シンボル 鉄杭で実在はかち割られた クズどもが国を治め、乱れまくり 連邦は諸民族を鎌で刈り取る…… ハンマーも使い すべての者の頭を手当たり次第に打っているレーシャ・ベラルースカ、ムィルガ、1947年 レーシャ・ベラルースカ(本名:ラリサ・モロゾワ、生年不明-1948年)が死の前年に書いた詩。ベラルーシのマラジェチナで生まれた教師だった。スターリンの粛清が吹き荒れる1938年、結婚から二か月後、夫アレクセイが逮捕される(その後銃殺)。ラリサ自身も翌年に逮捕され、シベリアでもっとも過酷な収容所マガダン州のムィルガへ送られた。罪状は、民族主義団体「トロイカ」のメンバーだったというものだったが、実際…