ヴィーターリー・カネフスキー Vitali Kanevsky ロシアの映画監督。
1935年旧ソ連・スーチャン生まれ。無実の罪で8年間の投獄生活を送り、不遇の時を過ごす。才能は無視され、わずか2本の短編を監督するに留まった。アレクセイ・ゲルマン監督に認められ、念願の企画が再開、53歳の長編第一作『動くな、死ね、甦れ!』。遅れてきた天才監督にカンヌ国際映画祭はカメラドールを贈った。研ぎ澄まされた感性と残酷な美しさ、過去が同時に今日でもある、映像の奇跡を生み出せる作家。
ぼくら、20世紀の子供たち (兼脚本/’93)
ひとりで生きる (兼脚本/’91)
動くな、死ね、甦れ! (兼脚本/’89)