日本映画。
壮絶な戦いの後に生き残った、「あずみ」と「ながら」。
しかし、敵方の将・豊臣秀頼は未だ存命であり、豊臣再興を願う豊臣方と、全国統一を計る徳川方との争いの火種は絶えなかった。
そして、徳川方最強の刺客である、あずみとながらの二人にも、豊臣方の追っ手が迫っていた。主君の加藤清正をあずみたちに殺された井上勘兵衛が放った羅刹鴉(らせつからす)十五人衆である。
一度は難を逃れたものの、再び襲われた二人を救ったのは、金角を首領とする野党一味だった。金角の弟、銀角の姿にあずみは自分の目を疑う。その姿は、あの大好きだった「なち」にそっくりだったのだ。つかの間の眠りに就くたびに、昔の記憶に悩まされるあずみ……。
一方、あずみたちが狙う真田昌幸は、人間業とは思えない秘術を操る妖艶な美女「空如」に率いられる忍者集団、上野甲賀衆を身辺警護に雇い入れ、来るべき時に備えていた。
あずみたちの育ての親、月斎こと爺の上司である南光坊天海は、さらなる戦いであずみたちを亡くすことを忍びなく思い、真田昌幸殺害の任を解こうとするが、あずみとながらは使命を全うすると誓う。そして、真田一族の隠れ里である九度山中に詳しい、「くノ一のこずえ」とともに三人で乗り込むのだった。
ついに上野甲賀衆との戦いの火蓋は切って落とされた!
あずみたちと金角、銀角をも巻き込んだ甲賀衆との死闘はいかに!!
ニュースリリースより引用