アルコロジー(Arcology)とは、建築:アーキテクチャ(Architecture)と
生態系:エコロジー(Ecology)を組み合わせた造語で、訳語としては完全環境都市を意味する。
イタリアの建築家パオロ・ソレリ(Paolo Soleri)が提唱し、実際に存在する。
パオロ・ソレリの考えでは、近年の人口増加や資源の浪費などに対応するため
これからの建築物は、省スペースかつエネルギー効率の高いものを目指し
消費されるエネルギーはできるだけ内部で生産させる。
また、都市機能のすべてをまかなえる設備を備えさえ
内部に一種の生態系のようなもの構築することによって
一歩も外に出ることなく、すべてを完結できるように設計するべき。というものである。
SimCity2000では人口5万人程度を収容する各種アルコロジーが登場。
アルコロジーは自身で生活・商業・工業空間を完結させる超高密度小都市的な扱いだった。
(4x4マスは本来400人程度の人口であるが、その100倍以上の人口密度となる)
究極のアルコであるエクソダス・アルコロジーは最終的にはブースターで宇宙へと発射される。