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カンラン石

(サイエンス)
かんらんせき

・地球型惑星に広くみられる鉱物。地球上では玄武岩、かんらん岩、斑レイ岩中に普通に見られ角柱状である。隕石中や月中の石にも普通に見られるが、地球で形成されたかんらん石とは異なり球状組織を示す。


・SiO4四面体で作られる骨格にマグネシウムや鉄が一定の間隔で入っている。マグネシウムや鉄はニッケルやマンガンで置き換わる。鉄の量が多くなると、ニッケルやマンガンで置き換わるときに電荷の不足が生じる。


・球状組織の成因として、宇宙空間では真空に近いので表面張力の効果が地表に比べ大きくなり結果球状になる。また、温度が非常に高い状態で急激に冷却されることで球晶ができるとも考えられる。

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