半世紀を超える日本のプロレス史において、2000年代初頭に登場した「ハッスル」は、ギミック満載の派手な演出と高いエンターテインメント性で、既存のプロレスに新基軸を打ち出した。 プロレスファンと総合格闘技ファンのみならず、サラリーマンやOL、家族連れなど、全ての世代を取り込む興行スタイルで人気を得ていた。 そんな「ファイティング・オペラ」に2004年から3年半にわたり参戦し、「愛と美と闘いの女神!インリン様」として花を添えてきたインリン・オブ・ジョイトイ。 5歳下の、プロレス団体「ゼロワンMAX」社員(現在の夫)との抱擁ショットが写真誌に掲載されたのは、2008年4月初旬だった。 取材に対し、イ…