いので、後は抑止より広い手段でのアプローチとの組み合わせですね。

いずれにせよ、相手の不合理性から抑止が失敗する可能性は深刻な問題として認められていて、やれやれ困ったものだね、だましだましやっていくしかないよね、というような感じでしょうか。

>>ちゃたさん
コメントありがとうございます。
ご質問の件、経済をはじめ、さまざまな面で依存した国同士は戦争をしづらい、という議論かと思います。これは(私の理解では)報償的抑止には当たらないです。抑止を考える背景になる、国際的関係、環境レベルの議論になります。

あと、相互依存論がリベラリズム学派よりの世界観からでているのに対し、抑止論はリアリズム学派の世界観を背景にしているので、その意味でもちょっとまた違った筋の話になります。(以上、私の理解なんで、もしかしたら間違ってる部分があるかもです)

>>Nonrealさん
はじめまして。
こちらこそ、Nonrealさんのブログをいつも拝読し、勉強させていただいております。拙記事をお読みいただけて光栄です。

バランシングやバックパッシングに話を発展させるとは、さすがのご着想ですね! あの町内の子供関係はジャイアン中心の一極構造、ジャイアン−その他子供 の関係はバンドワゴンが主ですね。バランシング同盟が発生しないのは覇権国の実力が突出しているのと、何だかんだいってジャイアンは慕われているんじゃないかと思います。なので現状ではバックパッシングもやや難しいでしょうが、もしスネオ国が経済力を軍事力に転化させるか、光栄ある孤立を保っている出来杉国が二極目を形成するならば、町内関係は激動の時代を迎えそうですね。

nekopanda_tarenekopanda_tare 2010/03/09 23:49 『ジャイアン』が『のび太』を抑止するんじゃないですか? 〈パックス・ジャイアーナ〉という形でしょうか。

MikaguraMikagura 2010/03/10 01:38  のび太の同盟相手って言うと、ドラえもんですかね。
 そしてジャイアンの衛星国、本当は何とかしたいけど無理なので腰ぎんちゃくをやっているのがスネオと。

まぁにぃまぁにぃ 2010/03/10 15:34 >>blackさま
 いずれ、本編での解説があるのでしょうが一つ私見を。
抑止力は相手があっての事。頭の悪い相手でも共通の価値観があれば想像・対応可能です。それが、前後見境なく殴って来るのでは抑止できません。後は自衛です。

防衛と抑止、似て非なるものにて期待する効果は同じ。

ブログ主さまの線引き、解釈は分かりませんが単独の抑止力は費用対効果が良くないとやってられません。自己完結できる自衛力を高めて抑止効果を得るってのが主流かと思います。

のび太ならどうする? ブログ主さまの様にうまく説明できない自分がいや・・・。

1/311/31 2010/03/10 15:55 つ「どくさいスイッチ」でジャイアンを消す
つ「ポータブル国会」で「ジャイアンはのび太をいじめてはならない」「ジャイアンはのび太の下僕」という法案を通す

ドラえもんの裏人気秘密道具の2強ですな

秋幸華(チゥ・シンファ)秋幸華(チゥ・シンファ) 2010/03/10 21:27 拝見いたしました。
Nonreal様の御意見と全くの同意見です。読んでて(良い意味で)大笑いしました。
設定が非常に分かりやすくかつ秀逸であります。もちろん他の皆様方も色々と書き込まれているように他にも抑止の種類やそのための手段は色々とあると思いますが、国際社会における安全保障・戦争抑止の考え方を「ドラえもん」の世界に置き換えて学ぶというのは非常に面白い試みであると思います。(でも原作者の藤子先生はどう思われることやら。特にF先生は草葉の陰で苦笑あるいは大笑いされていることでありましょう。(悪い気はされていないと思いますが。))
次回・続編も楽しみにしております。

PS:あと、<パックス・ジャイアーナ>には大笑いしました。
(でも、醒めた目で見れば、ドラえもんの世界において最も「脅威」なのは、ドラえもんが出す様々な秘密道具を最も多く使う、あるいは「悪用」し得る「立場」にいる「のび太」その人であると思いますが。ドラえもんについて、何が一番非現実的かと言えばその秘密道具の性能や設定ではなくて、「現在」においても「未来」においてもその様々な秘密道具を本当の意味で「悪用」する人間が一人も(あるいはほとんど)出てこないところにあると思いますが。(もちろん、のび太その人を含め。(のび太は「子供」だからで済むかも(あるいは言い逃れできるかも)しれませんが………。)))

トットリトットリ 2010/03/12 05:52 F-111は可変翼の戦闘爆撃機でござるよニンニン。
http://ja.wikipedia.org/wiki/F-111_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
ステルス攻撃機はF-117。
http://ja.wikipedia.org/wiki/F-117_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29

あと米空軍の機体は「F=(一般的イメージにおける)戦闘機」とは限りません。

EMEM 2010/03/12 17:53 旧式のステルス爆撃機、というとF-111よりもB-1のイメージがあります。
もっともステルスを第一義に追求したものではなく、結果的に低RCSになった・・・
といった風の機体ですが、F-111よりは文意に沿っていると思います。

zyesutazyesuta 2010/03/12 20:33 >>nekopanda_tareさん
コメントありがとうございます。
今回は一話目なので話を単純にするため、のび太のみが主体、ジャイアン他は外部として扱いましたが、よりきちんと考えれば、仰るとおりジャイアンもまたのび太を抑止していますね。「パクス・ジャイアーナ」は素晴らしい着想ですね。何回か後に、力の分布を説明する際にぜひ使わせていただきたいです。

>>Mikaguraさま
コメントありがとうございます。
同盟については次回でてくると思います。
「ドラえもんは何故のび家に駐留しているのか?」みたいな感じで。

>>まぁにぃさま
解説ありがとうございます! 拙記事のコメント欄が非常に生産的な場となり、嬉しいです。勉強させていただいました。今後ともお気づきのことがございましたら宜しくお願いします。

>>1/31 さま
やー、懐かしいですね。「そうじだいじんだ」には爆笑したものです。

>>秋幸華さま
いつもコメントありがとうございます。お褒めいただき光栄です。
故原作者がどう思われるか、は私の非常に案じているところです。故人の名誉や作品の世界観を汚すような書き方は絶対にしたくないので、あまり突っ込んで書くのはいささかならずためらわれます。一方で例え話としては汎用性がきわめて高いので、その辺りを勘案し、注意して書いて参りたいところです。

>>トットリさん
>>EMさん
ステルス機に関し、情報ありがとうございます。助かります!

grungrun 2010/03/13 23:49 今さらなんですが、静香ちゃんのふるまいがなかなかいいんじゃないかと思って。

基本的にはのび太に友好的で、ある程度はかばうような姿勢を見せているんですが、スネ夫が経済力で囲い込もうとすれば(のび太以外を別荘に招待とか)わりと簡単に乗るし、状況によってはのび太を突き放す(さすがに直接攻撃(笑)は仕掛けないものの)事もよくあったような。

レギュラーキャラ唯一の女の子ということもあって、物語上優遇されてる面が多々ありますが、ああいう立ち回りができることが、重要なんでしょうね。

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