わんぷり8話。まゆ転入回。メインの視聴者層の4月の不安(入学・転校etc.)と同期するアバンがまずいい。窓から見える空模様の暗さがまたよく、これがラストではよく晴れた夕日になっているという着地のさせ方もサイコーである。これまでの感想でも触れているが、本作ではコミカルな演出にかなりちからが割かれていて、こむぎもいっしょに家をでようとする登校シーンのスローモーションや、駄々こね飛びはねこむぎと、それと連動するいろはの目線など、いちいちおもしろく描写されている。また、わらいだけではなく、転入挨拶前のまゆのつま先での感情表現や、友達の多いいろはと自身を比較するシーンといった繊細な心情をあらわす場面も◎…