Oleksandr Usyk ウクライナのプロボクサー。1987年1月17日生まれ。 ロンドンオリンピックヘビー級金メダリストでロンドンオリンピック後にプロに転向。2018年7月21日にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ・クルーザー級決勝で勝利してWBA・WBC・IBF・WBO世界クルーザー級統一王者となった。
4月21日のスーパーライト級のライアン・ガルシアがWBC王者デヴィン・ヘイニー戦は体重超過をはじめ物議を醸したガルシアがなんとヘイニーを3回もダウンを奪って判定勝ちを収めました。 ガルシアは、前日計量で3.2ポンド(約1.4kg)ものオーバーウェイトで試合に出場しました。 このオーバーウェイトは良くある話で、相手方に罰金としてグラム当たり○○ドルを支払うというものです。 階級制のプロボクシングでは体重超過はフェアな試合とはならず、特に世界タイトルをかけた試合ではなおさらです。 ところがガルシアが体重オーバーで勝ったことで観客も本人も大騒ぎです。 ボクシングのメッカ、アメリカももうそろそろ考えて…
4月ももう中旬。 私の地域ではようやく桜が咲く頃です。 5月の頭はエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が大阪に来たり、カネロvsムンギアがあったり、そして東京ドーム興行があったりと盛りだくさん、今はまだ雌伏の時。 そういえばロドリゲスは勝てば少し滞在し、東京ドームに来るのでしょうか。 同じ階級の4人の王者のうち2人が登場するのだから、こない方がおかしいレベルかもしれませんね。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); さてさて、足元に目を向けると4/13(土)にはLemino放映で初の大阪興業、下町俊貴(グリーンツダ)vsデカナル…
ボクシングという競技は非常に因果なものです。 「暴力を振るってはいけません」というのは世界的に見てひどく当たり前のことで、大人になって「暴力を振るってはいけません」と教わる人なんていないでしょう。あ、いるのかもしれませんけど、一般的にはもっと早い段階でクリアしているべきことです。 それでも私たちボクシングファンは、そのスキルやら何やらとか言いつつ、結局は殴り合いを見ているのです。 ということでいつの時代もエキサイティングなファイターは求められます。 イサック・クルスが大きな声援を受けるのはその攻撃性であり、井上尚弥の試合を決め切る能力は世界で称賛されています。 ということで今回のブログは、Th…
もうすぐ春ですね!!! いや、暦の上ではもう春ですね。 2023年にはPFPキングが中3日で登場する、というとんでもないファイトウィークがありましたが、2024年のそれは長く、またさらに興味深いものです。 そして今回ももちろん日本のボクシングファンにとっての中心はナオヤ・イノウェイですが、その前後1ヶ月ちょいくらいのところでこの世の終わりかと思うくらいの注目試合が目白押し。 ということで今回のブログは、2024年上半期に行われる注目試合をピックアップしていきます。(全て現地時間) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 3/2 ルイ…
これは「決定」と見て良いのでしょう。 本日(日本時間2/4)、薬物疑惑ゴリゴリのコナー・ベンの登場、ジョシュア・ブアツィの復帰戦等々の興行がありましたが、論じたいのは全くそこではありません。 待望のアルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル、これ以上のカードは間違いなく無い、というほどのライトヘビー級頂上決戦の発表です。 いつから、このカードを待っていたのでしょうか。 こういうビッグマッチが決まる時、その多くは遅きに失する傾向にありますが、サウジアラビアという超大金持ちの登場でビッグマッチは世界的に一気に加速。 ということで今回のブログは、とうとう決まったベテルビエフvsビボルについて。 …
【2024年2月分を更新】 見れる可能性のあるものをピックアップしてあります。 多分、アップされてすぐに見ると1月のカレンダーになっていると思いますが、ナビゲーションボタンをクリックして2月に変更して御覧ください。 間違い、足りていない興行等があればコメントで教えて下さい。よろしくおねがいします。 【スケジュール】 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 【国内戦注目!】 1月の国内最大注目カードはAmazonプライムのLIVE BOXINGだったわけですが、2月も同じくAmazonプライムの興行は大注目です。 2/24、今回は土曜…
いよいよ今週はアルツール・ベテルビエフvsカラム・スミス。 セミファイナルにジェイソン・マロニーvsサウル・サンチェスという日本のボクシングファンにとって大いに関係のあるファイトを含むこの興行は、カナダ・ケベック州で開催される大注目興行です。 そんな楽しみな週末を目の前にして、今回もいくつかのニュースをピックアップ。 ↓週末のプレビューはこちら boxingcafe.hatenablog.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 可能性は「サウジアラビア」 さてさて、まずはボブ・アラム氏の話から。 ボブ・アラムは「ジャーボンタ…
