キーワードも日記と同じようにコメント欄にコメントができます。キーワード画面にはコメントの数だけが表示され、コメント自体は編集画面でのみ読み書きできます。コメントははてなダイアリー市民でなくてもユーザーならできます。ログインしていないとコメントはできません。
登録者が読むとは限らないので、日記のコメントとはちょっと使い方が違います。自分でそのキーワードを編集したときの説明や、キーワードの削除提案とその話し合いなどに使います。
キーワードの編集は、はてなダイアリー市民なら誰でもできます。キーワード画面の「編集」リンクから、編集画面にいきましょう。
内容を変えて「この内容を登録する」で完了です。
キーワードの編集画面には編集履歴と、そのときのログが残ります。どのユーザーがどんな編集をしたのかがわかります(記録のないものは編集履歴の保存が開始された2003年11月24日以前の編集です)。
編集したキーワードははてなダイアリーキーワード一覧に新着として表示されます。
はてなダイアリーキーワードの説明文は日記と違い、株式会社はてなに知的財産権があるものとされます(利用規約第8条の1と3より)。自分が著作権を主張したいような内容は、登録するのをやめましょう。
また、「誰のためのもの」かについては、第一にはてなダイアリーユーザー間の利便性や、コミュニケーションの促進をするためのものとされています(「はてなダイアリー日記」より)。
ルール的にはありです。他のユーザーの手によって、説明文は徐々に充実していく可能性があります。
またそのキーワードを含むページを探す役割もあります。キーワードは必ずしも字引や百科事典のようになっている必要はありません。
ヘルプのキーワード編集・削除時の責任によると、『キーワードの作成・編集・削除を行う場合には、その作業意図を以後他のユーザーに説明できる責任を負います。
』とあります。
価値観やキーワードとのつきあい方が人によって違うからですが、キーワードは「ルール的にはどちらでも良い」という幅が広いシステムです。話し合いを続けながら更新していけば、やがて必要なキーワードが残り、適切な説明文になっていくだろうという発想に基づいているようです。
そこで、話し合う姿勢があるかどうかが重視されています。どちらでも良いことを決めるので、それが大切なルールになってきます。
削除操作時以外はあまり編集意図を問われることはないと思いますが、もし訊ねられたら答えるようにしましょう。
日記の設定で、いらないと感じたカテゴリーのキーワードを自動リンクしないようにできますが、そのカテゴリーはキーワードの編集画面で変更します。適当なカテゴリーにしてください。カテゴリーについてはキーワード「キーワードカテゴリー」にすべて載っています。
はてなダイアリー市民の投票によりキーワードを評価するスコアがあります。
自分が編集操作に関わったキーワードのスコアは自分のキーワード一覧ページで確認することができます。
日記では設定より低いリンクスコアのキーワードを自動リンクしないように出来ますが、このスコアははてなダイアリー市民の投票で算出されています。
キーワード画面の以下のようなフォームで投票します。
自分の日記で自動リンクしたくないキーワードに「リンク不要」を投票するとスコアが少し下がるでしょう。投票はひとり1票で、反対に投票し直すこともできます(どちらにも投票していない状態には戻れません)。
キーワードが登録されるとき、登録者は「リンク可」に投票した状態になっていますが、「リンク不要」に入れ直すこともできます。そのままだれも「リンク可」に投票しなければスコアは0になります。
2008年10月28日、内容スコアは廃止されました(id:hatenakeyword:20081028:1225181662)。
キーワードは編集画面で、カテゴリーを「削除予定キーワード」に変えると削除予定にできます。
削除予定カテゴリーに移動したキーワードは、日記に自動リンクしなくなります。1週間なにも編集しなければそのまま削除されます。その間に他のカテゴリーに移動すれば、そのまま存続します。
削除予定にキーワードが移動すると、そのキーワードを編集した人全員に、そのことを知らせるメールが送られます。またはてなダイアリーキーワード一覧に新着として表示されます。
キーワードの削除は特に、他の編集者への自発的な意図の説明が求められます。無言削除は嫌がらせにとられかねないので、できるだけ削除理由のコメントなどを残しておきましょう。またキーワードの編集・設定方法で解決できる問題なら、削除での解決にこだわらないようにしましょう。迷惑行為防止のため、ひとりができる削除操作は24時間以内に5回までという制限があります。
というわけで、ルール的にどちらでも良いキーワードのことでユーザー同士の意見が対立した場合、何日もかけて何度でも削除提案と削除提案撤回を続けることができます。話し合いによってなにかの解決方法が決まれば、とりあえず当事者同士で決まった通りにできます。
「編集意図の説明が推奨、聞かれたら答えるのが義務」ですが、ルール上どちらでも良いことを決めるのですから極端な話「私は必要だ」「私は必要でない」という理由でもOKです(相手を説得できるかどうかは別ですが)。公式ルールでないことを公式ルールのように説明するのは反則ですが、公式ルールやシステムから拡大解釈や目的論的解釈(そのルールなどの意図から論を進める)などをして説明すると理解が得られやすいでしょう。
たかがキーワードのこととは言っても利害の対立なので、妥協点が見いだせない場合もあります。話し合いが平行線になったら、どちらかが折れるまで削除合戦です(不毛ですけどね)。本当ははてなダイアリー評議会を開いて多数決で決めると言うシステムがあるのですが、大掛かりすぎるためか、なかなか開いてもらえません。そのうちシステム変更があると思います。
まあ、そんなにすごいことになるのは滅多にないです。とにかく意見交換してみましょう。
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