駅.LockyのiPhoneアプリが便利すぎる


電車にまつわるiPhoneアプリはたくさんありますが、駅.Lockyほどかゆいところに手が届くアプリはないと思います。単純明快、「次の電車が来るまであとどれぐらいか、をカウントダウンする」ただそれだけ。
使い方駅選択画面:位置情報から近い駅選択をレコメンドしてくれるし、登録リストから選ぶことも可能。
カウントダウン:ストップウォッチのように、次の電車までの時間を表示。電車のイラストをフリックすれば次の電車も見ることができます。
時刻表:こんなにカンタンにアクセスできる時刻表は見たことがない。

駅.Lockyの画面。カウントダウン・駅選択・時刻表

何がどう便利かというと、「自分が今目指している駅」を軸に設計されていること。普通の乗り替え検索だと、出発駅と到着駅を入力して検索。うまい具合に見つからなければ、時間指定して検索、それでもだめなら時刻表を見たいのだが、また駅入力を迫られる。。何がアクションの度に入力しないといけません。

比べて駅.Lockyだと、最初に選択しておけばその駅を軸に情報をクロールすることができます。最短ルートなどの機能はバッサリ落とし、汎用性を犠牲にして特定のスコープに集中されたデザインは、使っていて惚れ惚れします。

  • 確認が簡単なこと
    • やたらと入力を求められることがない。動線の設計がよく練られている。
  • 時間の鮮度が高い
    • カウントダウン形式なので、毎秒情報がアップデートされます。
  • 具体的な数字で見える化できること。
    • 電車の時間と現在の時間を引き算して・・といままで頭の中でやっていたことをアプリが代行。

この3つが便利さのキーワードになっています。
ISO 9241-11の定義するユーザビリティの定義、「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」をうまくクリアした、ちょっと心をくすぐるアプリだと思います。