The Ring、BoxingScene、そしてESPN。 世界に名だたる、というか、個人的にこの3媒体を押さえておけばOK!と思っているメディアで、井上尚弥はFighter of the yearに選出されました。 2023年、井上尚弥はスティーブン・フルトン(アメリカ)、マーロン・タパレス(フィリピン)という2人の統一王者を全く寄せ付けずノックアウト、まさに議論の余地なき世界王者となりました。 未だかつてこれほど強さを見せてくれる日本人王者は皆無であり、2024年にも更なる躍進が期待できます。 ここのところで、井上尚弥の希望で唯一叶っていないことは「年間3試合」。このことは井上本人の希望で…
総合格闘技UFCの元ヘビー級王者のフランシス・ガヌー(37、カメルーン)が元WBA&WBO&IBFの3団体統一ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(34、英国)と今年3月8日にサウジアラビア・リヤドのキングダムアリーナでボクシングの10回戦で対戦することを5日(日本時間6日)、サウジのスポーツエンターテインメント庁のターキー・アラルシク長官が発表した。ガヌーは昨年10月にWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(35、英国)とボクシングルールで対戦。1-2で判定負けしたが、ダウンを奪うなどの大善戦を見せてWBCが世界ランキング10位に入れて物議を醸した。異色マッチの第二弾がまたヘビー級のビ…
米国視察から帰国したRIZINの榊原信行CEOが、PFLに買収されたBellatorの今後について「米国以外の大会」として「日本大会の開催」の可能性を語った。また、PFLのドン・デイヴィス会長も、RIZINとの大晦日の共催について語った。 2023年11月24日(日本時間25日)、米国ワシントンで開催された『PFL 10: 2023 PFL World Championship』では、6階級の2023年王者が誕生。会場に訪れたBellator王者とフェイスオフを行うなど、「チャンピオンvs.チャンピオン」の期待を高めた。 実は、大会前に、PFLの創業者&共同オーナーのドン・デイヴィスは、買収し…
今月13日(月・現地時間)からウズベキスタン・タシケントで開かれているプロボクシングWBC(世界ボクシング評議会)の総会で、元UFCヘビー級王者フランシス・ガヌー(カメルーン)の”ヘビー級世界ランク10位”が決定した。英デイリーメール紙が報じ、Xでは総会でのランキング決定時の写真も出回っている。 ガヌーは10月28日(現地時間)サウジアラビアのリヤドにて、WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリーとのノンタイトル10回戦で対決。 3Rにはガヌーがダウンを奪い、フューリーを圧倒するラウンドもあった。結果、判定2-1の僅差で敗北したが、その功績が反映された形となった。 ガヌーの下の11位は、リオ五…
アンソニー・ジョシュア(イギリス)とデオンテイ・ワイルダー(アメリカ)は12月23日に戦う予定です。 ただし、お互いに対戦するわけではありません。 BoxingScene.comは、元ヘビー級タイトリストの一対が同じショーに出演する計画と対戦相手が確定していることを確認しました。複数の情報源によれば、ジョシュアはオット・ワリンとの試合について進行中の交渉中であり、一方、ワイルダーは元WBOヘビー級ベルト保持者のジョセフ・パーカーと対戦することになりそうです。リヤド、サウジアラビアでの開催が予定されています。 ↓ソース www.boxingscene.com (adsbygoogle = win…
ここ最近は国内FOTY候補、ビッグアップセットと熱戦続くボクシング界。 それらの「その後」もまだまだ続報が続いている状態です。 そんなわけで今回のブログはいくつかの続報ニュースと、今週発表された新たなニュースをピックアップ。 井岡vsエストラーダの開催可能性を妨げる二つの要因 まずはWBA・WBC世界スーパーフライ級王座統一戦。 WBA王者、井岡一翔(志成)がかねてから望んでいたWBC王者、ファン・フランシス・エストラーダ(メキシコ)戦は「実現可能性が低い」ということがわかった、というニュース。 「交渉が劇的に停滞している」とされるこのニュースは、著名なライターであるジェイク・ドノバン氏が書い…
タイソン・フューリー(イギリス)vsフランシス・ガヌー(カメルーン)の試合は未だ見ていません。なかなかその時間が取れないというのが一つの理由であり、1,500円というボクシングを見るために使うお金としては全く大きくないお金を使うことが勿体無いと思っているわけでもないのですが、さほど興味のある試合ではないというのも一つの理由。 それでも、ガヌーのパフォーマンスはまだまだ話題を持っています。 現代において、新興勢力ながらもボクシング配信において一つの地位を確立したと言っても良いDAZN、その背景にあるのはマッチルームというエディ・ハーン主催のプロモーターですが、そのマッチルームがガヌーのボクシング…
タイソン・フューリーvsフランシス・ガヌーという戦いが、話題の一つとなっていたようです。 アメリカではESPNのPPVだったのですが、日本ではDAZNのPPVだったそうで。興味がなさすぎて、見れるの知らなかった。。。 ともあれ、試合はフューリーがダウンするなど波乱の展開だったらしく、フューリーは辛くもスプリットの判定をものにしたようです。 。。。スプリットてwボクシングファンとしてはなんだか恥ずかしいですね。ガヌーというMMAファイターが強かったみたいですが。 「マイク・タイソン」の名をルーツに持つがためなのか、精神的に不安定な部分のあるフューリーは、まあこういうこともあるんですね。あとはこの…